Dr.でぶ+ブログ・・・・・『でぶログ?』

超カープファンの酔いどれ管理人です。西川龍馬を応援しよります。

NHK俳句【天の川】の回を見て・・・

2021年09月05日 09時00分00秒 | 俳句(俳句道場・俳句ポスト・俳句生活)など
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広島ブログ


先日、NHK俳句の兼題【天の川】の回の録画を見ましてね。

岸本尚毅先生の選ぶ入選9句の中に、こんな句がありました。


その日まで草刈りをする天の川

この句の解説として、岸本尚毅先生は

『その日まで・・をどう解釈するかだが【草刈りのできなくなってしまうその日まで】と言う意味、
いわゆる【お迎えが来る日まで】と鑑賞したい』
と仰ってました。

なるほど。

でもオイラはこの句を見た瞬間、全く別の鑑賞をしまして。

オイラは

『その日まで・・・とは、七夕の事で、織姫に逢うその日までに、彦星が天の川のほとりの草刈りをしているんだろうか・・・』
と思いました。

メルヒェンロマンチスターですけぇwww

もちろん、岸本先生の鑑賞やオイラの鑑賞とは全く違う鑑賞をする方もいらっしゃると思います。

でもね、俳句の解釈・鑑賞ってそれでいいと思うんですよね。

この句の場合『その日まで』として具体的に何かを表現していないから、岸本先生のような鑑賞や
オイラのような鑑賞もできると思うんですよね。
何でもかんでも具体的な描写が必要という訳じゃなく、時には対象をボヤかすことで
読み手に色々と想像させる余白を持たせて、句の広がりができると思うんですよ。

もちろん、プレバトとかでは『〇〇と言うことが言いたいんだろ?書くんだよ、それを!』と夏井組長に怒られる場面もあります。
ただそれは、あまりにも作者の思いとかけ離れた表現だからだと思う。
具体的に書きすぎると、それは単なる説明文でしか無くなると思います。

出来るだけ具体的な描写をせず『あ、この〇〇は多分アレの事だね』と読み手に託す事も必要だと思うんです。

オイラはwww



・・・え?間違ってないよね?←誰に聞いてんだ


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4 コメント

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Unknown (⑦パパ)
2021-09-05 09:22:23
今は無いがプレバトで子供とレギュラーの対決に、他の
俳人の先生方がゲストででて、鑑賞の違いでバトルこと
がありましたよね。あれ大好きです。プロでも鑑賞が違
いで、ボツ句が他で特選3句に選ばれたりしますからね。

因みにこの句の「天の川」を「織姫伝説」と取るか「秋の澄み切った夜空の無数の星」と取るかですよね。
僕は「澄み切った無数の星」に取ったので、星になった父、
もしくは祖父、を思いました。
返信する
⑦パパさんへ (Dr.でぶ)
2021-09-05 13:09:49
>今は無いがプレバトで子供とレギュラーの対決に、
>他の俳人の先生方がゲストででて、鑑賞の違いでバトルことがありましたよね。あれ大好きです。
ありましたよねー!宇多先生と・・・高野先生だったかの鑑賞バトル!面白かった。

>プロでも鑑賞が違いで、ボツ句が他で特選3句に選ばれたりしますからね。
そうなんですよね。『鑑賞』には決まったものはない、と言うことですよね。
思いがけず作者の意図より良い鑑賞してもらったり。

>因みにこの句の「天の川」を「織姫伝説」と取るか「秋の澄み切った夜空の無数の星」と取るかですよね。
そうそう。それだけで鑑賞ちがってくるし。

>僕は「澄み切った無数の星」に取ったので、星になった父、
>もしくは祖父、を思いました。
違う方向性の鑑賞ですね!でもそれも良いなぁ。
作文や絵画と違って、17の言葉だけで場面を描くのが俳句で
それを見て一人一人感じることはよほどわかりやすい中身じゃない限り
鑑賞は違って当然だと思います。
返信する
Unknown (ソフィー)
2021-09-05 19:43:10
プレバトの鑑賞コーナーは知りませんでした
そのころはまだプレバト見ていなかったと思います
木曜日は疲れがピークで ぐだぐだDAYでした
木曜日がお楽しみ プレバトDAYになったのは退職後です。

私は「その日」は死ぬ日とよみました。その日までしっかりと働き すっきりその日を迎えたい。そんなふうに思います。「寒海苔」のときも 「ぽっくり死ぬ日」を読み込みました。私くらいになると いかにすっきり逝けるかってものすごく心を中を占めている問題なのでそうよむのでしょう。

でぶさんのよみとりは素敵です。こころが柔らかい証拠です。勉強会にも「恋」を思わせる句がでてきますが わたしはさかさにふってもでてこない・・・われながら枯山水・・・もうすこしでぶさんみたいに潤わねば!
返信する
ソフィーさんへ (Dr.でぶ)
2021-09-05 23:01:44
>木曜日は疲れがピークで ぐだぐだDAYでした
>木曜日がお楽しみ プレバトDAYになったのは退職後です。
オイラもそうですよ。プレバトという番組は知ってましたが見てなくて、俳句に興味持ち始めて
見始めたクチですけぇ。

>私は「その日」は死ぬ日とよみました。
>その日までしっかりと働き すっきりその日を迎えたい。そんなふうに思います。
岸本先生と基本的に同じ解釈ですね。

>「寒海苔」のときも 「ぽっくり死ぬ日」を読み込みました。
>私くらいになると いかにすっきり逝けるかってものすごく心を中を占めている問題なのでそうよむのでしょう。
いやいや、オイラだって毎回の兼題でまず浮かぶのは『死』との取り合わせですからね。←マジで
年齢を重ねたとかは関係ないと思いますよ。
人間誰しも生への執着心もあれば、痛い痒い言わずにぽっくり・・・て考えるものじゃないですかね?

>でぶさんのよみとりは素敵です。
んまぁ!ありがとうございます!

>こころが柔らかい証拠です。
その分、頭が硬いです(爆)

>勉強会にも「恋」を思わせる句がでてきますが
>わたしはさかさにふってもでてこない・・・
逆さに振ろうとするからですよ。
無理せず自然に思うがままの気持を詠めば、きっと淡い恋の句とかが『ぽん!』って出てきますよ。

>われながら枯山水・・・もうすこしでぶさんみたいに潤わねば!
オイラの潤いは、顔面の脂と背脂で出来とんじゃけど
そんな潤いでええの?(爆)
返信する

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