株取引って楽しい~な~

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たぶん株取引が中心の話題になる予定。

官僚のやることは、いつもえげつないなー

2014年10月21日 10時06分22秒 | Weblog
日経平均が10月以降1000円以上下落した。
このことにはまったく驚きはない。
むしろ、今までGPIFの買い支えで不自然に高値を保ってきたと
思っているので、いつかは弾切れ(買い支えをやめる)するのは目に見えていた。

問題は弾切れがいつかなと注視していたわけだが、まさに9月末を以て
「支えるのやーめた」って言うのが聞こえてきそうな勢いで株価下落している。
9月以前も下落しそうな局面になると露骨に買い支えているのが素人目にも
わかる動きをしていたが、10月に入ってその動きが全く見えない。

消費税10%に上げるか否かの判断を7~9月期の経済指標を見て判断すると、
安倍政権は言ってきた訳だから、その指標を出すために必要な9月期は終了した
ので買い支える必要がなくなったと言うことだ。

また、それに軌を一にするように、今まで政権内の不祥事が全く出ていなかった
ところで、松島、小渕両女性閣僚の立て続けの辞任。それまで守られていたかのように
何事もなかった安倍政権に突然の逆風。なんか「もう用済みですよ」って聞こえて
来そうな勢いだ。

世界経済が落ち込み始めた環境で消費税10%は無理との声も聞こえる中で、
本当に10%にするのか否かまだ分からないが、もし仮に官僚が何が何でも
10%にしたいと考えているなら、変に自信を持ってしまい「環境が整わないから
10%見送り」、なんて決断をされないように敢えて政権を揺さぶって、「政権を
維持したかったら俺たちの言うとおり動け」と脅せる材料を手に入れておくほうが
10%にしたい官僚的には都合がよいとも考えられる。

さて、こんなあらすじはどうでしょう?

今後の動向として予想されることは
①政権を揺さぶる動きは出てくるが、安倍政権はしばらく維持される
②消費税は10%確定となる
③企業収益は確実の下がる(8%で既に小売業、不動産業は大打撃のはず)
④日銀へ何とかしろとの声が上がるかもしれないが全開状態の日銀は何もできず
⑤④で日銀が更に「国債買い入れる」とかやってしまったら日本に対する信用不安が
 発生してしまうかも
⑥⑤になってしまったら円安、国債安になって・・・あまり想像したくない事態に。
 まあ、この辺は考えすぎでしょうが、増税による日本の借金の償却が本当に進むの
否かについては本当に注視が必要です。そのための増税といってるわけですから。
(本当は10%程度では無理とも言われてますが)

と言うことで個人的にはどちらに転んでも「日本株売り」スタンスです。