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トランプ大統領はここが正念場

2020-10-03 17:20:52 | 米国
10月2日の世界のトップニュースはトランプ大統領がとうとう新型コロナCOVID-19感染したというニュースだった。


トランプ大統領とメラニア夫人は、最側近のHope Charlotte Hicksさん(元・ファッションモデルで、前回のトランプの大統領選挙で広報担当を務め、2017年8月から2018年2月にホワイトハウス広報部長)が10月1日、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことから、検査を受け、自主的な隔離措置をとっていたそうだ。


 最側近の広報担当者Hope Charlotte Hicksさん


彼は直ちにヘリコプターでワシントン郊外にあるウォルターリード軍病院に運ばれレムデシビルを投与されたらしい。


ホワイトハウスは、「ウォルターリード国立軍事医療センターへの『数日』の訪問は予防的であり、トランプは彼が彼の公務を続けることができるように装備されている病院のプレジデンシャルスイートから働き続ける」と述べているが、実際の病状は倦怠感や高熱で入院中ということらしい。 


■トランプ大統領本人のツイッター
10月2日現地時間の午前11時44分
Hope Hicks, who has been working so hard without even taking a small break, has just tested positive for Covid 19. Terrible! The First Lady and I are waiting for our test results. In the meantime, we will begin our quarantine process!
「(選挙広報担当者でトランプ夫妻と同行していた)Hope  Hicksはわずかな休憩もとらずに一生懸命に仕事をしてくれていたため、COVID-19陽性という結果が出てしまった!恐ろしい!妻と私は検査結果を待っている。その間、検疫プロセス(隔離)を開始する」


10月2日午後1時54分の投稿
Tonight, @FLOTUS and I tested positive for COVID-19. We will begin our quarantine and recovery process immediately. We will get through this TOGETHER!
「今夜、COVID-19陽性結果が出た!我々(妻と私)は検疫(プロセス)と回復プロセスを直ちに開始する。我々は一緒にこれを乗り越えます!」



陽性の発表後、トランプ大統領によるツイッターへの投稿はなく、マクナニー報道官は、「大統領が近く、何らかの形で米国民に対し演説を行う」と発表しているが、予断を許さない状況となったとみるべきだ。


米国大統領選の行方はここにきて、トランプ大統領の病状が鍵となった。


彼が感染発症したのはむしろ不思議でも何でもなく、当初はマスクをつけずに活動しており、今まで周囲の側近などが感染する中で、本人が新型コロナに感染しなかったのが不思議なくらいだった。


元々体力があり、体力年齢は実年齢よりも若いということなのかもしれないのだが、年齢だけをみれば予断を許さない状態にはちがいない。


9月29日に中西部オハイオ州で行われた 候補者同士のTV討論会で彼はしゃべっりぱなしだっだことで、体力を消耗し免疫力が低下したことで感染と発症したのかもしれない。


このTV討論会はトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が初めての直接対決で、コロナ対策などで激しい論戦を交わしつつ非難や中傷の応酬で度々中断するなどメディアからは「これまでで最もひどい討論会だった」など酷評されていた。


バイデン候補はトランプ大統領と4mの距離にいたそうで、やはりマスクをつけていなかったし、当然ながら、PCR陰性でも2週間は自主隔離が必要ということなのだろう。


仮にこのままトランプ大統領の回復に時間がかかれば、共和党は副大統領指名されている人物が、候補者として擁立されることになるだろうし、選挙戦はやはり共和党にとって不利となったのかもしれない。


逆に早く回復できればトランプ氏が年齢以上の「強さ」をアピールすることにもなり、回復のご祝儀票を集めて共和党圧倒的有利となるかもしれない。


バイデン候補は息子のハンター氏を通して、中国、ウクライナ、ロシアマネーが入っており、FOXなどは「そもそも大統領候補の資格すらない」とまで指摘している。しかし米国メディアの多くが民主党の肩をもち続け、米国上院議会でのバイデンの疑惑問題の報告書に関して殆どスルー状態らしいのだ。


■英国のジョンソン首相の例
因みに英国のボリス・ジョンソン首相も新型コロナに感染、発症して入院したが治療を受けて回復し、執務を継続しておられる。


彼の場合、3月末に新型ウイルスに感染し首相官邸で自主隔離しながら公務を続けていたが、4月5日にロンドン市内のセント・トマス病院に入院した。一時は集中治療室(ICU)で酸素投与を受けたものの、同12日に退院。


つまり感染から発症までが約1週間、発症(入院)から退院までも1週間である。しかし、彼は50代で、70代のトランプ氏の参考にはならないかもしれない。


ジョンソン首相は1964年6月19日生まれの57歳、対して、トランプ大統領は1946年6月14日生まれ(ぎりぎり第二次大戦後生まれ)の74歳。 民主党のバイデン候補は1942年生まれの77歳。


参考までに6月30日時点の日本の東京都のデータ(新型コロナウイルスに感染し、6月末までに死亡が確認された325人に関する分析結果)では、死者の平均年齢は79.3歳で大半が糖尿病や高血圧、腎疾患などの基礎疾患を持っていたそうだ。


90歳代の感染者は33.9%が死亡、80歳代も30.2%、70歳代は17%で高齢者ほどリスクが高まるという結果。(50歳代以下の死亡率は0.5%にとどまった )


ここはトランプ氏の回復と健在ぶりアピールを期待したい。



ウォルターリード軍病院に入院したトランプ大統領

引用元:







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2 コメント

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お早うございます (井頭山人(魯鈍斎))
2020-10-04 10:10:24
トランプの感染は選挙がらみで大きく取り上げられている様です。ユダヤ教という国籍しか真の国籍を持たない金融資本機構の代理人であるバイデン候補が有利だと、金融資本配下のマスコミ・テレビがが鳴り立てています。シナ・ロシアがそこに絡んで彼らの当面の敵であるトランプ攻撃に踊っていますが、寧ろ影の政府の代理人である民主党バイデン候補の方が戦争を勃発させる確率は高い。USA国民が正しい判断ができるか否かは不透明です。どこでも同じですが、選挙の時だけ、心にも無い嘘を甘い言葉で包み騙すのが選挙の常套手段です。洗脳とは悟られない深い洗脳がテレビ新聞に依って行われ、多勢の国民は支配者にとって、単なる使い捨ての駒に過ぎないのが現実ですから。USAの選挙がどう転ぶかは今後の戦争に繋がる事でしょう。どこの国でも真に賢明な首班を選ぶことは難事のようです。
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おはようございます (kamakuraboy)
2020-10-04 11:58:55
>井頭山人(魯鈍斎)さん、コメントをありがとうございます。トランプ大統領が今朝(4時間ほど前に)ツイッターで「「私は気分がすぐれず、ここに来たが、今はずっと良くなった。我々はアメリカを再び素晴らしいものにしなければならないので、私は戻らなければならない」「気分が良くなり始めていることをお伝えしたいのだが、この先、数日のことはわからない。そこが本当の試練になると思っている」という内容の4分間の動画を配信したようですね。

敵陣営(中露などの外国勢力?)によって米国内は以前からメディア工作で情報操作されており「米国民が正しい判断ができるか否かは不透明」ではありますが、知識階級の有権者ならばバイデンを選ばないはずですが。

トランプ大統領が早期に回復すれば、むしろ巻き返しが加速するかもしれませんし、実はメディアの示しているバイデン有利というのも実際はそうでないという見方もあるそうです。
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