シンセン、香港研修旅行

先日、市川商工会議所女性会の２５周年記念でシンセンと香港に行って参りました。
２５周年記念行事と言うことで企業研修が決まり、香港経由でバスに乗りかえ、約４０分でシンセンに着きましたが、驚いた事は、見渡す限り工業団地でした。それも、ガイドさんのお話では、昔は農村地帯で野菜や果物
（特にライチ）などの生産地だったそうです。それが、今では、日本企業２５８０社が進出して居り、工場としてリースをしている為、皆が大金持ちだそうです。
その反面、貧富の差が激しく工場従業員（女性）は給料が８千円～１万５千円くらいまでが相場との事です。　　　全寮制で一部屋に８人から１２人の二段ベット三段ベットの上が唯一の個人空間スペースだそうです。
それでも田舎からの出稼ぎで家族を養う為に、１８歳から２５歳の女性が辛抱　　しながら、働いている姿を見て、日本人の同じ年代の子供たちに見せて上げたいと思いました。私達は余り、恵まれ過ぎて苦労知らず、我慢する事さえ出来ない人が増えている現実に日本の将来はどうなるのでしょうか？
このだらけている世の中、もう一度、学校教育を見直す必要があるんじゃないか（特に道徳）と思いました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松井玲子