邦画漬け5日目『南極料理人』

海上保安庁で料理人をつとめる鈴木（宇梶剛）は
長年の夢だった南極観測隊に派遣される夢がかない、順風満帆だった.....が、
出発前、交通事故にあい、やむなくそのお鉢が
同僚の西村（堺雅人）に回ってくることから物語が始まる......


南極料理人

この映画、簡単に言うと南極基地で8人のむさ苦しい男所帯が、
ご飯を黙々と食べるだけ（少しだけ観測作業もやるけど....）という
これまた盛り上がりが一切ないぬる～い映画です。

西村はあれこれ趣向を凝らしていろんな料理を作り上げるんですが
同僚の観測隊員はとにかく「うまい！」の一言もなく、黙々と食べるだけ.....

そんな映画がおもしろいかって？？？

これがおもしろいんですよ......
物語の端々にある細かいネタはきちんとフォローされ、
ぬる～く、微妙～にホロッとさせられたりして、
キチンと物語として成立してるし、堺雅人の困り笑顔も最高！

ハードアクションモノや、総制作費0000億円的な映画が好きな人にはお勧めしませんが
まったり系がお好きな人には、ぬる～くオススメします。