【サッカー進路をどう決めればいいか。育成年代の選手にとって一番いい環境とは!?vol.2】
テーマ:crazy thinking
いいね!(4)
前回の
【サッカー進路をどう決めればいいか。育成年代の選手にとって一番いい環境とは!?
vol.1】
では、【育成年代にとって良いサッカー環境とは】について大きく、
①ハード面(グラウンドなど)
②指導者の質
③選手同士の相互関係
④保護者の関わり方の質
の4つの要素で構成されていることと、①、③について少し書かせてもらいました。
前回に引き続き、今回のvol.2では、その要素の中で一番大切な②の
「指導者の質」
について書いていきます!!
指導者の質を語る上で欠かせないのが、
その
「チームがどういった目的のチームなのか」
といったことがまず考える基準になります!
【2つのサッカーチーム環境】
サッカーの育成組織の存在意義、環境としては
①『教育の中のサッカー』 と ②『競技的なサッカー』
の主に2種類に分けられます!
①『教育の中のサッカー』において日本は非常に進んでおり、自主的で社会性のある、そして個性を尊重した豊かな人間育成に関して、各地域から日本全体において、子どもたちにとって、とても重要なコミュニティが形成されており日本の誇るべき点であります。
②『競技的なサッカー』の中ではサッカーをしていく中で必要な教育は行う。さらに言うと、よく「サッカーは社会・人生の縮図」と言われるように、サッカーというスポーツの性質上、サッカーを行うこと自体がこういった人間力を育むということです。もちろんその教育は『教育の中のサッカー』で求められているものと同じ目的を持っています。
と分けられますが、まず現にいる「指導者」と呼ばれる人たちは、はっきり言えば「サッカーを知らない」のが実際です。サッカーの原理原則、競技としての特性、サッカーというスポーツがどう構成されているのかなど。ここが日本にまずないところであり、この②の部分で言えば、サッカーをすることが教育になるということも理解できない、ぼやける部分です!!
言い換えれば、日本には「土台」がないのです。0、1、2、3がなく4、5、6のプラスαの部分を一生懸命研究している人たちがいる感じがわかりやすいと思います!しかし、土台がないのでサッカーに繋がらない、通用しないのが現状で、宙ぶらりんのお飾り的状況です!なぜ、土台がないのか。日本ではフットボールを学べる環境がないからです。
「巧みさ(テクニックではない)はあるがサッカーを知らない、下手な日本人」
まさにそうです。何十年、言われ続けてんねん。
ようはサッカーを教えることに関しては素人と同じといって過言ではないです。それは僕自身が、日本と海外での経験を踏まえて自分自身もそうだったから確実に言えることですし、こっちで勉強している人たち、スペイン人、トップ選手が皆言うことでもあります。
ここら辺の話の詳しくはこっちをお読みください!理解が深まります!!
(http://ameblo.jp/futbolloco/entry-12245946170.html)
【 いい指導者 と いいサッカー指導者の違い 】
「いい指導者」=教育的目的の為にサッカーというスポーツを通しての人間育成。
「いいサッカー指導者」=サッカー選手として競技的レベルの向上を目的とし、必要な教育的指導も行う。
どちらがいいということではなく、どちらも子ども達にとっては素晴らしく重要なコミュニティであり、各指導者の熱意や努力、想いのあるコミュニティです。
日本には「いい指導者」はたくさんいますが「いいサッカー指導者」は少ないのが現状です。 選手に置き換えれば、プロや世界で活躍する選手になるには「人間力」だけではなれません。
「あらゆる才能」「人間力」「正しい努力・情熱」「運」そして「サッカーのプレー能力(サッカーの原理原則が土台としての、プレー・ゲーム理解力、テクニック、戦術、フィジカル、メンタルなど)」が合わさって初めて世界で活躍する選手になるのです。 その為には「サッカー指導者」はこれらを育む力を持たなければならないのです。
「いい指導者」と「いいサッカー指導者」は同じではないのです。 どちらもサッカー選手になるためには必要なのですが、人間教育=サッカー指導ではないのです。
例えば、サッカー指導者を定義すると「チームマネージメント力」「人間的・教育的育成力」「サッカー指導力」この3つが揃って、初めていいサッカー指導者であると思っています。
日本では「チームマネージメント力」「人間的・教育的育成力」において非常に素晴らしい各々の取り組み方、能力は高いです。
しかしながら、その一方で欧州と比べ「サッカー指導力」においては大きな遅れをとっています。無に近い。逆に言えば、「サッカー指導力」を欧州に負けないぐらい力をつければ日本は世界で闘えるのです。ですが海外へ行かなければ学ぶ場所がほぼないことと、現状に勘違いし、満足し、うわべだけ上手くやってあぐらをかいてカモフラージュしながらやっている人が多いのが原因です!JFAがちゃんとやったらいいんですけどね。
例えば、日本代表の元監督岡田さんでさえ、今スペインの育成の話を聞いて、初めて聞くことや知らないことだらけなんですよね。Jリーガーでさえスペインの3・4年生が行うような守備における個人戦術の練習を今行っている状態です。それでもその経験がないから悪い癖しかなくちんぷんかんぷんになる。世界に通用しない理由です。代表でもヨーロッパ監督が来てもフットボールの経験が少ないから機能しない。
誰が悪いか。育成年代の指導者です。
元プロであろうが、素人であろうが「指導者」にはある程度なることができるでしょう。しかし、「サッカー指導者」になるには本間に勉強せな無理です。
チームが強いとか、元プロやとか、グラウンドが綺麗やとか、上手い選手が揃ってるとかは選手たちがプロになることと直結しないことを知らなくてはいけないですね。
ハード面や、選手の相互関係などのプラスα部分×指導者の質×保護者の質です。
今ある現状は、見せ方の上手いところが人を多く取り、その中の精鋭が試合に出るので結果も出る。次も集まる。=サッカー指導が素晴らしい。っといったところでしょうか。みなさんしっかりしてくださいね。そこに入ることで上手くなるといった勘違い、や満足、一種のブランド志向てきなものになってはいませんか。以上のように目に見えるものだけで判断してしまうと選手にとって道を閉ざす可能性の方が高い。よく見極めてください。
まとまると、
まずは進路先での目的は何か。と、そのチームは何を目的としているか。それが実現可能かあくまでも目標なのか。
を元に、
「指導者の質」と「選手間のいい相互関係=見合ったレベル」が一番に考えなくてはいけないことです。(しかしながら「サッカー指導者」は無に等しいです。)
なので考える基準としては、「選手間のいい相互関係=見合ったレベル」かどうかを吟味しなくてはいけないです。(ここについてはvol.1で記述)
そして、どこのチームに行くにしても保護者の選手への関わり方でこれもまた左右されます。で、最後にハード面が充実してたらなおいいよね。かなと思います。
選手、保護者はこれらの違いを理解し、正しく選択する必要があります。
また、各クラブ側も曖昧さは無くすべきだとも思います。子ども達の夢を実は閉ざしている可能性があるからです。ビジネス的要素も大切ですが、教育しかできないのならサッカーでプロにと、軽々言って選手を集めるものではないし、無責任でしかない。
また、本気で勉強しているサッカー指導者ならずっと記述してきたことを理解しているだろうから人数を取ることはまずしない。何ぼとっても20名までぐらいだろう。
日本はどこかこういったところ、教育、サッカー、が曖昧であり、混同しており、サッカー育成において遅れを導いている1つであるし、そこを上手くやられて損失を受けているのは選手たちであることを忘れていけない。
「選手が伸びる環境」の4つ。
吟味してみてください!!
うだうだと長く書いて、まとまりがないですが、少しでもちゃんとしたクラブ選びができるヒントになればと思います!!
テーマ:crazy thinking
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前回の
【サッカー進路をどう決めればいいか。育成年代の選手にとって一番いい環境とは!?
vol.1】
では、【育成年代にとって良いサッカー環境とは】について大きく、
①ハード面(グラウンドなど)
②指導者の質
③選手同士の相互関係
④保護者の関わり方の質
の4つの要素で構成されていることと、①、③について少し書かせてもらいました。
前回に引き続き、今回のvol.2では、その要素の中で一番大切な②の
「指導者の質」
について書いていきます!!
指導者の質を語る上で欠かせないのが、
その
「チームがどういった目的のチームなのか」
といったことがまず考える基準になります!
【2つのサッカーチーム環境】
サッカーの育成組織の存在意義、環境としては
①『教育の中のサッカー』 と ②『競技的なサッカー』
の主に2種類に分けられます!
①『教育の中のサッカー』において日本は非常に進んでおり、自主的で社会性のある、そして個性を尊重した豊かな人間育成に関して、各地域から日本全体において、子どもたちにとって、とても重要なコミュニティが形成されており日本の誇るべき点であります。
②『競技的なサッカー』の中ではサッカーをしていく中で必要な教育は行う。さらに言うと、よく「サッカーは社会・人生の縮図」と言われるように、サッカーというスポーツの性質上、サッカーを行うこと自体がこういった人間力を育むということです。もちろんその教育は『教育の中のサッカー』で求められているものと同じ目的を持っています。
と分けられますが、まず現にいる「指導者」と呼ばれる人たちは、はっきり言えば「サッカーを知らない」のが実際です。サッカーの原理原則、競技としての特性、サッカーというスポーツがどう構成されているのかなど。ここが日本にまずないところであり、この②の部分で言えば、サッカーをすることが教育になるということも理解できない、ぼやける部分です!!
言い換えれば、日本には「土台」がないのです。0、1、2、3がなく4、5、6のプラスαの部分を一生懸命研究している人たちがいる感じがわかりやすいと思います!しかし、土台がないのでサッカーに繋がらない、通用しないのが現状で、宙ぶらりんのお飾り的状況です!なぜ、土台がないのか。日本ではフットボールを学べる環境がないからです。
「巧みさ(テクニックではない)はあるがサッカーを知らない、下手な日本人」
まさにそうです。何十年、言われ続けてんねん。
ようはサッカーを教えることに関しては素人と同じといって過言ではないです。それは僕自身が、日本と海外での経験を踏まえて自分自身もそうだったから確実に言えることですし、こっちで勉強している人たち、スペイン人、トップ選手が皆言うことでもあります。
ここら辺の話の詳しくはこっちをお読みください!理解が深まります!!
(http://ameblo.jp/futbolloco/entry-12245946170.html)
【 いい指導者 と いいサッカー指導者の違い 】
「いい指導者」=教育的目的の為にサッカーというスポーツを通しての人間育成。
「いいサッカー指導者」=サッカー選手として競技的レベルの向上を目的とし、必要な教育的指導も行う。
どちらがいいということではなく、どちらも子ども達にとっては素晴らしく重要なコミュニティであり、各指導者の熱意や努力、想いのあるコミュニティです。
日本には「いい指導者」はたくさんいますが「いいサッカー指導者」は少ないのが現状です。 選手に置き換えれば、プロや世界で活躍する選手になるには「人間力」だけではなれません。
「あらゆる才能」「人間力」「正しい努力・情熱」「運」そして「サッカーのプレー能力(サッカーの原理原則が土台としての、プレー・ゲーム理解力、テクニック、戦術、フィジカル、メンタルなど)」が合わさって初めて世界で活躍する選手になるのです。 その為には「サッカー指導者」はこれらを育む力を持たなければならないのです。
「いい指導者」と「いいサッカー指導者」は同じではないのです。 どちらもサッカー選手になるためには必要なのですが、人間教育=サッカー指導ではないのです。
例えば、サッカー指導者を定義すると「チームマネージメント力」「人間的・教育的育成力」「サッカー指導力」この3つが揃って、初めていいサッカー指導者であると思っています。
日本では「チームマネージメント力」「人間的・教育的育成力」において非常に素晴らしい各々の取り組み方、能力は高いです。
しかしながら、その一方で欧州と比べ「サッカー指導力」においては大きな遅れをとっています。無に近い。逆に言えば、「サッカー指導力」を欧州に負けないぐらい力をつければ日本は世界で闘えるのです。ですが海外へ行かなければ学ぶ場所がほぼないことと、現状に勘違いし、満足し、うわべだけ上手くやってあぐらをかいてカモフラージュしながらやっている人が多いのが原因です!JFAがちゃんとやったらいいんですけどね。
例えば、日本代表の元監督岡田さんでさえ、今スペインの育成の話を聞いて、初めて聞くことや知らないことだらけなんですよね。Jリーガーでさえスペインの3・4年生が行うような守備における個人戦術の練習を今行っている状態です。それでもその経験がないから悪い癖しかなくちんぷんかんぷんになる。世界に通用しない理由です。代表でもヨーロッパ監督が来てもフットボールの経験が少ないから機能しない。
誰が悪いか。育成年代の指導者です。
元プロであろうが、素人であろうが「指導者」にはある程度なることができるでしょう。しかし、「サッカー指導者」になるには本間に勉強せな無理です。
チームが強いとか、元プロやとか、グラウンドが綺麗やとか、上手い選手が揃ってるとかは選手たちがプロになることと直結しないことを知らなくてはいけないですね。
ハード面や、選手の相互関係などのプラスα部分×指導者の質×保護者の質です。
今ある現状は、見せ方の上手いところが人を多く取り、その中の精鋭が試合に出るので結果も出る。次も集まる。=サッカー指導が素晴らしい。っといったところでしょうか。みなさんしっかりしてくださいね。そこに入ることで上手くなるといった勘違い、や満足、一種のブランド志向てきなものになってはいませんか。以上のように目に見えるものだけで判断してしまうと選手にとって道を閉ざす可能性の方が高い。よく見極めてください。
まとまると、
まずは進路先での目的は何か。と、そのチームは何を目的としているか。それが実現可能かあくまでも目標なのか。
を元に、
「指導者の質」と「選手間のいい相互関係=見合ったレベル」が一番に考えなくてはいけないことです。(しかしながら「サッカー指導者」は無に等しいです。)
なので考える基準としては、「選手間のいい相互関係=見合ったレベル」かどうかを吟味しなくてはいけないです。(ここについてはvol.1で記述)
そして、どこのチームに行くにしても保護者の選手への関わり方でこれもまた左右されます。で、最後にハード面が充実してたらなおいいよね。かなと思います。
選手、保護者はこれらの違いを理解し、正しく選択する必要があります。
また、各クラブ側も曖昧さは無くすべきだとも思います。子ども達の夢を実は閉ざしている可能性があるからです。ビジネス的要素も大切ですが、教育しかできないのならサッカーでプロにと、軽々言って選手を集めるものではないし、無責任でしかない。
また、本気で勉強しているサッカー指導者ならずっと記述してきたことを理解しているだろうから人数を取ることはまずしない。何ぼとっても20名までぐらいだろう。
日本はどこかこういったところ、教育、サッカー、が曖昧であり、混同しており、サッカー育成において遅れを導いている1つであるし、そこを上手くやられて損失を受けているのは選手たちであることを忘れていけない。
「選手が伸びる環境」の4つ。
吟味してみてください!!
うだうだと長く書いて、まとまりがないですが、少しでもちゃんとしたクラブ選びができるヒントになればと思います!!