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ハイビスカス、9月22日の誕生花・花言葉を学ぶ

2019-09-22 | 探求:誕生花・花言葉

9月22日の誕生花には、

ミソハギ・コバンソウ・リコリス・ハイビスカス・ハイビスカス(桃)・ハイビスカス:八重咲き・アカネ・コスモス・サワギキョウ・ススキ・センニチコウ・ナンバン・ギセル・レモングラス・ワレモコウがある。

今回はその中でハイビスカスにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

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ハイビスカス、夏を代表するイメージの花は7月23日の誕生花 

学名はHibiscus rosa-sinensis(ヒビスクス ローザ-シネンシス)

別名は「扶桑華(ふそうげ)」「仏桑華(ぶっそうげ)」「後生花(ぐそうばな)」

< 扶桑華 >

中国神話に登場する太陽の登る木 扶桑樹(ふそうじゅ)に咲く花 > 扶桑華。

中国では扶桑樹があるのは当方の国で日本を指す。

ちなみに日本は自国のことを扶桑国と呼ぶことがある。

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weblio辞書 扶桑

英名はHibiscus(ハイビスカス)

原産は熱帯アジア

花言葉は、

「常に新しい美」

「優美」

「繊細な美しさ(繊細美)」

「しとやかな愛」

シンボルは、

「上品な美」

「守護」

「勝利」

裏シンボルは、

「呪い」

「破壊」

「死後の幸福」

考察

ハイビスカスは夏を代表する花で日本では沖縄など南国に咲くイメージ。

ただ関東南部では9月現在も咲いていて開花期は5月から11月までと永い。

ハイビスカスの原産は熱帯アジアのためギリシャ・ローマ神話には登場せず誕生花としては新参者。

それでも今では日本で認知度が高い花の一つ。

ただ誕生花として取り上げるかどうかは裏シンボルの言葉が持つマイナスイメージが強く迷うところ。

<花言葉・シンボル>

「常に新しい美」

この花は一日花だが日当たりが良いところで育てると次々と蕾をつけては開花する。

その様子が由来になった。

「優美」

日本ではハイビスカスの花を髪に挿してフラダンスを踊るがこの様子が由来になったようだ。

ちなみにハワイで花を髪に挿すのは「恋人を探しています」という意味になる。

「上品な美」

花びらが大きく繊細で色が美しいことが由来。

花言葉の「繊細な美しさ(繊細美)」も同じ由来ではないだろうか。

「守護」

ネパールではお守りとしてこの花を使う。

「勝利」

ハイビスカスはヒンドゥー教の戦いの神カーリーの花。

カーリーは黒女神と呼ばれ勝利をもたらすことが由来。

<裏シンボル>

「呪い」

シンボルの「守護」にも関わるネパールでの慣習に関わっている。

ネパールでは魔術師がこの花を媒介して魔法をかける。

また、この花に触ると悪い精霊に取りつかれるとされたことに由来している。

「破壊」

シンボルの「勝利」と表裏一体の関係にある。

勝利をもたらす戦いの神カーリーは一方で破壊と殺戮の神でもある。

このためヒンドゥー教では子供を花に触れさせないようにする。

「死後の幸福」

沖縄では死者を弔うためにこの花を墓に植えたり飾ったりする。

後世での幸福を祈るためと言われる。

そのため別名の「後生花」と呼ばれる。

<まとめ>

ハイビスカスを誕生花として取り上げるとした場合、日付についていつにするのが適当か迷うところ。

開花期が半年と永く夏の代表花とするか沖縄の習慣や彼岸と合わせて9月にするか考えどころだ。

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

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本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



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