碧人を散歩に連れて行ってくれていた夫が帰ってくるなり嬉しそうに言った。
「さっき、碧ちんね、どこかのオバサンに褒められたよ♪」
「へえ、なんて？」
「かわいい子だねぇ～だって」
なぁ～んだ・・・。
それくらいなら、日常茶飯事。外に出れば必ず誰かに「かわいい！」といわれてるよ。
でも、夫の話はこれで終わりじゃなかった。
「お父さんにそっくりね～だって」
「ふ～ん」
「お父さんにそっくりで美男子ね～だって」
「ふ～ん」
「将来、お父さんみたいにカッコよくなるよ～だって」
・・・
やけに嬉しそうなわけが、わかった。
これは、褒められたのは碧人じゃなくて自分じゃない！
それでそんなにニヤニヤしてたわけね！
こんなことで喜んで上機嫌になれるウチの「美男子」で「カッコいい」夫です。
単純なのか純粋か・・・どっちにしても、いい性格だね！
こうゆう機会に子供の父親であることを実感したいでしょうね。
その日は一日ご主人もゴキゲンだったんじゃないですか？
（隠れてない？）
親として子供を褒めて戴くだけでも嬉しいのですから、自分似で「かわいい」と言われたら♪
ご主人も確かに「かわいい！」（失礼！）
お散歩はね、公園まで行かないまでも
結構、朝なんか、子供連れて近所をふらりと
してくれるんですよ。
いいパパなんです。
でも、こういうことがあるのとないのとでは
お散歩のしがいも違うんでしょうね！
褒められてこんなに嬉しいんだから
私が毎日褒めてあげればいいんですよね。
そうすれば常にゴキゲン？！