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インティライミ -クスコ、ペルー-

2007年06月27日 | Around the world 2005-2007
スーさんに会う。それを主目的として、ラパスからティティカ湖周辺の町を飛ばしてクスコへやってきた。コパカバーナもプーノも待ってくれるけど、スーさんは気づけばどこかへとワープしてしまっているだろうw。
スーさんにも無事、会えてかなり楽しませてもらったが、ボリビア内で立てていた大雑把な予定ではクスコには6月24日以降に行くつもりでいた。というのもそれまではクスコは祭りで混雑していると思っていたからだ。しかし、実際に来てみると想像していたほどの混雑はなく、街中にしろ、パレード会場のアルマス広場にしろ、雰囲気的には程よい混み具合だった。祭り自体には特別な興味も持っていなかったが、単純に色鮮やかな民族衣装がたくさん見られて面白いものだった。
6月中旬から下旬24日にかけてクスコで行われていた祭り、インティライミ(太陽の祭り)で撮った写真です。


インティライミがどんな祭りか、というと…、


 
 クスコの中心、アルマス広場でプラカードを先頭にした一団が、


 


 


 


 
 民族衣装を着て踊っている。説明になっていないけど、それ以上どういえばいいだろう…。
 踊っているグループは学校や村、会社、友達で構成されているらしい。
 中高生らしきグループでは引率の先生が先頭に立って声を張り上げていたりして
 確かに学芸会っぽい雰囲気。


 
 パレードのメイン会場となっているアルマス広場周辺。
 リオデジャネイロ(ブラジル)のカーニバルとオルロ(ボリビア)とともに
 南米3大祭りのひとつといわれるだけあって、
 パレードが行われている昼間の4、5時間、広場は見物客で埋め尽くされる。
 人垣でよく見えないので端に移って見ていると見知らぬペルー人のおっさんが
 「中に突っ込んでいって撮らんかい」というのでパレードの中に入りこませてもらった。
 プレスでもないっていうのに、外人であるのと一眼レフを持っている特権らしく、
 パレードの中をうろうろしていても警官に注意はされない。


 
 踊りだけでなく張りぼての人形も市中を練り歩いている。
 米国人旅行者もかなりいて、この国の観光産業にとっては大事なお客さんだと思うけど、
 暴れている自由の女神も登場。



19日から毎日パレードを見物していたので載せる写真が多すぎる…。どんどんと並べることします。



 
 色鮮やかなインディヘナの民族衣装。
 チベットにしても、高地では太陽の光が強いから色鮮やかな文化が育つのかな。


 


 


 


 


 


           
           ジャングルの先住民族。


       


 


       


 
 お世辞にもぜんぜん動きはあっていないのだが、踊りの動きはけっこう激しい。


 
 小さな子供たち。自分が見ていた限りではあまり登場しませんでしたが。


 


 
 しかし、こっちのくりくりしてきれいな黒目の子供にこういう服を着せると本当に人形みたいでかわいすぎる。


 


 
 くだらない話で申し訳ないですが、女性は短めのスカートをわざと舞い上がるようにして踊っている。


 
 スカートが揺らめく瞬間にどうしても目がいってしまって…、


 


 


 


 


           
           こんなに撮ってしまいました…。


 
 たとえおばさんでも撮ってしまいました…。


 
 こんなものも作ってしまいました…。


 
 下にはさらにもう一枚スカートをはいている。変態ですまん。しかし、萌えた。


昼間の間、こんな風に行われているパレードを追いかけて久々に大量に写真を撮った。しかし、こうしてまとめて見ると男はあまり撮っていないな…。

クスコではあえて日本人宿には泊まらず、一人で行動していたが、前夜祭の夜は知り合ったペルー人、米国人と路上で酒を飲むことになった。ここにきて1週間たったけど、知り合いが日に日に増えていく。そして、この町はマラケシュほどではないが、かなりの魔界っぷりで中々の変人がいる。町の雰囲気といい沈没ムードが濃厚に漂うところだ。
うまいビールだったのでぐいぐいと飲んでいると、高地の影響も手伝ってあっという間にかなりいい感じの酔いが回ってきた。そのまま勧められるがままに飲み続け、アルマス広場の喧騒が収まりそうなころにはもう完全に出来上がっていた。しかし、旅先で会う米国人はいい奴が多い。全くどアホウがと思うこともあるけど、本当にシンプルな思考をしているんだろうな、憎めない人たちだ。


 
 酔っ払いながら前夜祭。


 
 何時までやっていたのかわかりませんが、どこかで朝まで続いていた様子。


ここまではパレード期間で本祭は6月24日に執り行われた。インティライミという名前通り(ケチュア語で、インティ=太陽、ライミ=祭り)祭りは太陽を崇めるためのもので、つまり収穫祈願の内容らしい。アルマス広場で儀式を終えた一団はその後、会場を変えるため、サクサイワマンに向かっていく。


 
 神輿に乗って皇帝、サクサイワマンへ、たぶん。
 インカ帝国時代の祭りなので、当時の形にのっとり皇帝を市民の中から毎年選ぶらしい。


 
 皇帝さん。インディヘナが多数派でもペルー経済は白人が牛耳っているらしいが…。
 皇帝役はやっぱりインディヘナ限定なんだろうか。


     


  
 皇帝に後に続く儀式の列。ん、この人の数は…。


 
 サクサイワマンに向かう行列。しかし、この人の数は…、いやな予感がする。


この後、かなりのんびりペースで会場に向かったのだが、やっぱりそこは人で埋め尽くされていた。儀式が見える高台には既に先客がいて、割り込んで入っていけるようなスペースはない。ん~、遠くから豆粒みたいな人が動いているのを見ていても面白くないし…。


 
 早めに行って場所取りしておかないと何も見えません。
 しかし、大半のペルー人にしても祭りそのものを見ることはどうでもいいらしく、
 会場はただのピクニック場と化し、かなりほのぼのした雰囲気だった。


 
 んん、かなり努力しないとまともに見られない。タダ見は斜面に張り付いて見る。


 
 出演待ちの女の子。


見物ポイントを探して歩いていると、儀式の場を取り囲むように設置されている座席に座らないかと持ちかけられた。料金は50USドル。どう考えてもボッてきているけど、どっちにしろ10、20USドルはするのだろう。そんな金は払えないよね、実際。しかも、インティライミって祭りに実はそこまで興味なかったりして。そういうことで、肝心の祭りそのものはほとんど見ずに辺りをぶらつき、森の中を散歩していた。自分は人が動いている風景や生活の場をダイレクトに見たいから儀式的なことは別にいい。
最後の最後を見なかったが、クスコのきれいな街並みも手伝ってそれなりに楽しめた祭りだった。
さて、気分も盛り上がってきたところでマチュピチュに行こー。

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2 コメント

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羨まし過ぎて思わずメール (ane)
2007-06-29 01:23:08
お久しぶりです。元気そうでなにより!
うらやましい、うらやまし過ぎるよ!!
ボリビアにも居たそうで。
私は年末にボリビアに行くつもり。
Yahooの方にまたメールします。
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>ane (テッペイ)
2007-07-09 10:22:40
はい、お久しぶりです。
うらやましいでしょう。
まぁ、年末のほうが暖かくていいかもね。
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