ほんの数十年前まで抑止力の核を担っていた航空母艦(空母)は、もはやその力を失いつつある。
第二次世界大戦以降、長年にわたり米国は空母を主力として世界各国・各地域に海軍力を展開してきた。ところが、深刻化する対艦ミサイルと潜水艦の脅威を前に、抑止力としての空母の運用には大きなリスクを伴うようになった。
一方で、対潜水艦戦闘(対潜戦・ASW)の進歩は潜水艦がもたらす脅威に追いついていない。米国は、もはや十分な抑止力を発揮できない空母ではなく、潜水艦を用いて対中国抑止を図る必要がある。
その良い例が、1995年に発生した第三次台湾海峡危機だ。
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