美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信2015年4月8日

2015年04月11日 | クラス通信Ⅴ(高70期)

4月、新学期が始まりました。4/6の入学式では初めて女子生徒の歌声が響き渡り、新鮮でした。関西学院高等部は新1年生(70期生)から共学の学校と変化します。私もこの新しい高等部1年生の担任となりました。今年度からクラス通信として発行します。

◆高校生活の始まりです。 高等部70期生として、高校生活のスタートです。新しいクラスメイト、新しい勉強・・・新しいことは気持ちのいい事です。この新しい気持ちの「節」を大切に「出会い」を大切にスタートしよう。「自分」を大切に、自分の進路を見つめ、自分の生き方を見つめる3年間の始まりです。

◆新しいクラス  これからのみんなの気持ち次第でクラス、学年はどんな風にも変わります。嗜好も違うたまたま一緒になった集まりですが、10代という時代を共有する大切な集団です。偶然とはいえ高等部70期生としての貴重な人生の出会いです。共に過ごすことで、このクラスで良かったなと思えるクラスにしたいですね。 1度きりの高校生活だから

◆大切にしたいこと① みんなが気持ち良く学校生活できるため、具体的には気持ち良い「挨拶」「掃除が大切と考えます。朝起きて元気良く「おはようございます」と言う、教室は自分たちできちんと掃除・整理整頓する。ささいな日々の取り組み、気持ちの有り方が私たちの心、人間としての土台をつくります。

◆大切にしたいこと② 人の話しをしっかり「聴く」ということ・・・勝手に思い込んだり、決めつけていることが多いものです。言葉の奥にあるものを感知できる人になりたいですね。

◆大切にしたいこと③ クラスという共同体を気持ち良い空間として維持するにはエネルギーがいります。人として共同体の中で生きていくために最も大切なことは「思いやりの気持ち」と思います。家族への思いやり、友達への思いやり、自分が出会っていく人たちへの思いやり…そして、自分自身への思いやり。身近な所での思いやりの精神が限りの無い連鎖を生んでいき、その連鎖がいい社会を生み出すのではないでしょうか。それから、高校生活のさまざまな場面で各々の役割を果たすということが求められます。事の大小にかかわらず自分に与えられた役割をきちんと果たすという「責任感が集団を支えます。「自分さえよければ…」的な考え方から脱出しよう。

思いやりの精神の無い学びは空虚です。責任感を求められないクラブ、HR等の活動も無意味です。一人一人の『思いやりの精神』と『責任感』がクラスを支え、信頼関係を生み出します。そして何よりも自分自身を深めます。高校3年間しっかりと取り組もう。

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