ニューヨーク その2

その1からの続きです。


　　　　
　日曜日のユニオン・スクエアで。


　
　ユニオン・スクエア近くで。シャボン玉銃売りのおっさん。


　
　ダウンタウンの公園で。
　ＮＹにはリスさんがそこら中にいる。
　大都市だけど、公園が点在していて、ほっと息抜きできる空間もある。
　デリで買ったサンドイッチを公園で食べるなんていいだろうねー、なぜかやっていないが。


　　　　
　セントラルパークで。
　鬼のように賃貸料が高騰しているという、間違いなく土地が不足しているだろうマンハッタンだが、
　そのど真ん中にある恐ろしく広大な公園、セントラルパーク。
　高層ビルのジャングルからくると完全に別世界。
　素晴らしいところだ。


　
　ハーレムで。
　なんかここでは写真を撮るのはあんまりよろしくないようです。
　路上で撮っていたら、2回注意をされてしまった・・・。
　それが黒人中心のコミュニティってことなんだろうか。


　
　ハーレム近くにあった高架橋。
　うーん、アメリカンな感じの建造物だ。
　思い込みが激しい性格なので、何でもかんでもアメリカンに見えてしまう節もあるが・・・。
　間近で見ると塗装がはげていたり、結構ボロいですが、
　表面的なことでなく、本質がしっかりしていればいいという、
　アメリカ的な思想を感じたので載せてみる。
　どっかの国とは正反対の考えだね～。
　ちゃんとニュース読んでないけど、
　日本の政治やその報道を見ていると茶番劇をやっているようにしか思えないんですが。
　まぁ、最近、どこだか忘れてしまったが、アメリカ国内の橋が落ちていたけど。
　マンハッタン地区とクィーンズ地区を結ぶ地下鉄の高架橋も列車が徐行をしながら走り、
　がたがたと激しい振動が伝わってきて、かなり危なっかしい・・・。
　ＮＹはアメリカの中でもかなり特殊な場所だろうけど、色々と変わってきてるんでしょうか、この国も。


　　　　　　　　　　　　　　　　
　国連にあった案内板。
　アラビア語、フランス語、中国語、ロシア語、英語、スペイン語・・・、ってなんで日本語がないんじゃ!!
　MoMAにもメトロポリタン美術館にもあった日本語パンフレットもない。
　安保理常任理事国じゃないからですか、核を持ってないからですか。
　まともに金払ってない国がある中で、一番金払いがいい国はどこだと思ってんだ、こら。
　まぁ、国連加盟の国の言語、全てを表記できる訳ないから、別にいいんだけどさ。
　(UPする時に調べてみたら、この6言語が国連公用語なんだね。無知ですんませんでした。)
　しかし、「United Nations」が日本語になると、なんで「国際連合」なんだろ。
　中国語だと「連合国」にちゃんとなってるぞ。
　文句や批判を連発していますが、支援や救援活動はちゃんとやっているとして、
　超重要案件になると結局、何の力も発揮しない組織なら解消して、
　さっさと新しい組織を作った方がいいと思うのであります。
　現実問題、「連合国」は絶対に手放さないけどさ。


　
　交通整理の警官。
　意外と秩序のないＮＹの道路。
　赤に変わる間近でも、がんがん突っ込んでいくので、
　交差点が塞がれて、車の通行ができなくなってしまうのを整理するために配備されているらしい。
　信号が青に変わって、少し発進が遅れていると、後ろの車がクラクションを鳴らしながら、
　「Fuck!!」って叫んでいるのを何回か見かけた。
　この町にはファックが溢れている。
　他に語彙はないのかと思うぐらいみんなファック、ファックいっている・・・。
　まぁ、使っているのは悪い意味ではないけど。
　もはやスラングとかではなく、立派な標準語。


　
　ミッドタウン、5番街付近で。


　
　ハドソン川。


　
　同じくハドソン川上空を飛ぶ多分、軍用ヘリ。
　なんだか、ここで『ワルキューレーの行進』を大音量で流して、
　その後で映画『地獄の黙示録』を見たくなった・・・。


　
　チェルシー近くのコリアンタウンで偶然やっていたお祭り。
　「農者天下」と書かれた垂れ幕を掲げて踊っていたので　農民の祭りかなと思ったが、
　どうも2018年冬季五輪の誘致活動の一環らしい。
　ついでに韓国料理も食べてきた。やっぱり旨い。ただ中華に比べると大分高かった・・・。


　
　ビル、ビル、ビル。
　ウォール街とかミッドタウンらへんは、道路の両側全て高層建築でかなり壮観な景色です。
　ツインタワーがあった頃はもっとすごかったんだろうな。


　
　ロックフェラーセンターから見たマンハッタン全景。
　セントラルパーク方面、北側の景色。
　学生証を使って、5ドルぐらいだろうと思っていたら、なんと17.5ドルもしやがんの。
　悩んだ末に巨費？を投じて見てきました。


　
　南側。
　中央上に見えるのがエンパイヤーステイトビル、
　その奥にウォール街を含む、ファイナンシャルディストリクト地区が見える。
　1920、30年代には既に、全部ではないが、こんな高層ビル群が建っていたんだから、
　やはりアメリカはすごい国だ。
　でも、以前、六本木ヒルズから見た東京の景色のほうがもっと衝撃的だったかもしれない。
　東京はあれを5、60年で作っちゃったんだからね。


散歩をしていて、街並みを眺めたり、人間観察をしたりするだけでも面白いけど、ＮＹではストリートパフォーマンスもミッドタウンらへんよくやっている。自分はその方面に疎いので、よくわからないけど、レベルも高いと思う。
黒人たちのダンスや演奏は思わず、足を止めて、見入ったり、聴き入ったりしてしまう。特に、ダンスは目を丸くしてしまうようなものが見られる。もう、動きが同じ人間とは思えない。いわゆるブレイクダンスってやつだけど、腕一本で体がありえん回転をしている。この人たちの身体能力には驚愕の一言だ。こんなもんを見せつけられた後だと特に、黒人とは絶対に争いあいたくないと思う。黒人には天地が裂けても勝てる気がしない。
場所も考えていて、５番街やタイムズ・スクエア周辺など賑やかなところでは、おっちゃんが一人でドラムをシブく、激しく叩いていたり、管楽器のバンドがこれも激しい演奏を披露していたりする。セントラルパークとかゆっくりした空間ではギターとウッドベース、ドラムで柔らかい音楽が奏でられている。
大都会のＮＹだけど、地下鉄の車内で突然、演奏が始まることもある。これもいい感じで一曲終わると思わず、拍手をしたくなる。実際に拍手が起きて、金もぽんぽんと投げ込まれる。
フランスのマルセイユの路上やパリの地下鉄でも、小型のアンプ内臓スピーカー片手に歌っている人がいたけど、芸術が育つところには、基本的にそういうことを受け入れる土壌があるんだと思う。日本でこれやっても、みんなシラーっとして、駅員に文句言われて終わりだよね・・・。ここ2、3年の日本の現状を知りませんが、自分は。


　
　ストリートダンサー。


　


　　　　　
　子供とか口を開いてポカーンとしています。
　自分もポカーンとしてたけど。


野球もかなり楽しめた。メッツの本拠地、シーア・スタジアムは天然芝がきれい球場だった。ボールパークって呼ばれる理由もよくわかる。やっぱり野球場はドームじゃなくて、屋外がいい。人工芝じゃなくて、天然の方が断然いい。
試合も白熱したもので、一旦、メッツが追いつかれた後に8回裏、勝ち越しタイムリー、9回はクローザーが3者凡退で締め、メッツが4-3で勝利した。
自分は日本の応援スタイルも嫌いではないけど、観客の観戦スタイルにも好感が持てた。まず、ボールの音が聞こえるから、野球が集中して見られる。他の観客もちゃんと見ている人が多いから、審判が微妙な判定をしたり、味方投手が大事な場面で打たれたりする即座にブーイング、いいプレーが出ると、立ち上がって、絵に描いたようなアメリカンなリアクションが飛び出る。個人的にはそっちの方が面白くて、うわー、もろアメリカじゃねーかって、一人でゲラゲラ笑っていたけど。
と、ここまで書いて、ヤンキーススタジアムにもいってきました。
まず、一番安い席がシーアに比べると、日本の外野席に位置していて、さらに視線が低いから、少し見にくい。
観客も、あるいはメッツに比べると、観光地的な要素が強いからかもしれないが、なんか球場全体が試合に集中していないというか、だらけた感じがした。前半はアウトを取ると拍手が起きていたのに、後半は起きなかったもんね。
試合自体も走塁ミスのアウトが3回もあり、押し出しフォアボールありで、ちょっとつまらん試合だった。あとヤンキースの捕手ポサダ、マウンドに行きすぎだ、テンポが悪くなる。
同じＮＹのチームで、ヤンキースに比べると地味なチームではあるが、メッツの方が、オラが町のチームって感じで自分は好きです。
松井のホームランを見られたのは良かったけどね。


　
　シーア・スタジアム。


あと、個人的にちょっと嬉しいというか、散歩していて、よく道を尋ねられたり、駅で切符の買い方を聞かれたりする。別に自分じゃなくてもいいだろうというシュチュエーションで尋ねてくる。もしかしたら、よくあることなのかな。
もちろんこっちもほとんどのことは分かる訳ないので大抵は「ごめーん、俺もわからん」としか答えられないけど、なんかこの町に馴染めているというか、住人だと思われると、そんなことで気分が良くなって、ムフフと喜んでいるのです。

あれ、書いていたらもう今週になってるじゃんか。
んん、最後まで遅々とした更新・・・。
もっと写真アップしたいんだけど、ちょっと無理です。。。
これ以上やろうとすると、自分の処理速度ではヒッキーにならざるを得ない・・・。
では、あともうちょっとＮＹを楽しんできます。