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島根県庁林業課林業普及スタッフからのお知らせ

林業専用道(規格相当)現地検討会の開催

2013年05月28日 | 森林・林業関係の情報

 平成25年5月24日に飯南町の中山間地域研究センター及び同町に平成24年度に開設された林業専用道(規格相当)で、市町村、森林組合、林業事業体、測量設計コンサルタント等70人の参加により、現地検討会を開催しました。

 林業専用道(規格相当)は平成24年3月に策定された「島根県林業専用道作設指針」等に基づき作設され、林道を補完し、森林作業道との組み合わせて森林施業の用に供する道です。

 平成24年度からスタートした第2期森林整備加速化・林業再生事業でも主力メニューの一つです。

 特に今回は実際に開設された林業専用道(規格相当)を参考に、実施主体や委託を受けた設計コンサルタントの工夫した点、苦労話など、実体験を聞きながらの研修だったので、現場の方には大変参考になったようで、「もっとはやくこうした研修をしてほしかった」といった声も聞かれました。

林業課林業普及スタッフから路網と高性能林業機械を活用した木材生産作業システムについて説明(中山間地域研究センター)

森林整備課職員による林業専用道作設指針や技術的な説明にも熱心に聴講

法尻の木柵は土留めに大変有効で路体の安定に役立つ

多くの関係者に参加していただきました。関心の高さがうかがえます。

尾根部分を有効活用すれば傾斜が緩やかで施工もやりやすく、壊れにくい。また、稜線を挟んで両サイドに森林作業道等の支線の展開が可能になる。

林業専用道(規格相当)の途中から分岐し開設された「森林作業道」

「林業専用道(規格相当)」や「森林作業道」を活用し、たくさんの木材が搬出され、また、再生され、永続的な森林経営が展開されるよう期待します。

 

 

 

 

 

 

 



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