木質バイオマス活用の夜明け

2014年03月20日 | 行事

 3月15日に、中山間地域研究センターで「未利用資源を活用した地域活性化」をテーマに、島根大学サテライトキャンパスin飯南が開催されました。当日は100名を超える(?)参加者で、会場の大会議室が埋め尽くされました。

 島根大学の野中副学部長の基調講演にはじまり、6名の講師からバイオマス資源等に関する事例・研究発表がありました。当科卒業生のO君も卒業論文で取り組んだ内容を、「薪燃料の含水率が加温時のハウス温度に及ぼす影響について」と題して、発表しました。緊張した表情とは裏腹に、威風堂々と発表する姿に、彼の成長を感じるとともに、今後の林業現場での活躍が期待されました。また、閉会後に、彼の発表をほめてくれる声を多数聞き、自分のことのようにうれしいく感じました。これも、中山間地域研究センター研究員の皆様の丁寧なご指導の賜物と思います。ありがとうございました。

 今後、林内の未利用資源が多岐・多様に活用され、飯南町のバイオマス産業都市構想が実現し、中山間地域にその輪が広がることを切に望むとともに、自らにできることを考え、取り組みたいと思いました。


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