なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

夏休み宿題講座・工作

2024-08-05 06:43:29 | 仕事

夏休み宿題講座の最後は貯金箱。

 

今回サイズ的には今までで一番大きいので

画材持ち込みが大変だった。

12人分と見本と私のデモ用で15個だからね・・・

自転車の後ろかご(私のは伸縮式でかなり広くなる)に

半分入って、後は、カゴカバー蓋で何とか固定(閉まらないけれど)

紐固定まではしなくて済んだ。

 

車は、スポーツクラブとの兼用なので

確実に駐車場に入れるか分からないのと

基本的にスタッフ側は車は禁止なのである。

 

暑いのはかなわないが、晴れたのは幸い。

雨だったら持って行くのが大変だったからね。

 

講座前に、新規の担当者との打ち合わせ。

実際に、どこまでお手伝い頂けるのか

失礼ながら能力を拝見。

結果、全く問題がなかったので

お子さん達が作品に集中できるように

テンプレ部分を時間配分を見てお願いすることにした。

 

作業自体は、そんなに難しい物では無く

カッターで端を切る、線と線を合わせる、

スプレー(透明液体)を吹き付ける、といった事だったのだが

意外と誰でもできる事では無いのだ。

 

これは、デザイナー時代にバイトを雇う際に簡単な試験をしたのだが

「ベタ塗って」でシラミ(塗り残し)なしで塗れない人は結構いた。

点と点を繋げない人もそこそこ。

わざわざ、そういう世界にやってくる人でさえそうなのだ。

勿論、指摘すると気がついてくれるのだが

いちいち、確認しないといけない場合、正直仕事にならない。

そういう方は、他の事で能力を発揮して頂くしかない。

(指摘してもできない人も一定数いるので)

 

そんな訳で、共同作業的な事は少なく

担当さんとは、仕事を振り分けという形だったので

アシスタントとしてはやりやすかったと思う。

 

幸い、今回の12人のお子さん達も、かなり集中力も高く

そして、作品作りを楽しんでくれる子ばかりで

作品の完成度も高く、素晴らしい作品ができた。

 

1年生の子が1人、筆圧が弱かったので、最初こそ少し手伝ったが

その後は、完全に自分の世界に没頭し、

1年~5年生(今回は6年生の参加はなく、4年生が一番多かった)に

引けを取らない出来だった。

 

今回は、工作というよりも、絵画2枚を作成し

貯金箱に貼り付けるといったプログラムで

工作としては弱い内容だったので集まるか心配だったが、

かなりキャンセル待ちも出て

そして、絵だと分かっているからこそ

描くのが好きな子が集まったようだった。

 

子ども達にとって初めて使う画材のコンテも

お馴染みのクレヨンも、

使い方のバリエーションをかなりデモで披露したので

それもかなり受けが良く、すぐに自分達の作品に反映させたり

更に深化させていたので、見ている私もワクワクした。

 

嬉しそうに、完成作品を抱えて去って行く子ども達、

中には、わざわざ個人的に感謝の言葉を言いに来てくれる子もいて

こういう時は、本当に講師冥利に尽きるなぁ、と思う。

 

今年の夏休み講座は、骨折で通常コースを休んだ後で

講座に立つ事自体久しぶりだったので、少し不安があったが

ちょっと怖いくらいスムーズに上手くいった。

 

大分、緊張していたのか、家に帰ってから急に眠気が襲い

3時間くらい昼寝してしまった。


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