トヨタF1撤退

やっぱりね.......
想像通りの展開になりました。
「販売実績がふるわないからF1撤退します（涙）」そりゃそうだ！当然です。
トヨタ的解釈だと、この世界的大不況の中でもメルセデスやルノー・フェラーリは販売実績出してるってことになるな....

まぁあれだ、トヨタは売れもしない3000万以上もする車なんて作ってないで
売れるエコカーの開発に特化した方が良いです。

なんで売れないって決めつけるかって？？


3000万以上するフェラーリを買う人たちは、車の性能を買うのではなく、フェラーリを買うんです。
フェラーリがなぜフェラーリでいれるかって言うと、フェラーリであること［レース活動］をやめないから（ここ最近は怪しいけど...）
ユーザーは、フェラーリが築いて来たブランドを買うのであって
そのすばらしい性能だけを買うのではない....と思う。
だからトヨタがどんなにがんばって、こんなに超カッコいいスーパースポーツカー（笑）を作っても

この車の良さを理解してくれる人は世界で1000人くらいじゃないの（と思ったら世界限定500台なのね...これくらいなら売れるか）
ブランドの作り方は会社それぞれだから、何が正しいかはわからないけれど
少なくとも中途半端なF1参戦はイメージUPにはつながらなかったんじゃないかなぁ....


トヨタのモータースポーツ活動が一番輝いていた（と思ってる）頃の写真。といってもトヨタはヨーロッパに丸投げしていたわけだが...
それを一手に引き受けていたのが「オベ・アンダーソン」

彼の運転するスターレットのCMを見て、心躍らせたアラフォーはたくさんいるはず。
残念ながら去年、クラシックラリー出場中にトラックにぶつかって死んでしまいました。
ラリードライバーとして最後までレースに身を投じたわけです。
一生をレースと共に生きたオベ・アンダーソン（享年70歳）の名前を関係者は忘れないでしょう。
伝説（ブランド）とはこうして作られるのです。
わかったかトヨタ！！