トルコエーゲ海のエフェシアンホテル日記

エーゲ海沿岸の港街、クシャダスのEphesian Hotel Guesthouse での日常生活日記

イズミルに行ってきました

2015-05-13 11:50:30 | ぶらぶらトルコ国内旅行
めるはば~

こちらはトルコエーゲ海。

我らエフェシアンホテルもハイシーズンに入って毎日忙しくしてますが

しばらく前に1日閑古鳥が鳴きまくる日ができてしまって、

泣き声うっさいからどんな言い訳や

急遽イズミルに出掛けることにしました~。

我が街クシャダスからイズミルまではバスで約1時間。

いきなり行くことを決めたので、バスの出発時間を聞くためにバス会社に電話。

次のバスが10分後の出発ということで、

その次のバスの時間を聞くのかと思いきや

アービ!(兄さん)すぐ行くから待ってて!

こういうのすごい苦手だったんですけど、いや~慣れましたね、さすがに。笑

着の身着のまま公園に行く準備ができてるチビのお出かけバッグにお金つっこんでしゅっぱーつ!

で、オトガル(バスターミナル)に着いたらまたバスの添乗員がこっちこっち!って手招きしてくれてるので

急いでチケットを買いに。

急ぐそぶりのないおジェイはん(うちの旦那)に何してんの!はよ!って焦ってると、

おジェイはん:こっちのバス会社がキャンペーンで格安でチケット出してて勧められたからこっちにしたー。
もうちょい時間あるからチャイしばこか。

私:……。

乗るつもりにしていたバスは定刻通り発車。

時々こういうキャンペーンやってるみたいです。

オトガルのチャイ屋でおやつにボレキ(トルコの惣菜パイ)


さて、イズミルに着きました。

イズミルはトルコ第3の街で、海岸通りの美しさと開放的な明るさでエーゲ海の真珠とも言われてるみたいですね。

私たちは早速ケマルアールトゥという有名なマーケット街へ。

おいおいそこの2人、お上りさんみたいな立ち振る舞いせんといてください…。

ランチ何しよっか~ってぶらぶらしてたらこれを発見。

テレヤール ティレキョフテといって、串焼き羊ケバブに温めたバターソースをじゅんわ~んっとかけた一品。下にはヨーグルトが敷いてあります。

一瞬にして太りそうな料理ですが、お肉はふんわり柔らかくって、んでまた絡まったソースとヨーグルトが抜群に合うんだわ。

おジェイはんも意外な事に初めてだったそうで、二人してこれはまる!ってことでおかわり。

付け合わせにレタスのサラダにチーキョフテ(辛いベジタリアン団子)がころりんと一個付いてきました。

お代わり分はレタスいらんからチーキョフテ欲しいですって言ったら三つ入れてくれました。写真撮る前に一個盗られた。


そうこうしてたら移動音楽隊のリズムにふらふらつられて行くチビに追いかけるおジェイはん。

すもものような梅のような果実。紙の袋に入れて塩たっぷりぶっかけて食べる旬の果物。チビはドレスにくぎ付け。

かわいい茶店でトルココーヒーブレイク。

してたらおもしろいものが。

道を開けぃ!ウサギ様のお通りだー。

古いベビーカーの上に大事に祀られるウサギ様。

これ実はウサギ占いで、おみくじが入った箱の中からウサギが選んで加えたものがあなたの占い結果というカラクリ。

オイッ!はようくわえぃ!ってしばかれてた…。

結果。人の妬みに悩まされる、気を付けろとかなんとかかんとか。あまりポジティブな内容でない占いな雰囲気ですな。

そうこうしてたらまた移動生演奏やってきましたね。

茶屋のトルコ人客たちが合唱しててなんとも楽しそう。

ケマルアールトゥを散策した後はコナック海岸までてくてく歩きました。

この歩道橋からの景色、いつ見ても地元神戸の元町旧居留地を思い出させるものがあります。神戸の皆さんそう思いません?

そして、今回おジェイはんが私に着くまで秘密で連れて行ってくれた場所がこちらアサンソル。

アサンソルとはトルコ語でエレベーターという意味。

海岸線のミトハト・パシャ通りと丘の上のハリル・ルファット地区とを結ぶ急勾配な坂道に設置されたアサンソル。

その歴史はさかのぼること1907年、100年以上も前に建設されたと言うのだから驚き。

これで住民、特に子どもにお年寄り、妊婦さんの生活が劇的に改善されたんだそう。

当時は蒸気機関で動いてたんですって。

右の塔のようなのがエレベーター。エレベーターを昇りきるとイズミルの街を一望できるという絶景ポイントになってます。

エレベーター上階にはオープンカフェがあり、景色を楽しみながらチャイしばけます。食事もできるしアルコールもあるよ。

なんとも贅沢な空間。おっさんジャージやけど

わかる。そら写真も撮りたくなるわな。

アサンソルでビールをを満喫しまくった後はのアルサンジャクの繁華街へ。
チビが退屈してきたのでしばし見つけた公園で発散させ

街を散策。

至る所にオスマン建築の家屋を店舗にしてる可愛いカフェやレストラン。

大人もさっきの続き。笑

生音とドンドルマ(アイスクリーム)さえあれば時間稼げるようになりました。

そして今回イズミルに来た目的の一つであるお買い物。

ホテルに使えるなんかいいもんないかなーとフラッと寄った生地屋さんで可愛いクッションカバーを掘り出しました。

オスマントルコ柄なんだそう。


これでまた部屋の雰囲気良くなるといいな。

計画なしでしかも短時間でしたがギュッと凝縮された充実した1日になりました。

やっぱ都会は楽しいな~。またすぐ行きたい。

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2 コメント

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Unknown (MK)
2015-05-15 14:56:56
クシャダスのオトガルの写真を見て懐かしさがこみ上げてきました!私もバスで降りたあといつもチャイで一休みをして行きかう人をゆっくり見てました。時には歩いて宿まで行ってました。ホテルのサイトも上出来ですよ。今年は藪用で日本にいなければならなくなり来夏になります。マノリアちゃんに会うのを楽しみにしてたのでとても残念です。次は日本のお土産を持っていきますね。
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MKさん (チエミ)
2015-05-22 00:36:55
MKさんは本当にクシャダスに詳しいんですね!早くお会いしてお話がしたいです。
来年の夏を楽しみに頑張ります!
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