昨日夕方のみぞれで、琴引山の山頂付近が白く変わった3月16日

白く雪をかぶった琴引山
K角君の卒業論文である「ヒノキ間伐材のほだ場環境によるナメコ発生の比較」
(仮題)の準備作業が始まりました。
北海道大学和歌山演習林での研究事例を参考に実施した、
平成16年度 T田先輩・17年度の卒業論文 F田先輩(現 農大嘱託職員)
の調査報告により、植菌数により発生量に差はあるものの、従来サクラなどの広葉樹で栽培されていたナメコも、ヒノキ間伐材に植菌しても、十分に発生することが確認されました。
そこでK角君が目を付けたのは、今までの調査では発生現場を1カ所しか調査しておらず(H16・17の調査は人工ほだ場)、林内へ原木を立てての発生と土に半分程度埋めて(従来円盤に切って土に埋めて栽培する方法がある)の発生と、どの程度の差が出てくるか調査をすることにしました。
まず最初に教室内で、K角君の卒論設計を全員で聞き、全員が今日行う作業を確認した後、作業に取りかかりました。

みんなに作業内容を説明するK角君
①間伐材を直径により大・中・小に分類

ヒノキ間伐材を大きさ別に大中小に分類
②植菌する穴あけ
縦 20㎝ 横 約3~4㎝でそれぞれ植菌間隔を統一するため
大 10等分 中 8等分 小 6等分
で植菌間隔を統一しました。

間隔を統一するためチョークでマーキング

シイタケドリルで深さ2㎝に統一し穴あけ
今日は植菌用の道具を、松江西校等学校の体験ガイダンスに持って行っているので
菌を植え込むことはできませんでしたが、来週植菌し、林内で菌を蔓延させる計画にしています。
大田での調査では11月初旬頃から発生が見られたのですが、飯南町では少し気温も低いことから、10月初旬から中旬くらいのところで発生してくれればいいなと思っています。
発生しなければK角君が卒業論文を書くことができません。
たくさん発生してくれることを心から祈ってます。
皆さんもK角君のため、間伐材の有効利用のため、ヒノキ間伐材から大量のナメコが発生することを祈ってやってください。

白く雪をかぶった琴引山
K角君の卒業論文である「ヒノキ間伐材のほだ場環境によるナメコ発生の比較」
(仮題)の準備作業が始まりました。
北海道大学和歌山演習林での研究事例を参考に実施した、
平成16年度 T田先輩・17年度の卒業論文 F田先輩(現 農大嘱託職員)
の調査報告により、植菌数により発生量に差はあるものの、従来サクラなどの広葉樹で栽培されていたナメコも、ヒノキ間伐材に植菌しても、十分に発生することが確認されました。
そこでK角君が目を付けたのは、今までの調査では発生現場を1カ所しか調査しておらず(H16・17の調査は人工ほだ場)、林内へ原木を立てての発生と土に半分程度埋めて(従来円盤に切って土に埋めて栽培する方法がある)の発生と、どの程度の差が出てくるか調査をすることにしました。
まず最初に教室内で、K角君の卒論設計を全員で聞き、全員が今日行う作業を確認した後、作業に取りかかりました。

みんなに作業内容を説明するK角君
①間伐材を直径により大・中・小に分類

ヒノキ間伐材を大きさ別に大中小に分類
②植菌する穴あけ
縦 20㎝ 横 約3~4㎝でそれぞれ植菌間隔を統一するため
大 10等分 中 8等分 小 6等分
で植菌間隔を統一しました。

間隔を統一するためチョークでマーキング

シイタケドリルで深さ2㎝に統一し穴あけ
今日は植菌用の道具を、松江西校等学校の体験ガイダンスに持って行っているので
菌を植え込むことはできませんでしたが、来週植菌し、林内で菌を蔓延させる計画にしています。
大田での調査では11月初旬頃から発生が見られたのですが、飯南町では少し気温も低いことから、10月初旬から中旬くらいのところで発生してくれればいいなと思っています。
発生しなければK角君が卒業論文を書くことができません。
たくさん発生してくれることを心から祈ってます。
皆さんもK角君のため、間伐材の有効利用のため、ヒノキ間伐材から大量のナメコが発生することを祈ってやってください。
匹見町道川で試験的にヒノキにナメコ菌を植菌しています。
昨年11月2日に採取に行ったところ、たくさん発生していましたが、半分くらいは腐っていました。
同じような気候のようですから、やはり10月には発生すると思いますのでこまめに観察してください。
最もデータは取っていませんので、良い栽培方法が見つかったら教えてください。
by yas