中国湖南省平陽県の小学校内のクラスの様子(JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)
最近、中国語のネット上で上海開放大学の教授である鮑鵬山氏の講演が話題となっている。鮑氏は、中国共産党による12年間の国語教育が生徒に何も教えていないとして、「金を巻き上げ、命をも危険にさらす」と強く批判している。
具体的な時期は明らかにされていないが、鮑教授は講演中に自分の息子の教科書と自分の父親が使っていた教科書の比較をした。
現在の小学校の教科書には、小さな雄鶏や白い兎、大きなスイカ、小さなゴマなどの動物や植物の話ばかりで、これでは文化を学ぶことにはならないと直言している。
一方、彼の父親は私塾でわずか2年余り学んだのみであったが、一生涯、文人のような風格を保っていたという。彼が正月に実家に帰った際、父親から家の小さな観音堂のための対聯を依頼されたが、書けなかったと語っている。それに対し、父親はすぐに「廟小無僧風掃地、天高有月佛前燈」と書き上げたそうで、鮑氏はその才能に深く感動している。
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