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パライソ -プカルパ、ペルー-

2007年07月28日 | Around the world 2005-2007
リマからプカルパまで移動はうんざりするぐらい長かった。午後6時に出発したバスは最初、順調に進み続けた。だが、景色が熱帯のそれに変化し始めたころ、降り始めた雨が土砂崩れを引き起こし、バスは中々、進まなくなった。渋滞の主な原因はどうも一方通行になった道路を互いに譲り合わないか、どちらか一方が強引に突っ込んだために、進むことも戻ることもできない、まぁ、今までもよく見てきたありきたりな?渋滞風景だった。
結局、通常なら20時間程度のところを30時間かかってバスはプカルパに到着した。ゆったりした座席だったおかげでそこまで疲れなかったが久々の長時間移動に少々うんざりして、帰りは飛行機を使おうかなと早速軟弱なことを考え始めた。
しかし、プカルパにきてそんなうんざりしたことは全て忘れてしまった。おお、パライソ、プカルパは天国だ。久々に来た熱帯地域は自分にとっては暑さにまいるよりも、そのまとわりつくような熱気が嬉しくてたまらなかった。Tシャツ一枚でも暑いぐらいの気候の中、街中には街の規模と比較して考えると多すぎるのではと思う量のバイタクが走り回り、人々も暑い所だけに服装も性格も開放的で陽気だ。活気溢れる街を久々に夢中で歩き回った。


 
 大量のバイタクが走りまくる街中。
 供給過多と思いきや、意外と乗車率高し。


 
 メルカド内。


      
 食堂の看板とセットメニューのスープ。
 気候は変わっても食べているものはだいたい同じ。若干、こっちのがうまい気がするけど。
 ペルーの大衆食堂で食べると大抵スープもセットでついてくる。大体3~4ソル。
 いまだに簡単なスペイン語も読めないので指差しで注文しています…。


              
              メルカドの商店で。
              ジャングル系の何に使うかよくわからないものが並んでいる。


 


       


 
 プカルパの側を流れるウカヤリ川。


 
 川沿いには船でジャングルから運ばれてくる作物が並んでいて、その場で取引がされている。
 主にバナナが多い。生食用と調理用があるみたい。


 


 
 バイクや材木なども運ばれていて、活気がある川沿い。貨物だけでなく、客船も運航されている。
 ここからアマゾン川入り口の町、イキトスへは4、5日間でいける。
 自分は最初、ここがアマゾンだと思い、はしゃいでいたが、
 プカルパはまだ入り口にも差し掛かっていなかった・・・。


 


 


 
 出航待ちの船の上。


 
 川沿いの道。
 川に沿ってスラムっぽい家屋が並んでいるけど、個人的には危険な感じはなし。
 歩いているといきなり話しかけてきて、地酒を振舞ってくれる陽気なオヤジたちが生息している。


       
       川沿いに広がる公園。


 


       
       川沿いの屋台で飼われていたサルさんとそこの子供。
       ワカチナでよく一緒にいたアレハンドロも同じ種類のサルを飼っていた。
       かなり人懐っこいサルでいきなり寄っていっても平気で肩に載ってきたりする。
       なんていう種類なんだろう。飼いたくなってしまった。。。


プカルパに3泊して、本当の目的地であるサンフランシスコ村へと。

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