橘の部屋

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「バンブーブレード」#23【嘘と沈黙】空気が重い…(汗)

2008-03-15 13:47:40 | 終わったアニメ
「お母さん、負けました」
制服姿でお墓を掃除し、手を合わせたタマちゃんのこの一言。
あぁ…やっぱ相当打撃が強いなこりゃと思いました。
負けることを知らなかったタマちゃん、
禁じていた突きを使ってまで負けた。
試合にも負け、自分にも負けて、どろどろしてるなぁ…。
嫌な感じです。

部活に誰も来なくて、キリノが一人溜息。
サヤだけは少し遅れてやってきましたが…
みんな、モチベーション下がったみたいだ。
でもキリノの心配は彼らよりもあっち、とのこと。
彼女の懸念通り、抜け殻状態のコジローがやって来ました。
「私たちが先生のクビを繋いであげますよ」
すげー。なんて頼もしいんだ、キリノ!!
チャンスはまだあると喝を入れます。

勇次、ダン君とさとりんが来ました。
彼らが遅れたのはさとりんのドジのせいですが、
ミヤミヤはバイト先の店長が倒れて急に助っ人、
タマちゃんは掃除当番だそうです。
…あれ、店長ちゃんと店にいるじゃん。
ミヤミヤ、嘘ついてサボリですか…。
「放課後ってこんなに長かったんだ」
もう部活がすっかり生活のリズムになってるから、
こうして穴が開くと、時間持て余してしまうでしょう?ミヤミヤ。

タマちゃんが掃除を終えて部活に顔を出す。
着替えてる時にキリノの作ったマスコットが落ちました。
そしてたふと、おそろいのそれが皆のカバンなどに
つけられているのに気づく。
タマちゃん、何を思いもそれを見つめるのか。

うわー、コジローが校長から呼び出し。
クビの前倒しかとからかわれるのが面白いね。
でも用件は、外山たちの傷害事件のことでした。
やっぱりなー。
彼ら、剣道部を抜けてはいなかったんだ。
となると連帯責任となり、1年間休部ってことになるかもしれない。
幽霊部員だった彼らのせいで、今頑張ってる部員たちが
そんな眼にあわなきゃいけないのは、理不尽だよね。
さて、どーなるか。

さとりんと練習していたダン君が抜き胴を取りました。
カッコいーじゃん!!
タマちゃんの相手をしていた勇次は、
彼女がいつもと違うことに気づく。
それで上段に構えてみたけけど、
「ジョーダンはやめて」
とタマちゃんにマジで言われ、ゴメンと腕を下ろす。
『上段』と『冗談』両方兼ねてそうな台詞ですな。
ニュアンスが微妙でした。

道場に戻ったコジローは、深刻モードでキリノとサヤを残し、
一年組を帰らせる。
事情を聞いたサヤは憤怒するが、キリノは…衝撃が強くて
怒るどころじゃない感じですね。
2人が退部していたことにすれば、害は及ばない。
どーするかを決めるのはキリノだとコジローは言う。
これは、お前たちの部だから、と。

ファンシーショップを覗いたダン君は、店長がいることを知る。
当然ミヤミヤの姿はありません。

こちらは勇次、2人きりになった帰り道で
タマちゃん本人に様子が変だと告げます。
「俺にはわかるんだ。俺はずっとタマちゃんを見てきたから」
それってある意味告白?
全然そういう意味じゃないんだろーなー勇次だから
せっかく良い方向に変わっていったのに、
また元に戻ってしまった。
うん、そうだね。それが私もとても悲しいです。

ミヤミヤを見つけたダン君。
街中お前を探したんだという台詞がとても男らしかったわ。
「ミヤミヤダメだぞ、嘘ついちゃ」
キャリーに負けて、練習が辛くなったのか?と優しく問う。
どうしたって勝てないなら、剣道やっていても意味がないと
応えるミヤミヤ。
この間、キャリーに言われてたもんな。
ミヤミヤが努力して強くなっても、その間キャリーが足踏み
しているわけじゃない。キャリーだって練習に励んで、強くなって行く。
つまりはどこまでいっても追いつけないのだと。
それを思って空しくなってしまったわけね。
気持ちはわからないこともない。
今回はダン君の励ましも、差し出された手も、
ミヤミヤには届かなかったようです。
振り切って走り去ってしまうミヤミヤの背を、
なす術も無く見送るダン君が切ないね。

道場に残ったキリノとサヤ。
外山たちは自業自得だと散々悪態つくサヤに対して、
キリノはあくまでも神妙な顔つきです。
キリノとて、本心は同じだ。
彼らには手を焼いていたのだから、部活に来なくなって
ホッとしていたというキリノ。
今せっかく良いムードになってるんだから、
このまま戻ってこなきゃ良いって、そりゃー思うよね。
そうは思っていたけど、だからといって居なかったことにするのは
別問題だって、真面目で優しいキリノは承知している。
それは嘘をつくことになるから。
保身のために嘘ついて彼らを切り捨てたら、
きっとそれはそれで一生忘れられぬしこりが残るだろう。

帰宅したタマちゃんは、オヤジ達をばっさばっさ切り倒してます。
荒れてるなぁ…。
見かねた父が、しばらく剣を置いてみればどうかと促される。
勝ちを急いでいるように見えるというタマ父。
さすがよくわかってますね。
タマちゃんはこの壁を乗り越えないと、
成長できないと思う。
どーやって克服するか、ですが…。
部屋に飾ってた「凛と撮った写真」を伏せてしまっているのが、
またまたショックだったよー。

翌日、部室に置かれていたのはタマちゃんの退部届けと
タマちゃんブレイバーなマスコット人形。
これまで返してしまうなんてっ!!

次回、勇次が動くようなので、なんとかなるのかしら。
今日のバンブーは重苦しかったわー。
ちょっと見てて辛かった…。
タマちゃんの笑顔プリーズ。


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