断食・少食・ダイエット日記

週一回ほどの一日半断食と少食で、どのように変化するか。

再挑戦を宣言

2010-04-09 | 一日半断食
かれこれ一ヶ月近く、更新をしなかった。その後、一週間に一回のペースで一日半断食を2回ほど行なった。しかし、この2週間ほどは行なっていない。再開したころのモチベーションが落ちてきているのも原因だろう。

今日も、断食を行なう予定でいたが、「残っているカレーがもったいないから」などと理由をつけて、カレーライスで昼食を食べてしまい、あっけなく中断した。この2週間ほどは、このパターンで断食ができていない。

そこで明日は必ず実現することを、ここに宣言してしまおう。一日半断食を続ける意志を強めるためもあって、このブログを始めたのだから。

幸い、更新していなかった一ヶ月の間にも、日に平均20人ほどの人がこのブログに立ち寄ってくれていて、やはりこのテーマは関心が高いのだな実感。それも励みになって、再度、少なくとも週に一回の一日半断食を再開する気持になっている。

『脳がよみがえる断食力』(山田豊文)

2010-04-09 | 断食・少食関係の本
◆『脳がよみがえる断食力 (青春新書INTELLIGENCE)

断食の様々な効果について、その生理学的な根拠についても詳しく解説しており、充分に説得力がある。この本でとくに強調しているのは、断食が総合的な「脳力」を高めるということである。つまり、断食後に頭が冴え、記憶力や理解力が増すというのである。

著者自身が、若き日にある病気に悩まされていた。病院を転々としたが悪化するばかりだった。ある雑誌で断食で病気を克服した体験記を読んで自分も実践した。母に野菜ジュースをつくってもらい、数日間それだけで過ごした。その結果、病気はウソのように治り、身長も急に伸び、成績もよくなった。その不思議な体験が人生を変えたという。ちなみに断食や少食の良さを説くこの分野のリーダーたちも、自分の病気を断食で治した経験を持つ人が多い。『少食の力』の甲田光雄や、『「半断食」健康法 』の石原 結實などである。

多くの体験者が断食後に「頭も体も生まれ変わった気がする」と言う。爽快感や自由感、充実感をもち、イライラしなくる。自分らしさを取り戻し、何にでも感動できるようになるという。断食で脳が活性化する理由として、断食は脳に必要な栄養、とくに糖分の栄養が絶たれことで、シャペロン(タンパク質の変性を阻止し、修復をする)が種チュするからではないかと、著者は考えている。また断食によって「ケトン体が体内に生ずると脳のα派が増えるという相関関係が確認され、そのメカニズムについても詳しく語られているが、ここでは詳しく紹介できないので本を読んでもらうほかない。

この本では、断食のデトックス(解毒)効果も強調され、その科学的な根拠も述べられている。印象深かったのは、1968年、九州・福岡を中心に起った「カネミ油症事件」だ。九州大学との共同研究の結果、政府はPCB中毒の治療法として、断食療法を正式に採用し、「断食療法、ほぼ9割の効果」と当時の新聞でも報道されたという。有害物質は脂肪に蓄積されやすい。断食でその脂肪が燃えてエネルギーを作ると、蓄積された有害物質は、血液中に遊離して肝臓から体外へ排出されるのだ。

とこあれこの本を読んで私自身、再度断食に挑戦する気持になった。