6月21日~22日にかけて、1年生は簡易式の炭窯を利用して、製炭実習を行いました。
30年以上前の島根県は、豊富な広葉樹資源を活用し、木炭生産が盛んな県でしたが、燃料革命等により木炭の使用量も
減少していることから、近年の生産量は減少しています。
今回の実習では、以前県内で使われていたような、「八名窯」ではなく、島根県大田市仁摩町在住の尾土井氏の指導を受けて作成した
ドラム缶窯により、炭焼きを行いました。
1年生全員で、コナラを窯の中に入れるとともに、窯の修復を行いました。
火入れ前の炭窯の様子です。中には県内に多く存在しているコナラが入っています。
火入れの様子です。
火入れ後は、5分おきに煙突先の温度を測定するとともに、煙の色を観察しました。
5分おきに温度測定をしなければならないことから、昼食も外で食べています。
白かった煙も時間の経過とともに青白い煙に変化 → ほぼ透明に
煙の色がほぼ透明になった段階で、消火作業
翌日午後から窯出し作業を行いました。
残念ながら、できた炭の写真を撮影することができませんでした。(すいません・・・・・・・・)
でもコナラの炭は良いできばえとなりました。
できた炭は、有効に活用したいと思っています。