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のらりくらりSEVEN ART☆

40歳からのぼちぼち人生

抜粋3☆

2016-02-15 12:16:44 | 日記
変わり際というのは、苦しいもの。

成長と共に 「次の壁」 の高さや厚さは、ゴッツくなる。
「競技力の成長」 だけではなく、「年齢の成長」 も然り。

年齢と共に、「脳力」 が増し、経験も増す。
知識や思考力が増えると共にやってくる壁もある。

「現実」 を知る壁。
この壁に弱いのは、まじめな個と賢い個。

「抜けられないトンネルは無いと思っていたのに・・・。」 的な苦しさ。
がんばっても上手く行かない苦しさ。


まじめな個は、幼い頃から取り組み方が良いので成果が出る。
集中力が無い個や、継続性の無い個よりも技量は上がる。

リフティングやドリルトレーニングは、継続力で成果が出やすい。
この成果が自信を付けてくれる。

だが、荒削りの身体能力が年齢を重ね、幼さが抜けてくるとこの個も成果が出る。
まじめな個は、献身的なディフェンスや運動量で更に頑張る。
だが、まじめ故に苦手な 「だます」 や 「やっつける」 が足りない。

ガンバってもガンバっても、成果が出ない。
こんな経験が足りていないから苦しい。

まじめな個は割と不器用で、成果が出るには時間が掛かるのに、
逆転されると焦り、どうして良いのか分からない。


気持ちを理解できる。
だが、受け入れることはできない。

そもそも、夢なんて簡単に手が届く場所にはないのだ。
普通なら諦める中でも、諦めずに自分を高め続けられるかが問われている。

子供のうちに、諦める心を持たないでほしい。
小学校高学年から中学年代特有の、まじめな個がぶち当たる壁。

その壁を乗り越えろ。
現実も分かってくるけど、夢を諦めてはいけない。

困難な夢に向かっている途中に、次の目標が現れてくれる。
開き直った時に見えてくる光がある。

困難に立ち向かい、向上心を持ち、努力を継続できる個は、
諦めない個だ。

諦めない個には、もっと大きな次の夢が現れる。

キツい時こそ、「サッカーが好きか」 が問われている。
俺達は、サッカーをしてるんだけど、得られるものはサッカー力だけじゃないんだ。

サッカーだけど、サッカーだけじゃないんだよ。

 ※ 逞しい個は、切り換えの早い個&すぐ忘れる個。(こんな個はよく怒られる)
   そして、鈍感力の強い個&競争意識の低い個(こんな個はいつも楽しそう)

抜粋2☆

2016-02-15 12:15:55 | 日記
楽しそうにサッカーしてる子供達がいる。

気の合う仲間とサッカーをやる時間がある。
ミスしても、「わり~」で済む仲間がいる。
わがままなチームメイトを許す仲間がいる。
ケンカしても、すぐ仲直りする仲間がいる。

進路とか難しい専門用語とか身体能力とか優勝とか判断とか育成とか、
チキチキマシン大レースもある。

思考とか感覚とか
まじめとかやんちゃとか
ドリブルとかパスとか
8人制とか11人制とか

どっちでもいい!

インドカレーでも欧風カレーでも
うまけりゃ~、しあわせだ。


最高の仲間と、大好きなサッカーをする。
楽しくってしょうがない。
時間があっという間に過ぎて暗くなっちゃう。

腹ペコで帰って「遅い」と、しこたま怒られる。
宿題は?ランドセルは投げっぱなし?

「だって早くサッカーがしたかったんだもん」
ニヤッて笑って許してもらう。

親は、色々言うけど許しちゃう。
親は、楽しそうにしている子供の姿を見ることが大好きだから。

母親ってのは心を込めてご飯を作ってくれる。
そして父親ってのは、体を張って金を稼いでいるんだ。

与えているようで受け取り、貰っているようで与えている。


たくさん失敗してでも良いから、逞しく、元気なサッカー選手に育てたい。
こんな環境の中からすごい選手が育ち、後輩に夢を与えてくれたら最高だ。

辛い事が有る度に、強く思う。
未熟者だと突き付けられる度に、強く思う。

「凄い育成者になりたい」
「もっと、力がほしい」 と。

抜粋1☆

2016-02-15 12:15:33 | 日記
ずっと挑戦していることがある。

「教えずに育てる」こと。

身体能力や球技センスに恵まれている個がいる。
こんな個は、何でもすぐ出来てしまうし、元々競技力が高い。
そして、精神的にも「自信満々ポジション」にいる。

こんな個に競技上勝利するために必要なことはいくつもある。
非常に分かり難い部分を考えてみる。


「コツコツがんばる」 が厄介なのだ。

「コツコツ」と「モクモク(黙々)」を混同してはいけない。
 ①地道に精進する(コツコツ)
 ②一つのことをやり続ける(モクモク)

コンドリ・フリドリは、毒にもなれば薬にもなるのだ。

孔子の教えにこんなのがある。
「敵を知り己を知れば百戦あやうからず」

相手を見ずに、黙々とドリブルし続けても勝利は手に入らない。
でも、相手ばかり見て自分を理解しなければ成長の道を選択できない。

センスや能力で敵わない相手に、技と知恵を駆使して対抗する。
その力を備えるには、時間が掛かる。
これが、コツコツ本来の解釈なのだ。

「敵を知り己を知る」は大事なことだ。
そして、時間を掛けて精進する前に「正しい選択」が必要なのだ。

「全部の中の一部」である理解。
「一部だけを見つめて、全部の意識を外してはいけない」。

最近ほしいのは、適応力。
能力を上回る「技と知恵」を使いこなせる適応力。
「黙々努力が得意」な個は適応力が弱い。

適応力を身に着けるための挑戦をしている。
性格を変えることはできないが、挑戦は継続していく。