なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

虫狂騒曲

2024-09-09 07:01:31 | 

今日、1階に飾ってある絵の額縁硝子を拭こうと

ガラス面に雑巾を当てたところ、

何やら茶色っぽい紙みたいなのが裏から出てきて

(額縁と言っても、小さい私のスケッチ等3枚を

小さな額縁に入れて紐で縦に繋げた物)

スーッと脇にあった連結ゴミ箱(据え置き)の下の隙間へ。

 

額縁の裏に何か貼ってあって(規格とか値段表とか)

それが剥がれ落ちた?

 

いやいや、そうじゃなく、何か意思を持った動きのような気がする・・・

 

でも、Gではない、もっと薄っぺらいもの・・・

 

・・・

 

考えたくないので、見えなくなったからヨシとする(←オイ)

 

その後、掃除が終わっても、特に何かが出てくることもなく

忘れかけていた。

 

昼前、今日は牛すじを煮込む予定で

下ゆでをした汁を、スープ用に漉した。

漉すと綺麗な出汁が取れ、今日はそれでビシソワーズも作る予定。

 

その漉し汁に、玉葱とジャガイモを入れて煮るのだが

根菜類ストック収納(引き出し式)が丁度システムゴミ箱の隣にあり

引き出した途端、脇から、ポロリと・・・

 

 

かなり大きい

 

生きてるんだか死んでいるんだか分からないが

鱗粉巻き散らかしは困るので

咄嗟に使っていない(切っていない)ウェス用のバスタオルを

バサッと上から掛けた。

 

うーん、角度的にすくい上げも微妙・・・

まぁ、隠れたし、このままにしておくか(←オイ)

 

玉葱とジャガイモを煮込み、その間、お昼ご飯を食べていたら

窓の半分だけカーテンを閉めている側で

(まぶしいので半分カーテンをひいている)

ガサガサッと嫌な音が・・・

サササと食事を済ませ、恐る恐る見てみると

先ほどの蛾とおぼしきヤツが外に出ようともがいている。

 

慌てて窓を開けるが、とんちんかんな方に飛んでいる。

鱗粉やだってば、と、なるべく当たらないように誘導して

何とか窓際まで追い詰めたが、何故か出ない。

 

仕方が無いので、カーテンを両方閉じて、窓を開け放して

自然に出て行くのを待った。

(窓が開いている方と反対側の窓から出ようとしていた。

逆側を開けようとすると、そちら側は網戸もあるので

二重に開けないと出られず、そんな事している間に

また家の中の方に入りそうだったので

蛾が冷静?になって隣が開いているのに気がつくのを待つことに)

 

ビシソワーズは、煮た物の粗熱が取れてから

ミキサーにかけて、牛乳や生クリームを入れるので

普段なら放置して熱を取るのだが、蛾が入ったら嫌なので、

仕方が無くダイニングキッチンから居間の方へ。

 

熱が取れたので、再びダイニングへ行き

ミキサーにかけて味を調え、冷蔵庫へ。

 

そして、蛾が出て行ったかどうかカーテンを揺らして確かめるも

まだ、ガサガサ音が聞こえる・・・

ねぇ、どうして隣に行かないの?隣大きく開いているじゃん・・・

 

諦めて、牛すじの煮込みに入る。

まぁ、流石に煮込んでいる鍋に入らないとは思うので

蓋はせずにグツグツ(長時間煮込みつつ煮詰めるので蓋はしないのだ)

 

何度か火の加減を確かめに隣の居間から出てくる度に

蛾の有無を確認するが、一向に出て行く気配なし。

 

4時になり、洗濯物を取り入れる時間。

これ以上カーテンを閉じているとはいえ

このまま窓を開け放しておく訳にもいかないので

戦う覚悟で、蛾のいるカーテンを思いっきり振ってから

カーテンを開けて蛾がいるか確認した。

 

いない

 

本当にいないか分からないが、とにかく目に見えないし

ガサガサ音もしないので、そのまま窓硝子を閉め

カーテンも閉じて明かりをつけた。

 

ようやく平和?な日常が戻ってきた(オーバーな・・・)

 

今日は、息子が心療内科の日で時間の関係上

塾を休まないと行けなかったので

家で夕飯を食べるし、夫も今日は残業なしで帰ってくるという。

 

まず、最初に着いたのは夫。

ダイニングキッチンのゴミ箱脇に無造作に置いてあるバスタオルに?

事情を説明し「多分、窓に移動したんだと思うけれど

万が一別の個体だったら嫌だな、と思って放置してある」と言うと

バスタオルを持ち上げ確認してくれた。

 

いなかった

 

まぁ、そうだろう、あんな大きな蛾が

2匹もいたら嫌だわ(番だったらアリなのかもしれないが)

 

窓の方も再度確認してくれたが、やはりいなかったようで一安心。

 

ただし、長時間窓を開けていたツケは

その後、数匹の蚊に襲われる形でやってきた。

 

・・・虫、キライ。