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本と音楽とねこと

二酸化炭素温暖化説の崩壊

広瀬隆.2010,『二酸化炭素温暖化説の崩壊』集英社(新書,¥735)('13.10.20)

 わたしのように、アル・ゴアが『不都合な真実』において自説に都合の良いデータのみを作為的に提示したことさえ見抜けなかった者には、極めて斬新で自らの無知を思い知らせてくれる好著。随所に広瀬節が炸裂。

目次
第1章 二酸化炭素温暖化論が地球を破壊する
奇々怪々の現代
クライメートゲート事件
科学が明らかにした地球の気温変化
最大の影響を与える太陽の活動 ほか
第2章 都市化と原発の膨大な排熱
ヒートアイランドと熱帯夜
最悪の地球加熱装置―原子力発電所
自然破壊の実態
生物の生命はどこから生まれたか ほか

地球の温暖化は人為的な二酸化炭素排出が原因とされ、ノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が主導して、世界中でCO2の排出規制が叫ばれてきた。しかし、その論拠となった基礎データが捏造されていたことが二〇〇九年に露見する。このことは欧米ではクライメートゲート事件として大問題となっているが、なぜか日本ではほとんど報道されていない。本書は、地球の気候に関するさまざまなデータを科学的に読み解くことで、二酸化炭素の冤罪を晴らし、温暖化の実態とその真の原因を追い、エネルギーの正しい使い方を示す。

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