なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

新札

2024-08-28 07:45:18 | 雑感

今日は、銀行と、息子の塾の夜弁を届けに外出した。

 

銀行である程度まとまった額を引き出すと・・・

見事に全てピン新札だった。

 

振込先に仕分けて、家のストックを皆新札に替えると

手元に残った新札は少なくなったけれど

段々、新札の方が多くなっていくのだろうなぁ。

 

スーパーとかのお釣りでも

千円札の新札を見るようになった。

五千円は一度きりかな。

 

一枚、旧札のピン札を残しておいた。

毎回、紙幣が変わる度、旧札をこうして1枚残しておくのだが

これ、何のためにやっているのだろう?

 

実家では、母がこうして残していて

何かの節目の時や形見分けで、私の手元にもある。

そして、婚家でも同じようにしていたらしいので

比較的ポピュラーな行動なのだろう。

凄く古いのは価値があるのかもしれないけれど

自分たちの時代くらいだと、そんな付加価値がつくのはないと思う。

 

私が持っているので一番古いのは、多分100円札かな。

聖徳太子と板垣退助があったような・・・

母は、昭和一桁生まれだが、父は大正生まれなので

父が親の代から貰ったのがあれば、結構価値があるのがあったかも?

まぁ、戦争もあったしね・・・

 

多分このまま、息子に受け継いでいくのだろうなぁ。

現実的に使うの面倒くさいだろう。

旧札だと機械に通らなかったりしそうだし

(私の子どもの頃の50年前のお札なんて無理だよね)

そんなお札を若い人に手渡ししても偽札?とか思われたりして。

聖徳太子の万札ですら、もう、見たことがない世代が社会に出ているのだものね。

 

そういえば、息子の高校の担任(30代前半と思われる)も

聖徳太子の万札使ったことないと言っていたな・・・

かろうじて、5千円の新渡戸稲造を見たことがあるくらいらしい。

 

私の最古の記憶では、100円札が使われているのを見た事があるくらい。

築地に住んでいた頃、問屋さんの釣りかごに

普通の100円と混じって、100円札があって

100円にお札があるのを教えて貰った記憶がある。

昭和40年代初頭くらいまでは、まだ、見かけることがあったと思う。

もうお駄賃などは硬貨の100円だったので

私自身は使った事はない。(30年代生まれの姉はあるかも)

 

さて、息子は、これらを引き継いだ時どうするのかな?

溜め込む癖のある子なので、多分喜んで貰ってくれると思うけれど。