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韓信――兵仙(10)楚漢戦争の転換点で、韓信は20万の楚軍を水没させた【千古英雄伝】

2023-05-01 | 文化・歴史

前回:韓信――兵仙(9)斉の殲滅の犠牲者、麗食其の死は韓信とは何の関係もない【千古英雄伝】

 

(続き)

楚と漢の間の覇権争い以来、韓信は軍隊を率いてより少ない兵士でより多くの勝利を収めました。また、陳倉を密かに渡る、手造りの木罌船(もくおうせん)が川を渡る、背水の陣、趙を破るなど、歴史上多く知られる戦いの奇跡を残しました。その中でも「濰水(いすい)の戦い」は楚と漢の立場を根本的に逆転させ、楚軍を水没させる奇跡を起こしました。

紀元前203年、韓信は斉を襲撃し、斉の首都である臨淄(りんし)を占領しました。斉の王である田広(でんこう)は残兵とともに高密に逃れ、項羽に助けを求めました。もともと斉と楚は深い不満を持っていましたが、漢軍は終始無敵であり、項羽の覇権を脅かしていたため、項羽は一時的に斉軍と同盟を結ぶ必要がありました。

彼は軍で最も強力な将軍である龍且(りゅうしょ)と20万人の精鋭騎兵を高密に送りました。この時、韓信は 10万人に満たない兵士しか持っておらず、斉楚連合軍と決戦をしなければならなかっただけでなく、部隊の一部を斉の土地に残し、占領した土地を斉の残留部隊から守らなければなりませんでした。 

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韓信――兵仙(10)楚漢戦争の転換点で、韓信は20万の楚軍を水没させた【千古英雄伝】

韓信は楚漢の覇権争いで、少ない兵力で多くの勝利を収め、陳倉の秘密の渡河、木罌船での渡河、背水の陣、趙の破壊など多くの戦いで奇跡を残しました。特に「濰水の戦い」は...

 

 


 

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