こちらは5話の後半の感想になります。
前半感想をお読みでない方は、先に前半を読んで頂けると有り難いです。
「続 夏目友人帳」#5【約束の樹-①】どきどきするじゃないかっ(笑)
尚、TBを下さいます場合は①の方にお願いいたします。
コメントはどちらにでもけっこうです。
おや、霧葉が額のタオルを換えてかいがいしく看護してますよ。
無茶するからだとぼやく先生。
ヒノエも傍に居る。なんか良いね。
人の眼には夏目が独りで寝かされてるようにしか見えないだろうけど、
(あ…太った飼い猫は傍にいると分かるとしても)
実際は、友人が三匹見舞ってるんですから。ふふ。
僕のせいだと自分を責める霧葉が可愛いね。
そしてヒノエと先生の反応が妙に気が合ってるのが笑えたり。
「あんな話、しなければ良かった」
霧葉の頭とヒノエの口元のアングルってのがまた良いよね。
ヒノエがなに考えてるか、想像つくよ。
「もう一度言ってみな」
うひゃー姉さん迫力あるよ。
誰のために夏目がこんなことになったのか。
「夏目の気持ちを少しは分かってやれっていってるのさ。
コイツの頑張りを無にするようなこと言うんじゃないよ」
良いオンナだなぁ…ヒノエ~。
「今度言ったら、タダじゃおかないよ」
夏目にヒノエみたいな友人がいて、良かったと思うわ。
回りと付き合うのがヘタなくせに、いざとなると誰かのために
無茶をして、
「似てるよ、この子はレイコと」
岡野さんのしみじみとした言い方がイイ。実感こもってるなぁ。
と、ここでレイコとヒノエの出会い物語。
原作では特別編6「レイコ懐古帳」として6巻に収録されてる8Pの短編です。
これは是非動いてるとこ見たかったので、このオリジナルに混ぜて
見せてくれて感謝です。
退屈していたヒノエの前に、道に迷ったので森の出口を教えてくれと
学生服を着た少女が現れた。
セピア色だった風景が、レイコと話始めてカラーになるのがまた良いね。
「人の子?私が見えるとは」
と少し驚いたヒノエですが、
「こいつはいい」とブラック発動するところが楽しい。
案内してやると言って、騙すつもりなわけだ
男なら沼に落としてやるところだが、なかなか美しい娘、
森の奥におきざりにして泣かせてやろうと目論む。
ところでレイコがこんな森に入ってしまった理由ですが、
ついうっかり男三人ぼこぼこにしてしまったので、
ほとぼりが冷めるまで隠れていようと思ったから。
預かってもらってる身で人様に迷惑かけたくないんだけど、
とレイコ。
「ほんとに人って面倒で嫌い」
「へぇ…じゃあお化けとか妖怪は好きかい?」
この後の間が良いね。原作より間を取ってます。
「恐い物は嫌いです」
沙苗さんの言い方も良いなぁ。レイコだなぁ。
-ふん、そうだろうね。
妖が好きな人間なんて居やしないさ
普通そうだろうけど…
妖全体のくくりじゃなく、好きな妖がちょこちょこいる、
妖怪の友達を持ってる人間は、今、ここにいますけどね。
「そーいえば貴女、森の中にしては派手な格好ねー」
レイコのしれっとした言い方がイイじゃないすか。
「貴女…もしかして…」
原作より黒いよ表情が
ヒノエの焦った顔は、よりコミカル。
「そうさ、私は…」
「あっあぶないっ」
「へっ?」
岡野さん、その「へっ?」がまた良いわーっ。
次の瞬間、カラスに突付かれるヒノエ。
どうもヒノエの簪を狙ってるらしい。
「大事なもんだって言ってんだろーっ」
そんな台詞が通じる相手ではないと思うぞ。
「やられちまった…」
がっくりするヒノエ。
「へー、そんなに大事なものなの?」
しゃがんだレイコは木切れを拾って、カラス目がけて投げる。
「それっ」
見事命中の素晴らしさ。
そしてカラスが咥えていた簪は湖にぽちゃり。
それを見たレイコは助走付けて
「ふっ」
湖に飛び込み、潜って簪をゲットです。
飛び込むときの滞空時間、水面に映るレイコの姿とか、
カッコ良かった~。
こういうトコはアニメが得意なわけですからね。
原作で描かれてないところも、ひたすらレイコちっくに
描いてくれて、それがまたかっこよくて、嬉しいよー。
泳いでる時の、腰が沈んでお尻がちょっと出る加減とか、
潜る時の動作とか足とか、とってもリアル。
良いよ、良いよ~。
「なにやってるんだい。無茶はおよし」
呆けてるヒノエ。髪が降りてると若く見えるよね。
「あったわよー」
綺麗な笑顔でヒノエにそう叫ぶレイコ。
「ねぇ貴女、妖怪なんでしょ?これ返して欲しかったら、
森の出口まで案内して、ね?」
そこでズキューンですよ。
ヒノエ、コロリと落ちました。
「なんとタチの悪い」
タチの悪い…タチの悪い…とエコーになるのと、ヒノエのポーズが笑えます。
はい、回想終わり
「今考えても、ほれぼれするねぇ」
なんでそこで惚れるのか、何度聞いても分からんと先生。
そう?私は分かりますよー。
「ふん、ブサイクな巨顔猫なんぞに分かってたまるか」
ここで憤慨する先生の声がまた文字起こし出来ませんよー和彦さん。
しっかり聞いていた夏目。
レイコが簪のために湖に飛び込んだのか、と感慨深げです。
血筋ですね、間違いなく。
レイコは結んだ紙を取ったら海が暴れて世界が滅ぶと脅していたが、
森しか知らない霧葉になんで海?と先生が疑問を持った。
それは霧葉が海を見たいと、レイコに話したから。
生まれてこの方、森から出たことがない霧葉だが、
渡り鳥から話は聞いていて、憧れていたようです。
海ぐらい行けばいいのにとヒノエが言いますが、
霧葉は森で生まれたものは森を出ちゃいけないと思ってるようだ。
結界が張られてるわけじゃないのに、
かたくなに無理だと言い張る。
でも海がどんなところかは、レイコが教えてくれた。
「青くて、どこまでも広くて」
「「うん」」
「いつも波が揺れていて、太陽や月の光がキラキラ光ってて」
「「うんうん」」
「首の長い恐竜が済んでて…」
「「うんうんうん…ええっ!?」」
三段落ちだ。
ここのやりとりが楽しい~。
ヒノエと先生の息ピッタリがまた笑える。
「島は秘密基地になっていて、運がいいと円盤が飛び立っていく所が見られたり
するんですよね」
これが提供バックの絵の謎でした。
爆笑です。
「すごいなぁ」
夢見モードの霧葉。
あんぐり口開けて霧葉を見てるヒノエと先生にまた爆笑。
「確かに凄いな、途中から」
「えっ?」
「嬉々として話してるレイコの顔が浮かぶわ」
「やっぱり僕、騙されてたんですね」
落ち込む霧葉が可愛いね。
「「うんうん」」
「しかしレイコは言うことを聞いた妖から名前を取ったりしない
んだけどねぇ」
とヒノエが不思議がる。
これは原作の台詞を別の方法で上手く使いましたね。
「よっぽど悪戯したかったんだろうな」
先生ったら…。
「酷い」
と落ち込む霧葉。
「そう思う?レイコさんが、酷い人だと思う?ん?」
ちょっと待ったぁぁぁぁーっ。なんですか神谷さん、その優しい声はーっ!!
なんですその「ん?」はっ!!
た、堪らん…。
熱が下がったらまた探しにいこう。
紙が見つかったら、レイコが何をしたかったのか、
分かる気がするんだと言う夏目。
私も、見当が付きましたよ。
翌朝、熱は下がったようです。
「もう、無茶しちゃ嫌よ、貴志くん」
「ご心配をおかけしました」
まだ他人行儀だけど、でも少し距離は縮まってるよなぁ。
あら、塔子さん鼻歌まじりで上機嫌ね。
戸締りして出かけようとしてるところに、
一つ目と牛顔がやってきました。
「お~でか~けで~すかぁ?いってらっしゃい」
と塔子さんに手を振る。
もちろん塔子さんには見えてない、聞こえてない。
こいつら、常連ですが、出てくると楽しい。
お気に入りです。松山さんの一つ目を演じる時の独特な口調が
大好きです。
ヒノエが樹を見つけたので、こいつらを寄越したようです。
「いくな」
と即行釘を刺す先生ですが、起き上がる夏目。
「いくなよ」
それも無視して、
「よし行こう霧葉」
今度は夏目と霧葉の間を割って入り、
「だーかーらぁ。塔子に寝てろと言われとろうが!」
ふふっもう先生ったら。
塔子さん云々じゃなくて、自分が心配なんでしょー?
お目当ての樹は大木になってました。
夏目は霧葉に自分で登って取って来いと言う。
そうじゃないと、意味がないんだよね。
夏目と霧葉が見つめあってるバックで、ヒノエと先生が漫才やってるから
気になって仕方ないよ~。
苦労して登った樹のてっぺんに近いところの枝に、
結ばれてる契約書がありました。
トンビの鳴き声にふと霧葉が顔を上げると、
遙か先の視界に、青い海が広がっていた。
太陽の光をキラキラとさせながら。
ここのトンビの声と風を使った効果、アングルとBGM、
凄く良かったです。
「海が見えるーっ!!」
髪で片目隠れていた霧葉ですが、風でしかっり両目が見えて、
そんなところも狙ってるかな。
レイコの素敵な贈り物。50年後のプレゼント。
ちょっと、泣けました。
もし霧葉が礼を言いたいと思ったとしても、
もうレイコは居ないのだものね。
妖にとって50年なんてたいした長さじゃない。
それが分かっててこの約束をした。
「レイコはそんなロマンティストじゃ…」
と言いかけた先生、一つ目ごとヒノエにぶっ飛ばされました。
一つ目、ご愁傷様。
霧葉に名前を返した後、契約書は消えた。
いつもは、紙って消えないよね。
でも今回のは50年も風雪にさらされて、本来ならもう形を保ってるはずはない。
それが保っていたのは、名前が書き込まれた契約書で、
妖力があったからなのでしょう。
消えるシーンをわざわざ見せたのは、そういうことかなと勝手に推測。
名前を返されて寂しさを感じる霧葉。
何も残らないなんて、と。
「残っているよ」
と言って霧葉の手を取って、彼の胸に当てる夏目。
-見たもの、感じたもの、それはずっと消えない。
忘れはしない。
そこに、「ただいまー」と帰宅した塔子さんの声。
慌てて着替えて布団に潜る夏目。みんなのおおわらわっぷりが楽しい。
靴下半分脱ぎだし…これはバレたよねぇ。
-さまざまな出会いとともに。
霧葉は寺崎裕香さん。初聞きでした。
①の方でも書きましたが、オリジナルでも全然楽しめました。
スタッフはキャラたちをちゃんと掴んで動かしてくれてるし、
我々のツボも分かってる。
笑わすシーンでは笑わせてくれて、きゅんとなるトコもあり、
夏目を取り巻く人物たちとの関係の微妙さも書き、
心温まるものもくれる。
見終わって、良かったなぁと毎回思えるのって、
凄いですよね。
次回はいよいよ多軌の登場です。
予告の声に聞き覚えがあるなぁ、しかも最近…と頭を巡らせて
いたのですが、あの方ですか。
女性声優さんは、とんと疎いのですが、
多分、人気のある方…なんですよね?
どんな演技を聞かせてくれるか、楽しみです。
次回、6話7話の前後編ですね。
で、8話に人魚話が来るようです。
人魚話は、これまたホロリと来る話。
3週とも楽しみですねー。
夏目のアニメ公式サイトで、
カレンダー壁紙を配布してます。
第三弾 5月&6月の壁紙もUPされてますよっ。
欲しい~っと思われた方は、
続 夏目友人帳アニメ公式サイトへ。
TOPに壁紙へのリンクあります。

↑
夏目友人会に入会してます。
前半感想をお読みでない方は、先に前半を読んで頂けると有り難いです。
「続 夏目友人帳」#5【約束の樹-①】どきどきするじゃないかっ(笑)
尚、TBを下さいます場合は①の方にお願いいたします。
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おや、霧葉が額のタオルを換えてかいがいしく看護してますよ。
無茶するからだとぼやく先生。
ヒノエも傍に居る。なんか良いね。
人の眼には夏目が独りで寝かされてるようにしか見えないだろうけど、
(あ…太った飼い猫は傍にいると分かるとしても)
実際は、友人が三匹見舞ってるんですから。ふふ。
僕のせいだと自分を責める霧葉が可愛いね。
そしてヒノエと先生の反応が妙に気が合ってるのが笑えたり。
「あんな話、しなければ良かった」
霧葉の頭とヒノエの口元のアングルってのがまた良いよね。
ヒノエがなに考えてるか、想像つくよ。
「もう一度言ってみな」
うひゃー姉さん迫力あるよ。

誰のために夏目がこんなことになったのか。
「夏目の気持ちを少しは分かってやれっていってるのさ。
コイツの頑張りを無にするようなこと言うんじゃないよ」
良いオンナだなぁ…ヒノエ~。
「今度言ったら、タダじゃおかないよ」
夏目にヒノエみたいな友人がいて、良かったと思うわ。
回りと付き合うのがヘタなくせに、いざとなると誰かのために
無茶をして、
「似てるよ、この子はレイコと」
岡野さんのしみじみとした言い方がイイ。実感こもってるなぁ。
と、ここでレイコとヒノエの出会い物語。
原作では特別編6「レイコ懐古帳」として6巻に収録されてる8Pの短編です。
これは是非動いてるとこ見たかったので、このオリジナルに混ぜて
見せてくれて感謝です。

退屈していたヒノエの前に、道に迷ったので森の出口を教えてくれと
学生服を着た少女が現れた。
セピア色だった風景が、レイコと話始めてカラーになるのがまた良いね。
「人の子?私が見えるとは」
と少し驚いたヒノエですが、
「こいつはいい」とブラック発動するところが楽しい。
案内してやると言って、騙すつもりなわけだ

男なら沼に落としてやるところだが、なかなか美しい娘、
森の奥におきざりにして泣かせてやろうと目論む。
ところでレイコがこんな森に入ってしまった理由ですが、
ついうっかり男三人ぼこぼこにしてしまったので、
ほとぼりが冷めるまで隠れていようと思ったから。

預かってもらってる身で人様に迷惑かけたくないんだけど、
とレイコ。
「ほんとに人って面倒で嫌い」
「へぇ…じゃあお化けとか妖怪は好きかい?」
この後の間が良いね。原作より間を取ってます。
「恐い物は嫌いです」
沙苗さんの言い方も良いなぁ。レイコだなぁ。
-ふん、そうだろうね。
妖が好きな人間なんて居やしないさ
普通そうだろうけど…
妖全体のくくりじゃなく、好きな妖がちょこちょこいる、
妖怪の友達を持ってる人間は、今、ここにいますけどね。
「そーいえば貴女、森の中にしては派手な格好ねー」
レイコのしれっとした言い方がイイじゃないすか。
「貴女…もしかして…」
原作より黒いよ表情が

ヒノエの焦った顔は、よりコミカル。
「そうさ、私は…」
「あっあぶないっ」
「へっ?」
岡野さん、その「へっ?」がまた良いわーっ。
次の瞬間、カラスに突付かれるヒノエ。
どうもヒノエの簪を狙ってるらしい。
「大事なもんだって言ってんだろーっ」
そんな台詞が通じる相手ではないと思うぞ。

「やられちまった…」
がっくりするヒノエ。
「へー、そんなに大事なものなの?」
しゃがんだレイコは木切れを拾って、カラス目がけて投げる。
「それっ」
見事命中の素晴らしさ。

そしてカラスが咥えていた簪は湖にぽちゃり。
それを見たレイコは助走付けて
「ふっ」
湖に飛び込み、潜って簪をゲットです。
飛び込むときの滞空時間、水面に映るレイコの姿とか、
カッコ良かった~。
こういうトコはアニメが得意なわけですからね。
原作で描かれてないところも、ひたすらレイコちっくに
描いてくれて、それがまたかっこよくて、嬉しいよー。

泳いでる時の、腰が沈んでお尻がちょっと出る加減とか、
潜る時の動作とか足とか、とってもリアル。
良いよ、良いよ~。

「なにやってるんだい。無茶はおよし」
呆けてるヒノエ。髪が降りてると若く見えるよね。
「あったわよー」
綺麗な笑顔でヒノエにそう叫ぶレイコ。
「ねぇ貴女、妖怪なんでしょ?これ返して欲しかったら、
森の出口まで案内して、ね?」
そこでズキューンですよ。

ヒノエ、コロリと落ちました。
「なんとタチの悪い」
タチの悪い…タチの悪い…とエコーになるのと、ヒノエのポーズが笑えます。
はい、回想終わり

「今考えても、ほれぼれするねぇ」
なんでそこで惚れるのか、何度聞いても分からんと先生。
そう?私は分かりますよー。
「ふん、ブサイクな巨顔猫なんぞに分かってたまるか」
ここで憤慨する先生の声がまた文字起こし出来ませんよー和彦さん。
しっかり聞いていた夏目。
レイコが簪のために湖に飛び込んだのか、と感慨深げです。
血筋ですね、間違いなく。

レイコは結んだ紙を取ったら海が暴れて世界が滅ぶと脅していたが、
森しか知らない霧葉になんで海?と先生が疑問を持った。
それは霧葉が海を見たいと、レイコに話したから。
生まれてこの方、森から出たことがない霧葉だが、
渡り鳥から話は聞いていて、憧れていたようです。
海ぐらい行けばいいのにとヒノエが言いますが、
霧葉は森で生まれたものは森を出ちゃいけないと思ってるようだ。
結界が張られてるわけじゃないのに、
かたくなに無理だと言い張る。
でも海がどんなところかは、レイコが教えてくれた。
「青くて、どこまでも広くて」
「「うん」」
「いつも波が揺れていて、太陽や月の光がキラキラ光ってて」
「「うんうん」」
「首の長い恐竜が済んでて…」
「「うんうんうん…ええっ!?」」
三段落ちだ。
ここのやりとりが楽しい~。
ヒノエと先生の息ピッタリがまた笑える。
「島は秘密基地になっていて、運がいいと円盤が飛び立っていく所が見られたり
するんですよね」
これが提供バックの絵の謎でした。
爆笑です。

「すごいなぁ」
夢見モードの霧葉。
あんぐり口開けて霧葉を見てるヒノエと先生にまた爆笑。
「確かに凄いな、途中から」
「えっ?」
「嬉々として話してるレイコの顔が浮かぶわ」
「やっぱり僕、騙されてたんですね」
落ち込む霧葉が可愛いね。
「「うんうん」」
「しかしレイコは言うことを聞いた妖から名前を取ったりしない
んだけどねぇ」
とヒノエが不思議がる。
これは原作の台詞を別の方法で上手く使いましたね。
「よっぽど悪戯したかったんだろうな」
先生ったら…。
「酷い」
と落ち込む霧葉。
「そう思う?レイコさんが、酷い人だと思う?ん?」
ちょっと待ったぁぁぁぁーっ。なんですか神谷さん、その優しい声はーっ!!
なんですその「ん?」はっ!!
た、堪らん…。

熱が下がったらまた探しにいこう。
紙が見つかったら、レイコが何をしたかったのか、
分かる気がするんだと言う夏目。
私も、見当が付きましたよ。

翌朝、熱は下がったようです。
「もう、無茶しちゃ嫌よ、貴志くん」
「ご心配をおかけしました」
まだ他人行儀だけど、でも少し距離は縮まってるよなぁ。
あら、塔子さん鼻歌まじりで上機嫌ね。
戸締りして出かけようとしてるところに、
一つ目と牛顔がやってきました。
「お~でか~けで~すかぁ?いってらっしゃい」
と塔子さんに手を振る。
もちろん塔子さんには見えてない、聞こえてない。
こいつら、常連ですが、出てくると楽しい。
お気に入りです。松山さんの一つ目を演じる時の独特な口調が
大好きです。
ヒノエが樹を見つけたので、こいつらを寄越したようです。
「いくな」
と即行釘を刺す先生ですが、起き上がる夏目。
「いくなよ」
それも無視して、
「よし行こう霧葉」
今度は夏目と霧葉の間を割って入り、
「だーかーらぁ。塔子に寝てろと言われとろうが!」
ふふっもう先生ったら。
塔子さん云々じゃなくて、自分が心配なんでしょー?

お目当ての樹は大木になってました。
夏目は霧葉に自分で登って取って来いと言う。
そうじゃないと、意味がないんだよね。
夏目と霧葉が見つめあってるバックで、ヒノエと先生が漫才やってるから
気になって仕方ないよ~。

苦労して登った樹のてっぺんに近いところの枝に、
結ばれてる契約書がありました。
トンビの鳴き声にふと霧葉が顔を上げると、
遙か先の視界に、青い海が広がっていた。
太陽の光をキラキラとさせながら。
ここのトンビの声と風を使った効果、アングルとBGM、
凄く良かったです。
「海が見えるーっ!!」
髪で片目隠れていた霧葉ですが、風でしかっり両目が見えて、
そんなところも狙ってるかな。
レイコの素敵な贈り物。50年後のプレゼント。
ちょっと、泣けました。
もし霧葉が礼を言いたいと思ったとしても、
もうレイコは居ないのだものね。
妖にとって50年なんてたいした長さじゃない。
それが分かっててこの約束をした。
「レイコはそんなロマンティストじゃ…」
と言いかけた先生、一つ目ごとヒノエにぶっ飛ばされました。
一つ目、ご愁傷様。
霧葉に名前を返した後、契約書は消えた。
いつもは、紙って消えないよね。
でも今回のは50年も風雪にさらされて、本来ならもう形を保ってるはずはない。
それが保っていたのは、名前が書き込まれた契約書で、
妖力があったからなのでしょう。
消えるシーンをわざわざ見せたのは、そういうことかなと勝手に推測。
名前を返されて寂しさを感じる霧葉。
何も残らないなんて、と。
「残っているよ」
と言って霧葉の手を取って、彼の胸に当てる夏目。
-見たもの、感じたもの、それはずっと消えない。
忘れはしない。
そこに、「ただいまー」と帰宅した塔子さんの声。
慌てて着替えて布団に潜る夏目。みんなのおおわらわっぷりが楽しい。
靴下半分脱ぎだし…これはバレたよねぇ。
-さまざまな出会いとともに。
霧葉は寺崎裕香さん。初聞きでした。
①の方でも書きましたが、オリジナルでも全然楽しめました。
スタッフはキャラたちをちゃんと掴んで動かしてくれてるし、
我々のツボも分かってる。
笑わすシーンでは笑わせてくれて、きゅんとなるトコもあり、
夏目を取り巻く人物たちとの関係の微妙さも書き、
心温まるものもくれる。
見終わって、良かったなぁと毎回思えるのって、
凄いですよね。
次回はいよいよ多軌の登場です。
予告の声に聞き覚えがあるなぁ、しかも最近…と頭を巡らせて
いたのですが、あの方ですか。
女性声優さんは、とんと疎いのですが、
多分、人気のある方…なんですよね?
どんな演技を聞かせてくれるか、楽しみです。
次回、6話7話の前後編ですね。
で、8話に人魚話が来るようです。
人魚話は、これまたホロリと来る話。
3週とも楽しみですねー。

夏目のアニメ公式サイトで、
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第三弾 5月&6月の壁紙もUPされてますよっ。
欲しい~っと思われた方は、
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夏目友人会に入会してます。
今回はオリジナルと原作が混じってたんですね^^
それを感じさせないスタッフさんGJです☆
羊羹を丸呑みするニャンコ先生が可愛くてどうしようかと(〃▽〃)
夏目を支える田沼にもときめくことができておいしい30分でした(マテ)
ニャンコ先生も面倒臭がりつつも頼りになるヒノエを呼びに行ってるし…
あちこちでいろんな優しさが垣間見れた回だったなぁと♪
>「似てるよ、この子はレイコと」
以前あったときはレイコさんと夏目は違うって言ってたんですよね…
そんなヒノエから似てるなんて言葉が出るとしみじみとしちゃいます。
やり方は不器用で危なっかしいところもあるけど、誰かに対して一生懸命なところはソックリなんですよね。
そんなレイコさんのいい所をを、周りの人が少しでも知っていてくれればなぁと思わずにいられません(涙)
そうしたら、もっと人との距離も近くなれたかもしれないのに…
疎まれても屈しないレイコさんは強い人だったろうけど、
寂しさも少なからずあったんじゃないかなと思いました。
>もちろん塔子さんには見えてない、聞こえてない。
こんなところにも小さな優しさを感じます^^
見えない塔子さんにも挨拶をする中級妖怪's(笑)がいいですねぇ♪
こういう妖がいるから、夏目もお節介を焼いちゃうんだろうなぁ( *´艸`)
ではでは、お邪魔しました!
コメありがとー。
そう、オリジナルに短編を上手く混ぜたなーと
思いますね。
ここのスタッフさんは、安心出来るから良い。
>羊羹を丸呑みするニャンコ先生が可愛くてどうしようかと(〃▽〃)
凄いインパクトありましたわ(笑)
羊羹はぷるんぷるん踊るわ、
先生の腹はポンポンだわ、
どんだけ笑わせてくれるのーって感じ。
>夏目を支える田沼
美味しかったですよねぇ。
二人とも原作より色気あるから、
変な想像しそうになるよねぇ…。(笑)
>あちこちでいろんな優しさが垣間見れた回だったなぁと♪
ほっこりしますよね。
こう、日々厳しい社会の波にもまれてると、
このアニメが軟膏になります。
癒されます、ほんと。
優しさや思いやる気持ちを思い出します。
自分もなくしちゃいけないって再確認させられる。
>以前あったときはレイコさんと夏目は違うって言ってたんですよね…
そう、レイコは人が嫌いだったから、
まずそこで「違うんだな」とヒノエは感じたんだと思う。
でも夏目も子供の頃は、好きじゃなかったと思うよ。ここに来て、優しい人たちに会えて、
変わっていったんだもの。
レイコのことは、理解してくれる人がいなかったのよね。レイコのことを思うと、切なくなる。
夏目は大変な思いをしてきたし、今も大変だけど、レイコよりずっと恵まれてるし幸せだ。
でも夏目が彼女と関わった妖たちと触れ合うことで、彼女の事を知る。
知ってあげることが供養だよね。
なごやんさんも言ってたけど。
会った事も無い孫が、今こんなにレイコのことを感じている。レイコは今は、とても幸せだと思うわ。
>見えない塔子さんにも挨拶をする中級妖怪's(笑)がいいですねぇ♪
この中級妖怪'sが、良い味出てますよね。
原作でもそう思ってたけど、声がついて更に魅力的になりました。
今回彼らの部分もオリジナルなわけですが、実に彼らを掴んで動かしてくれてるよねぇ。
次回は多軌登場ですー。
楽しみですねっ。
小さなことも逃したくないという思いが、ひしひしと伝わってくるようです。
>「まったく、いつになったら気づくのやら」
>みんなの言いたいことを代弁してくれてありがとう先生。
自分の言いたかったことも、たちばな様が代弁してくださって、ありがとうございます!
昨夜、自分の感想書いた時は、「夏目でトレカ」で随分呆けていたようで。
内容は足りないし、作品タイトルまで入れ忘れてるし。
TB変になっていて、申し訳ありません(汗
>崩れ落ちる体を抱きとめたのが、
>田沼ーっ!!
邪じゃなくっても、ここは田沼以外あり得ないと思います。
視聴者の期待を外さないスタッフに感謝!ですね。
>原作で描かれてないところも、ひたすらレイコちっくに
>描いてくれて、それがまたかっこよくて、嬉しいよー。
あの飛び込みとか、さらにカッコよくなってますよね。
ヒノエのシーンもそうですが、アニメになって良かったです!
>レイコの素敵な贈り物。50年後のプレゼント。
>ちょっと、泣けました。
自分も、分かっているのにホロっと来るものが。
少し前まであんなに笑えていたのに。
こういうところの切り替えが良くて、好きですねえ。
本当に、見ている自分も優しい気持ちになります。
アクセス解析のところで見ましたが、自分のブログに案内していただいているようで、どうもありがとうございます!
ブックマークも!
とても嬉しかったです。
・・・ちょっと恥ずかしいので、こちらでお礼させていただきます。
また今後とも、よろしくお願いいたします!
コメありがとうございます。
今回の感想、また長くてすみませんっ。
>小さなことも逃したくないという思いが、ひしひしと伝わってくるようです。
そうなんですよ、ダメですねぇ。
あれもこれも、語っときたくなっちゃって(汗)
今回は半分以上オリジナルだから、
原作比較は少なくて済むはずで、
いつもより短くても良いはずなのに。
なーんで、こんな長いのかしら。
皆さんきっと呆れますよね。
でも仕方ないわー。夏目に関しては、歯止めが利かないらしい。
>自分の言いたかったことも、たちばな様が代弁してくださって
わーい、ほんと?
じゃあ気持ちは一緒、ですね。
>自分も、分かっているのにホロっと来るものが。
少し前まであんなに笑えていたのに。
笑いあり涙ありで、娯楽の見本みたいですよね。切り替え、バランス、絶妙だと思います。
上手く創ってますよね。
>自分のブログに案内していただいているようで
いやいやそれは、ウチの記事にくださったTBやコメントを見て、ウチに来たお客様が興味を持たれたということですから。
>ブックマーク
前に宵待月さんからリンクのお話頂いたので、ブクマさせて頂きました。
あの時レスさせて頂きましたように、公私共に忙しい時は不義理してしまったり、アニメ感想もかけない時が出てくるかもしれませんが、ご了承くださいね。
gooブログは相互リンクという表示のものがなく、ブクマしかないのですよー。
申し訳ありませんが、これで失礼します。
今後とも宜しくお願いしますね。