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ツリフネソウ、9月19日の誕生花・花言葉を学ぶ

2019-09-19 | 探求:誕生花・花言葉

9月19日の誕生花には、

サンダーソニア・スゲ・オミナエシ・ウツボグサ・ブロワリア・アマゾンリリー・カラシナ・サルビア・ツリフネソウ・ブルーサルビア・ブータンノボタン・ヘチマ・ホトトギス・ユーチャリスがある。

今回はその中でツリフネソウにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

<関連記事>

 ツリフネソウ、水辺を好むホウセンカの仲間は9月19日の誕生花

ツリフネソウには基本色である紫色のムラサキツリフネでこれが一般的にツリフネソウと呼ばれる。

そして、もう一種黄色花のキツリフネが存在する。

学名はツリフネソウがImpatiens textorでキツリフネがImpatiens noli-tangere

Impatiens textorはimpatiensが先日紹介した鳳仙花(ほうせんか)と同様にラテン語で「忍耐無し」を意味する。

textorの方は旧幕時代に来日し植物を採取したたTextorにちなむ。

Impatiens noli-tangereの「noli-tangere」はラテン語で「私に触れるな」を意味する。

別名は野鳳仙花(のほうせんか)・法螺貝草(ほらがいそう)

原産はツリフネソウが日本・朝鮮半島・中国東部で、キツリフネが日本・朝鮮半島・中国・ヨーロッパ・シベリア・北アメリカ西部

花言葉は、

「私に触れないで」

「私的な愛」

シンボルは不明

裏シンボルも不明

先日取り上げたホウセンカに続いて同じツリフネソウ科のツリフネソウを今回取り上げた。

他にもツリフネソウ科にはアフリカインパチェンスやニューギニアインパチェンスがある。

日本の花壇、公園や個人宅では一般的にホウセンカやアフリカ・ニューギニアインパチェンスの方が育てやすくに普及している。

ただ、個人的にはこの科の花の中ではツリフネソウ、特にムラサキツリフネが好きだ。

野にあって水辺を好むこの花は個人的に水がある風景を撮りに行ったときよく見かける事ができる。

草丈は40cmから80cmとホウセンカよりも低くアフリカ・ニューギニアインパチェンスよりも高め。

花の色は全体が紫というわけでなく正面側の花びらと部分的に斑として入っていて白とのツートンカラー。

この色合いのため花の複雑で面白みがある姿が分かりやすいのだ。

一つ気になる点があるとすれば一般に花屋さんでは入手が困難であること。

考察

経緯はともかく個人的に誕生花として取り上げたい花の一つ。

[花言葉]

花言葉の「私に触れないで」はツリフネソウ科全般の花に付けられている。

でこの花たちの実は触れるとはじけて中の実が飛び出すことに由来している。

「私的な愛」についての由来は不明。

[誕生花]

誕生花としては9月12日と9月19日に名前を連ねている。

これは開花期が7月から9月で日本では秋の花とされているためだろう。

[神話とのつながり]

奇しくも先日取り上げたツリフネソウ科のホウセンカではギリシャ神話とのつながりに疑問を投げかけ引き続き調べるとした。

ツリフネソウもホウセンカと同様に日本やアジア原産だがキツリフネの方はヨーロッパも原産の中に入っている。

もしかするとキツリフネが時代の流れとともにホウセンカにとって代わられギリシャ神話に登場するようになったのではないだろうか。

[まとめ]

前述の通り個人的には誕生花として取り上げたい花の一つ。

ただホウセンカと同様に引き続き原産やギリシャ神話とのつながりについて情報を集めてみたい。

ちなみにこの花については書籍で調べるのが難しい。

個人的に持っていて普段目にする30冊ほどの花関連の図鑑の中で取り上げていたのはわずかに一冊。

(「草の事典 野の花・道の花」 雷島社 森乃 おと著 )

あともう一冊、今回ツリフネソウを調べるに当たり持っていることすら忘れていた標準原色図鑑全集に載っているだけだった。

(標準原色図鑑全集 9  「植物I」 保育社 大井 次三郎著)

ただ花屋さんで入手できない花であるためこの点が引っかかる。

(日本の誕生花として取り上げる要素の一つに花屋さんで入手できることを考えている)

ツリフネソウが高山植物として認定されているとすれば勝手に採取することは法律で禁じられている。

この点については引き続き調査が必要。

 


誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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