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日本人として日々の暮らしの中で思うこと、知りたかったこと

「悪魔の神殿」と「ジェンダーフリー論者」に類似した思考パターン

2021-01-29 12:37:39 | 米国
少し前に書いて、投稿せずにいた記事なのですが、投稿することにしました。


まず、私はLGBTを否定する立場なのではありません。「ジェンダーフリー」とLGBTは似て非なるものだと思います。


これはアーカンソー州リトルロックで2018年8月頃に開催された集会に登場した「翼のあるヤギの」バフォメットの像で、州議会議事堂に設置してあるそうです。


悪魔の寺院の共同創設者であるルシアン・グリーブスという人物は「最初の修正集会」に集り歓声の上げる群衆に話したそうです。


それは、「公共の場は宗教的なメッセージから解放されるべきであるか、悪魔主義者のアイコンを含むすべての信仰の表現に開かれるべきである」と。


この像の7.5 フィートの数字は、悪魔主義者にとっての多元主義、法の平等、寛容、和解の象徴である、とグリーブスは金曜日にNPR(注)に説明したそうです。


彼がそれをその特定の場所に保管場所から運び出した理由は、敷地内に恒久的に設置された別の記念碑、十戒に抗議するためでした。


米国に15の支部があり、カナダに1つの支部がある全国組織である悪魔の神殿は、公共の財産でのキリスト教の宗教的展示にのみ反対。



これはちょうど、今、弾劾騒動で有名になった下院のペロシ議長の「父や娘などのジェンダー用語を違法化する下院規則を起草する」という異常な何かに通ずるものを感じます。この人も悪魔の神殿の信者のように思えます。


米国議会のこの馬鹿げた規則は次の117回議会で投票されるそうですが、この規則が可決されると「父、娘、母、息子のようなジェンダー用語は非合法化される」のだそうです。ただ「親と子」という言葉だけを使用するのだとか。


なんとまぁ馬鹿げた規則をつくろうとしているのでしょうか。よその国の下院の規則など関係ないといえば、関係ないのですが、この80歳のマフィアのファミリー出身の民主党下院のボスは基本的にかなりエキセントリックな人物のようですね。


私には「悪魔の神殿」の主催者であるグリーブスとペロシが重なります。両者には社会規範、公序良俗、固定観念を悪とし、秩序なき社会を目指している人々のように思えてなりません。


ルシアン・グリーブスは以下のようなことを集会で言っているそうです。
私たちは、他人の信念を私たちに強制することと同じように、私たちの信念と象徴をあなたに強制することにほとんど関心がありません

共和党のジェイソン・ラパート上院議員は、国会議事堂の敷地内での十戒の配置を承認した2015年の法案を後援し、憲法修正第1条に基づく言論の自由のすべての権利を「尊重」しているとTHV11(注)に語った。

しかし、彼は続けた、「アーカンソーの人々は、私たちがあなたの冒涜的な発言に同意しないと言う権利があります...そして本当に十戒に対する戦争です。」

上院議員はまた、「アーカンソー州議会議事堂の敷地内に攻撃的な彫像が恒久的に建てられる前に、地獄で非常に寒い日になるだろう」と付け加えた。

ラパートの記念碑に反対するグループは悪魔の寺院だけではありません。このグループは、アメリカ自由人権協会の州支部が提起した訴訟に参加しようとしています。この訴訟では、展示は差別的で違憲であると主張しています。裁判官は、グループが事件に参加できるかどうかを判断します。

半山羊の半人像は、もともとオクラホマ州の10の戒めの像に抗議するよう依頼されましたが、2015年の州最高裁判所の判決により、6フィートの花崗岩の構造は違憲であると判断されたため、グリーブスはそれをサイトから撤回しました。

今、彼はNPRに「私たちはアーカンソーに焦点を合わせている」と語った。
以下のようNPRのビル・チャペルが報告された「アーカンソー州議事堂の十戒記念碑の最初のバージョンは、それが昨年の夏、車によって破壊された24時間未満の前に続きました。」その破壊に責任のある同じ男はまた、オクラホマの十戒の記念碑を破壊しました。


LGBTは心と体の性が一致しない人々のことで、昨年話題となった映画「ミッドナイトスワン」などで描かれていたそれらの人々の「生きづらさ」も想像できます。私はこの映画を映画館に足を運んで観に行き、「異端者として生きる」人々の悲劇性には共感しますし、映画を観ていて涙がでました。


しかし「ジェンダーフリー」が「どちらかの性であることを区別しない立場」であるとすれば、それは公序良俗、社会規範などの破壊主義ということに繋がりかねない。


先日バイデン大統領(仮)が出した「LGBT差別禁止の大統領令(仮)」はなどは余りにも短絡的で、これは明らかにおかしい。社会の公序良俗を破壊しかねないものを多くの人々の議論を経ずに「大統領令(仮)」として出すのは独善的過ぎますね。


LGBTはある意味で「異端者」だし「少数派」だし、大多数の利益とは所詮共存しにくい。大多数の人々の利益を優先にするのは社会のバランスをはかる上で必要なことだと思います。


社会通念、社会規範を完全に取り除いてしまえば、その果てにあるのは弱肉強食、善悪の境界のない、無秩序なカオスの世界でしかないように思えます。



(注)NPR:
ナショナル・パブリック・ラジオとは、アメリカ合衆国の非営利・公共のラジオネットワーク。

(注)THV11
米国アーカンソー州リトルロックに認可されたCBS系列のテレビ局。 

引用元:




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4 コメント

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お早うございます (井頭山人)
2021-01-30 10:22:45
どうも非合法な政権が究極的には独裁制の世界を構築する為に、人間の文化的な規範の裂け目を拡大し混乱を醸成することで、正常な社会の破壊を目指しているのでしょう。此処に書かれた心と体の対応は、発生過程に於ける胎児期のホルモンバランスの関係から心的傾向の異常が生まれる事はある程度分かっている訳です。基本的には性染色体が決めた性が生物としての基盤です。ところが胎児期の男性ホルモンの量で心的傾向が変わることがある。その点人間の場合は単なる生殖役割では済まない事態が起こり得る。卵巣だから女で精巣だから男という性役割は有性生殖以来の永い変化の歴史がありそれは人間の文化と社会の基礎規範である為に、これが壊れると秩序は乱れるか崩壊をする。男と男の結婚を法的に認めることは狂っている事でしょう。それは女と女の場合も同様です。社会規範を破壊することで、それが高じると弱肉強食の野蛮な世の中が出現する。Freemasonが人口減少を狙っているのもその一環かも知れない。以前にも書いた気がしますが江戸時代には男色も武士や僧侶の間では普通にあった様です。武士の場合は戦場での結びつきから、僧侶の場合は妻帯を禁止されていた為に稚児を溺愛したりした。然しそれは生物としての普通の行動を制限した為に起きた現象です。体と性の不一致の差異はそれが人口に占める割合では決して多くは無い。むかしの時代ならば、人はそれは見て見ぬふりをして暗に認めていた。少し変わった人として認めていた訳です。極左は差異を針小棒大に言い繕い、普通の常識を破壊しょうとするものです。公序良俗のある世間は共産主義には扇動されないからでしょうね。USAのこの300年間の歴史は一口に言えば白人移民の侵略の連続でした。簡単にこの歴史的な概観を追うだけでも文章ソフトを使って書くと50ページくらいには成るでしょう。文章ソフトの一頁は空白を残さず書けば大まかに原稿用紙四枚分ですので原稿用紙に直せば二百枚分です。然しお書きに成られた、この悪魔教という物は仏教と神道の日本人には縁がないので常識的には理解出来ない物でしょうね。矢張り一神教由来の物の様です。
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曲がった平等主義の危険性 (cotton85)
2021-01-30 11:27:21
もともとバイバイは、議会の承認を得ない大統領令は許されないとトランプを批判してきた人物です。それが手を返すように大統領令の連発です。これだけでも信用がおけませんが、ハリスの露払いをしているのでしょう。どこかで揚げ足を取られて、これ幸いと大統領を辞めさせハリスに変わる手はずですね。

ペロシの「父」「娘」などの言葉を違法化する件についてはまるで悪魔のようで病んだ異常性を感じさせます。
日本では、橋下徹、玉木雄一郎が主張する戸籍廃止・夫婦別姓の考えと通じるものがあります。これらの主張は日本伝統の家族制度の崩壊、個人勝手主義の台頭に繋がり公序良俗、社会規範などを破壊します。
河野太郎や小泉進次郎なども否定していませんから末恐ろしいです。

LGBTを守ることに焦点を合わせすぎて大多数の一般人の気持ちを大切にしないのは間違っています。LGBTは生産性がないと杉田水脈の言葉を切り取って女性蔑視と執拗に批判するのもおかしいです。
米国と日本の政治家や行政の意識が同じ方向を向き、それをメディアが吹聴するのは危険だと思います。
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こんばんは (kamakuraboy)
2021-01-30 22:23:44
>井頭山人さん、コメントをありがとうございます。新約聖書の「ヨハネの黙示録13章16-18節」に米映画「オーメン」で有名になった、あのくだりが書かれてあるそうです。

「小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は666である。」

悪魔の教会の本部はニューヨークにあり、フロリダ、ミネアポリス、フィンランド、イタリアなどの各地に支部が存在するそうなのです。どのような活動を行って、その目的が何であるのか、、、

民主主義において思想・信仰の自由は保障されているにおいて自由権ですが例えばナチズムなどは否定されているわけで、自由権との兼ね合いで、思想・信仰の自由の範囲というのは非常に難しいですね。

LGBTが生まれてくるのは、胎内環境説が有力ですね。堕天使ルシファーを半陰陽の象徴であるかのように思って、ジェンダーフリーの思想が悪魔崇拝と結びつきやすいのかもしれません。
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こんばんは (kamakuraboy)
2021-01-30 22:34:01
>cotton85さん、コメントをありがとうございます。ジェンダーフリーは日教組の考え方でもあると聞きます。だから、日教組の教師は「〇〇くん」と呼ぶことはなく、男女問わず「〇〇さん」で統一しているのだとか。

この考え方の背景にあるのは「家族や伝統文化の否定」で究極にあるのは、無国籍的世界観だと思います。つまり左翼思想ですね。日教組に属している教師は偏りがあり過ぎて日本では嫌われていますし、斜陽となってきました。

日本には七五三、桃の節句、端午の節句などあって、「伝統文化」を守る国民性はどこの国よりも強いと思います。
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