みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

インフルエンザ後に「おへそが痛くなった」話

2013-02-21 | いろいろな症状

一昨日の、楽しかった整体の話です。

お客様のKさんと、お子さんのAちゃんのキャラがユニークで、

 整体しながら、何度も笑っちゃいました。

 

2月14日のブログに

インフルエンザ後に「おヘソが痛くなった」という電話があったことを書きましたが、

Kさんが、その電話の主。

一家中でインフルエンザにかかってしまい、熱が引いた後、

Kさんは、おヘソが痛くなり、痛みはまだ続いている由。

皆から「おヘソが、なぜ痛くなるの?」って、笑われているとか。

 

「どんな痛み?」

「体を動かすと、おヘソの上の下着が動くでしょ。

その度に、『チクチクッ』って痛いんです。

それから、おヘソを押すと、奥の方に鈍痛があります」

 

触診すると、Kさんのおへその周りが張ってました。

へそのラインをたどっていくと、恥骨を通過して、左足の方に行き、

最終は、小指の外側の付け根に到達しました。

そこには、コリッとした硬いスジがあったので、

そのスジを指先で押圧しました。


・・・すると・・・・

Kさん、すさまじい悲鳴をあげて、上体をひねり、

「 痛い、痛い,イタい、イタいっ!」

「やめてッ! イタい、イタい、やめて、やめて!、イタいッ 」

ベッドから今にも落ちそうなほど、体をくねらせての悲鳴。

~~~かわいそうだけど、

Miz の手を弛めるわけにはいきません。

 

ママが凄まじい声で「痛い、痛い・・」と言ってるのに、

Aちゃんは、心配そうな顔もせず、

うんともすんとも言わず、ママをちらっと見ただけで、

黙々と積み木遊びを続けていました。

 

「Aちゃんって、大物だわね。泰然自若としているわ」

「ええっ、ママのこと心配してくれないの・・?」

        ~~~~~~~~~~~~~~~~~

その後、とっても不思議なことが起こりました。

・・凄まじい痛みの裏には、何か理由があると思って、

おヘソを触って、痛みを確かめてもらいました。

Kさん、びっくり。

「痛くない!・・どうして?・・あら、痛くないですよ」

~~Miz にも、その理由(メカニズム)は説明できませんが、

でもその時の、Kさんの表情が素直で、すッ頓狂で

思わず笑っちゃいました、よ。

 

下着が触れる時の「チクチクッ」という痛みは消失しました。

しかしながら、へそを押すと出る鈍痛は、まだ残っていました。

この鈍痛は、骨盤底とリンクしているような・・。

なので、続けての整体作業をしていましたら・・、

 

Aちゃんが、急にママのベッドの傍にやってきました。

遊びに飽きて、ママが恋しくなったのでしょう。

結局、ママの傍に・・・・

 

最後のMiz 整体は、こんな中で、終わりました。

 

整体後にも、おヘソの奥の鈍い痛みはまだ、残っていました。

この痛みは、2~3日で消える可能性もあるので、

「じゃあ、3日後に経過をお電話します」と言って、

かわいいAちゃんを抱っこして、

三児の母親のKさんは、いそいそと帰って行きました。


<追記>

この記事を書き終えて、アップしようとしていた矢先・・、

Kさんから電話がありました。

『昨日は、まだおへそが痛かったけど、

今日は痛みが無くなりました」という報告でした。


(・・ちょっと出来すぎ? のような・・お話でした、ね)


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