[2022年以後] ぼくらの時代、ぼくらの祖国

桐野「グロテスク」あさの「バッテリー」重松「ステップ」を読んで観て

今年になって小説、日本の現代文学を読むようになって、映画も日本映画の方を多く観るようになった。
その反面、海外ニュースをあまり見ない。ウクライナ情勢や欧州の政治に関する情報も毎日はフォローしない。いや、国内の政局のことだって同じだ。
そういう一連のことは全て繋がっているのだろう。今の私は古典文学は読まない。古い映画は観ない。これってつまり、現代日本や社会の現状やそこでの人々の生き様に関わるものに、私の興味はあるってことで。そういったことに無縁な小説や映画は、今の私は観たい読みたいって思わないのだ。

池井戸潤を続けて読むよりも、別の作家のものが読みたかったので、2日前に桐野夏生「グロテスク」を開いた。東電OL事件に着想した物語は重厚で興味深かったが、私にとってはそんなに読みたい知りたいハナシでもなかった。でも本好きのひとたちはこういう作品も楽しむのだろう。

朝方これを読み終えた私は、午後BS3が放映した「バッテリー」を見て胸を熱くした。そのあと重松清原作の「ステップ」も見て泣いた。あさのあつこと重松清の小説も読みたいと思った。
読んで観て、楽しめる作品にたくさん出会いたいものだ。


















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