美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

堀尾貞治講演会

2010年10月12日 | ノート


『誰もやらないことをやれ! ―現代に受け継がれる吉原治良の精神― 』展
2010年10月5日(火)~12月18日(土) 
10:00~16:30 入場無料
於:関西学院大学 時計台2階展示室  11/3(水)は開館 

の企画の一環として、堀尾貞治氏の講演会「“スカ”から生まれるモノ」が10月11日開催されました。




講演会の内容より

「スカ」から予想もしなかったこと、自由で豊かな広がりを生み出す。

「スカ」とは、これまでのあり方をゼロにしてしまうこと。
美術の価値観をゼロにしたところから生まれてくるもの・・・
全部捨てればいい・・・
自分でわかろうとしてしまうことからは表現は生まれない・・・

捨てるのは「勇気」のいること・・・
「スカ」=「勇気・力」

ゼロに徹すると、考えなくても湧き上がってくるものがある・・・

すべての人がそれぞれ頂点である・・・
他の誰かが作った価値観に寄り添っていくのではなく、その人が体験して、その人から生まれ出てくる直感を大切に考える・・・

具体美術のあり方は、それぞれの精神を大切にすることであった・・・
人はそれぞれの型があり、そのそれぞれの生きかたを大切にする・・・

「人は結果を求めたがるが、美術は連続していく拡がりを追っていけばよい。その拡がりの中に何か見えてくる。」(村上三郎)

考える時間が無いほど忙しいということが大切。忙しいほど余分なことをせずに本質が見えてくる・・・




パフォーマンスの映像なども見せていただきながら、堀尾氏の表現の本質を感じさせていただくことができました。
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