イヤシスの森 美濃の中山道(8) 雪の岐阜城

織田信長は天下統一の拠点「井之口」を岐阜、岐山、岐陽の候補から
岐阜と改名し、岐阜城は天下統一へのシンボルとして金華山に聳えた。
濃尾平野や遥か関ケ原を見渡す。長良川から北へ高富街道が通じる。
江戸に入ると徳川家康は岐阜城を廃し、中山道近くに加納城を築いた。

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長良の町並み

イヤシスの森 美濃の中山道(7) お千代保稲荷へ寄り道

中山道より南の海津市平田町は、揖斐川と長良川に囲まれた典型的な輪中低地。
輪中のお千代保稲荷は商売繁盛で賑わう。参道の立ち食いの串カツとドテは人気。

ただ、これから黄砂の時期。砂塵だけでなく汚染物質が飛んでくるのはたまらない。
野山歩きは健康的だと思ったらおしまいの時代がくるかも。森がどことなく弱々しい。
領土問題より切実な問題として黄砂対策(といっても難しい)しないと。黄害になる。
酸性雨も国境を越えてくる。こういうボーターレスの大気汚染は今後議論が不可欠。


　

イヤシスの森 美濃の中山道(6) 新雪の長良川

中山道は平坦地であるものの美江寺、河渡（ごうど）宿から長良川や幾つかの
河川を渡り、岐阜の加納宿へと向かう。昨日の新雪の金華山や奥美濃の山々。
飛山濃水-この付近の河川はしばしば氾濫、流路を変え、島という地名が多い。
中山道を行く人々も、雨の時期には増水で渡れず、足止めを食らったことだろう。
東海道は桑名－宮間は海路。岐阜は位置的に東西往来の要に位置していた。

　金華山

　長良川

　奥美濃の山々

イヤシスの森 美濃の中山道(5) 赤坂宿

垂井宿を経て、石灰岩の採石や化石で知られる金生山麓の赤坂宿付近から
濃尾平野にでる。赤坂宿は水運の要所として栄え、本陣、脇本陣が置かれた。

イヤシスの森 美濃の中山道(4) 雪の難所・関ケ原

伊吹山南付近は日本海と太平洋の接点のような気象。
昨日は吹雪で一寸先も見えない寒波。こういう時もある。