みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

体内現象=らせん/8 正体は何?

2013-12-05 | 体内現象=らせん

「体の中のらせんの話」を書いているうちに11月が過ぎ、

早ッ、12月。・・らせんの話は、今日で終わりにしよう。

 

お客様の整体をしていると、お客様の体の中に、らせん(渦)の動きが発生しては消滅するという現象を、Miz の手は感知します。

数センチ以上の大きならせんは、体の正中線上に現れることが多く、

1~2センチ程度の微小ならせんは、体の至るところで発生するように感じます。

 

一体、何が回っているのでしょう?・・

血管でしょうか、神経でしょうか、何かの組織でしょうか。

体は電気を通す伝導体なので、電磁気的な何かが変化するのでしょうか?

Miz はいつも考えるのですが、突き止めることが出来ません。

何が回るのか、Miz は知りたい。

 

何が回っているのか分からないって、不気味ですよね。

しかし長年の経験で、このらせんが現れると、

お客様の体に、良い変化が現れることを知っているので、

Miz はむしろ、らせん現象の出現を歓迎しています。

 

-----Tさんの症例をご紹介しましょう-------

Tさんは、仰向けに寝ると、

お腹に弾力性がなく、ペションと凹んだ感じで、平手で押すと沈みます。

腹の皮膚や筋肉がターゲットの場合は、腹に直接手を当てて整体作業をしますが、

Tさんの場合はお腹の奥の方に問題(ターゲット)がありそうなので、

Miz の手は、やや浮かし気味になります。

腹の上の手には、しばらくの間、何の感触も伝わってきません。

が、やがて、何やら微小で細かな動きが発生。=点単位の動きです。

らせん現象は、その後に現れます。

・・・らせんは10秒で消滅するもの、1~2分続くもの、等。

 

続いての整体作業が終わって、、、、

Tさんのお腹を触ると、ペションとしていたお腹に、

弾力性が出ていました。平手で押すとはね返ってくる感じ・・。

 ~~腸が活性したのかな?って感じ・・。

 

Tさんのような症例は沢山あって、

特に、女性の生理の異常にはらせん現象の効果を感じます。

そして、その度に考えてしまうのです。

らせん現象の正体は、一体何かな?・・と。

 ・・・ま、正体は突き止められなくても、

   Tさんがより健康になって喜んで下されば、それで良し、と。

       __________________________

この自然界には、目には見えない回転の力が無数に働いています。

宇宙も回っているし、太陽系も回っている。

我々の住む地球も、東に向けて毎時1,674Kmの速さで回っている。

地球の自転で働くコリオリの力は、北半球では右回り、南半球では左回りです。

~~かつて、オーストラリア人が腰痛で整体に来たことがありました。

  オーストラリアは日本とは逆回りのコリオリの力が働いています。 

  オーストラリア人の体には、日本人とは逆周りの力が隠れているかも

  しれないと、興味深々でしたが、

  彼の腰痛に関しては、日本人と何ら変わりがありませんでした、ね。


気圧は、高気圧は右回りの渦、低気圧は左回りの渦です。

~~低気圧が近づくと、体調を崩す人は結構多いですが、 

~~「高気圧に弱い」という人もたまに居て、人はそれぞれですね。

台風は、もちろん、左回り。

巻き貝は、右巻きが多く、

つる植物は、右巻き左巻き、どちらもあり、だそうです。

DNAは、右らせん。二重螺旋構造。

コラーゲンは3重らせん構造。

たんぱく質やアミノ酸 は、左らせん。

核酸やブドウ糖は、右らせん。

医薬品のプレドニゾロンや酢酸ヒドロコルチゾン は、右らせん。

    メントールや塩酸エキシドリンは左らせん。

              

自然界は様々に回転しているのだから、

体の中に回転する動きが認められても、何ら不思議ではないのだけれど・・。


  「体内現象=らせん」の話、ひとまず終わります。

 

 


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