深川第二中学校PTA 『PTAからのお知らせ&活動報告』


人情あふれる深川で楽しく学校生活を送る

生徒達を支援するPTA活動の情報発信しております。

1年間ありがとうございました。PTAからCSへ

2024-03-31 | PTAからのお知らせ

 令和5年度PTA会長をつとめさせていただきました 上野 理です。

 本日をもって、PTA会長としての活動を終えさせていただきます。

 卒業式でものべましたが、校長先生、副校長先生をはじめとする学校先生方、主事さん、PTA活動を一緒に行なってくださった本部役員の皆さま、そして、同好会、おやじの会、同窓会、友の会、地区対策委員の皆様、町会、地域の皆様 本当にありがとうございました。

 5年間、PTA活動を行なって、たくさんの方に出会い、そして多くの方に支えられて学校が運営していることに感謝の連続でした。子供達が当たり前に学校生活を行うことのありがたみを感じたのは、とくにコロナや学校移転という、平常時でないことが重なったこともあった5年間だったからかもしれません。

 私にこのようなきっかけをくださったのは、私の前々会長の吉村さんからのお誘いでした。実は、偶然にも同じ大学、同じ学科、恩師も一緒ということで、強いご縁を感じ、PTA本部に入りました。出会いというものは本当に不思議なもので、まさか、あれから5年間も、そして自分がPTA会長になるとは想像もつきませんでした。

 吉村さんも、私もデザインを学んでおりました。デザインというと見た目、プロポーションや販促、生産性、流通効率といった経済的な面での形を作ることをデザインと思われるかもしれませんが、私たちは「社会性のあるものつくりをすること」を叩き込まれました。今でこそ、サステイナブル、ユニバーサルデザイン、SDGsが言われておりますが、当時、ひと言で言うなら、「社会が良くなるためにデザインはどうあるべきか、その実現のためにどのように考え、行動をするのか。」といったトレーニングをやっていたとも言えます。

 その根底にあるものは、今も変わらず、PTA活動にもそのような思いで取り組むことに、使命感というか、やりがいを感じて取り組むことができました。

 今やPTA活動といえば、マイナス面が語られがちです。就労時間を割いて学校に来ることは、私も一会社員ですので、チームへの負担をかけていたかもしれません。そのために、やるべきことを終わらせ、帰宅が遅くなることもありました。職業体験の受け入れも行いましたが、業務を止めることになり、その数日は売り上げはありませんし、生産性もありません。短期的な視点ではマイナスです。しかし、長期的視点では、地域拠点としての学校運営への貢献、将来有望な中学生への投資、と思えばとても大きなプラスであったなと思います。(この活動に、いつも理解、協力いただいた会社にも感謝しつつ、そのような会社、考えを共有できる上司のもとで働けた私は恵まれていました。※弊社の職業体験報告です https://nishizaki-tosoubu.blog.jp/archives/23932087.html

 地域の皆様とのつながりを作れたことは、勤務先が学区内であったこともあり、いろいろなところで、お声かけくださったり、会社のことも気にかけてくださったのは、ありがたいことでした。

 今後、災害など、地域の連携が必要なことは必ず出てくると思います。そのときに、この活動を通して、顔見知りがいるおかげで、有事を乗り越えることができれば、先のマイナスは微々たるものになるでしょう。

 そんなわけで、素晴らしい出会いと使命感を与えてくれたPTA活動でしたが、名残惜しいのですが、子供と一緒に卒業です。ただただ、今は、一緒に走ってくれた皆様への感謝の気持ちをお伝えしたい。そして、10年後20年後のこの深川が快適で住みやすい街で、そして二中生がいろいろな場所で活躍していて欲しい。そんな思いです。

 重ねて、ありがとうございました。

 と卒業感を散々申しておきながら、令和6年度より、深川二中もCS(コミュニティスクール https://www.city.koto.lg.jp/583210/cs.html)へと移行し、その会長を拝命いただきました。一年では、いろいろやりきれなかったこともありましたので、引き続き、学校と一緒に、子供達の成長と併走ができれば良いなと思っております。

 長文失礼いたしましたが、引き続き、新会長の大野さんともども、どうぞよろしくお願いいたします。

 令和5年度PTA会長 上野 理


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