ゴメン…「機動戦士ガンダム00」23話の感想は書けないよ…。

嘘でしょう？
誰か嘘だと言ってください。

洗濯物取り込みながら、リアルでちらちら見てて、
後でちゃんと見るつもりだったのだけど、
今はとても二回目見る気持ちになれません。
あまりにショックで…。

まさかね、と思いながらも冒頭から嫌な予感がして、
ずーっと緊張して見ていました。
前半終わってＣＭになったところで、やっと息を吐いて…。
なんか途中から息止めて見てたみたい。
こんな心臓に悪いアニメって無いよ。
でも信じていたんだ。
こんな結末にはならないって。

刹那お願い、ロックオンを助けて。
スメラギが言った台詞を、その後私は何回呟いただろう。
きっと間に合う。
間に合ってくれる。
エクシアの手が宇宙空間漂う彼を拾ってくれる。
そう信じてた、最後の最後まで。

なのに…

あと少しで、手が届く距離まで来て、
なんで？

どーしてよぉぉぉぉ。

凄い喪失感で、食欲もありません。
たかがアニメのキャラごときで、と自分でも思います。
これまでにもお気に入りのキャラが退場しちゃうシーンは、
いくつも見てきたはずなのに、この落ち込みようはどうなのよ。

例えていうならば、気に入っていた俳優や、ミュージシャンが亡くなった、
ぐらいの喪失感ですね。
友達でも家族でもないけど、気持ち的にはとても入れ込んでいる人。
その人が居なくなれば、もう姿を見ることがなくなる。
俳優ならば、その演技を、ミュージシャンならばその歌声なり作品なりが
もう生み出されることはなくなる。
その人でなければ見せてくれないものが、
もう二度と見れなくなる。
そのことに対する喪失感。
執着していればいるほど、その衝撃は大きいよね。
ロックオンの死は、それに近いものがありました。

大袈裟やな…と笑われるかもしれないけれど。

ここまで思わせるのは、三木眞さんの演技と、
脚本のせいもあるでしょう。
ロックオンというキャラを、リアルに感じていたわけだから。
まるで存在しているかのように。
そしてあまりにも魅力的だった。
三木眞さんには、心からのお礼を言いたいです。
脚本に関しては一度危機から生還（利き目負傷でも）した彼が、
また危機に直面してもギリギリ脱出と、
危機→生還を繰り返して視聴者に望みを持たせ、
最後も刹那が間に合うかと見せかけての演出は、
上手いと思いました。


　　ロックオン。
　　青い地球に語りかける貴方の最後のメッセージは、
　　貴方の行く先を認めたくない私の耳が拒んで、
　　ちゃんと聞くことが出来なかったよ。
　　もう少し…
　　　　　　もう少し気持ちが落ち着いたら、
　　会いに行くね。
　　きっとまた、貴方の顔はぼやけてしまうのだろうけど。
　　貴方の最期をちゃんと見届けて、心に刻んでおきたいから。


＊お詫び
この記事に23話の記事をＴＢ頂いた場合、全て有り難く読ませて
頂く所存ですが、当方の記事は内容が内容ですので、
誠に勝手ながらＴＢは控えさせて頂きたく思います。
申し訳ありませんが、ご了承頂きたく宜しくお願いいたします。