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橘の部屋

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「ヘタリアAxis Powers」#45 スイスって…そうだったのね。

2009-11-30 22:42:09 | ヘタリア
今回はまるまるリヒテンの話でした。
スイスってそうだったんだ…と、感動しましたわ。
良いオトコだねぇ。

公式HP
アニメイトTV webアニメシアター「ヘタリア」

注意:感想に出てくる国の名は、「ヘタリア」のキャラ名としての
国名です。それぞれへの国に対するコメントではありませんので、
誤解無きよう願います。


あらすじ 第45話
その昔、家も周りも荒れて、食べるものも満足になく、ボロボロだった
リヒテンシュタイン。その彼女を助けたのが、隣にいたスイスだった。
ある朝、夢で当時を思い出したリヒテンシュタインは、何故あの時見
返りも期待せず助けてくれたのかとスイスに尋ねた。



自室で目覚めたリヒテン。
『あの…これ受け取って下さいまし』
『これは?』
『いつものお礼です。ほんの気持ちですから』
『あぁ…有り難く頂いておく』

あぁ前にありましたね、このシーン。
リヒテンからスイスへのプレゼントって
ピンクのパジャマでしたよね。
あの続きになるのかな。


-って、言ってもらいました。 嬉しいです。


あれ…また寝るの?ちょっ!今の寝言?


-兄さまに喜んで貰えると 幸せです。


可愛く寝息立てて寝ちゃったよー。

そして見た夢が、雨の中のずだぼろリヒテンだったのですね。
夢といっても、過去の記憶で、
世界恐慌でリヒテンは本当に死にそうだったようです。
世界史てんでダメなので、知りませんでしたが。


-どうしましょう。
 恐慌で家ま周りもぼろぼろです。
 食べるものも満足にありませんし、
 これから私、どうなってしまうのでしょうか。

ここは前話のラストで挿入されたシーン。
壁に背をつけてずるずる滑り、ペタンと地面に座り込むリヒテン。
その表情が儚げだ。
雨が余りに激しくて、リヒテンの顔もしっかり見えないんだけどね…(あ)。
いやこれは…画質が悪いってこともあるが


-私、もうダメかもしれません。
 あぁ…もう少しだけ、国で居たかったです。

 
壁にもたれて眼を閉じるリヒテン。
その時近づいて来た靴音が、彼女の前でピタリと止まった。

「おい、お前。大丈夫であるか?」

ゆっくりと眼を開けると、青年が立っていた。
少し心配そうな顔で。

-それが…兄様でした。


「美味いか?」
「美味いでしゅ」
着るものと食べるものを与えてもらったリヒテン。
スイスのシャツ、背中に継ぎはぎがあるって事は、
こちらも貧乏だったってことよね。


-それから私は色々と面倒を見てもらいました。
 

リヒテンが食べる様子をただじっと見てるだけのスイスに、
彼女は疑問を感じて訊ねます。
「貴方は食べないのですか?」
「あぁ…もう食べたのだ」
スイス~っ!男前だね、アナタ。

洗濯をするスイスを手伝うリヒテン。
「もう体調は良くなったのか?」
「えぇとても」


-その後で分かった事ですが、
 兄様は自分の食べるものも無いのに
 私を助けてくださったらしいのです。
ええ話やぁぁぁ~っ。

ハッと目覚めたリヒテン。
今度はちゃんと朝で、ちゃんとしっかり覚めたようね。
そして急いで着替え、庭でお茶を飲んでるスイスの元へと走る。

「兄さま兄さま。今日は昔の夢を見て。
それでお聞きしたいことがあるのです」
「うん…そうか」

と、ここは落ち着いていたスイスですが…

「どうしてあの時、私を助けてくださったのですか?」
「あ~さからいきなりそんな質問をするであるか」
くふふ、前半は朴さんらしい言い回しで、でも「あるか」が付くから面白い。
スイスな朴さん好きだなぁ。

あの時スイスも大変だったと聞いた、なのに何故。
それ、私も訊きたい。

「それはだな、人として当たり前の行為であり、国としての使命である。
だから、そのぉぉぉ…自分の正義に従った結果であり、うううううん」
面白いなぁ生真面目スイス。
アセアセっぷりが笑えます。いや、バカにしてるんじゃないのよ。
微笑ましくてさぁ。にやにや。

ケホンと軽く咳払いし、「いや」とスイス。
「あの日見た瞬間、放って置けぬと思っただけである。
こうして元気になって良かった…と、思う」
「兄さま、私、幸せです」
ほんと、そら幸せだわリヒテン。
こんな経緯があるのなら、スイスにぞっこんになって当たり前だ。



~第一次世界大戦末期、参戦して居ないにも関わらずリヒテンシュタインは、
 未曾有の不況と食糧飢饉に見舞われました。
 そこに救いの手を差し伸べたのが、スイスです。
 当時、人口も一万人に満たないこの隣国を助けるに当たって、
 スイスは見返りを期待していなかったと言われています。
 その動機はソリダリテート、つまり連帯感でした。~


英語だと連帯は「solidarity」で連帯感は「a sense of solidarity」だよね?
ソリダリテートってのはスイス語?


原作者日丸屋さんのサイト「キタユメ。」はこちら↓



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2009-12-02 09:00:11
( ;∀;)イイハナシダナー
返信する
ほんとですね。 (たちばな)
2009-12-02 21:51:21
コメントありがとうございます。

ほんと、良い話ですよね。
私はいつもの連中が出ないとつい寂しい…と
思ってしまうのですが、
今回は、良い話聞けたし、まぁいいやと思いました(笑)
返信する