畳の上に腰を下ろした瞬間、某薬品会社の置き薬ケース(厚めのプラスチック製)の角にうっかりケツをぶつけました。
ズボンはかぎ裂き、ケツにはY字型の傷(パンツよ、何故お前は無事なんだ…)。うぅ、ヒリヒリする…。
ゴーストハントの原作読んだのをきっかけに、小野先生の他の作品も読んでみよ~!ってことで借りてきた「十二国記」。
面白かった!
悪霊シリーズもそうだったけど、世界観や背景が凄くしっかりしてるし、キャラも魅力的だから読んでて楽しい。
あと、山田章博さんの挿絵も好み。

雁の主従の絵も描いてるけど、慶で力尽きたか遅々として進みません(笑)
◆魔性の子(泰麒in蓬莱)
「風の海~」や「黄昏の岸~」よりも後に読んだのだが、あの2作品、というかシリーズの中で一番最初に出版された話と知って驚いた。どちらの構想が先にあったかは知らないが、どちらにしても凄いと思う。「魔性の子」を読んだ後、「黄昏の岸~」を思わずまた読み返した。それぞれで1本の話として十分成立しているけど、合わせて読んだほうがやはり面白い。ここの場面はこういうことか、と思わず別視点から納得してしまう。
・広瀬
一瞬、ゴーストハントに出てきたゼロ班の人かと思って「!?」ってなったけど、よく考えたらあれは広田だった(笑)
てかこの人凄い可哀相。
後藤先生とか十時先生とか準備室入り浸り組とかは理解あるからいいとして、高里を敵視してた人らから見たら同罪なわけじゃん。名前も世間に晒されちゃったし。
高里が十二国に帰ったから災害は止むとしても、世間が忘れてくれるのはだいぶ先になるだろう。
てか蝕による災害からは無事逃れたんかしら。
いや、ホントに可哀相なのはそういう二次被害じゃなくて、あれだ、喪失感のほうだ。広瀬が高里に興味を持ったのは、自分と同じ“異邦人”の匂いを感じたから。だから広瀬にとっては高里は同胞だった。
でも決定的に違ったのは、広瀬の求める故郷は賽の河原(たぶん)で、高里の求める故郷は十二国であること。帰ることが可能であるか、不可能であるか。生者の世界に実在するか、しないか。その違いは大きすぎる。
高里が故国に帰った後、抜け殻のようになってないか心配だ。本当に山篭りでもするんだろうか。
最後の最後に高里の前でエゴを晒したことも傷になりそうだし。
・高里
何この昼ドラもびっくりの不幸オンパレードな人(ノД`)゜。
向こうに帰ってもやっぱ苦い思い出として残るんだろうなぁ…
あの幼い泰麒の姿を思い浮かべるとまた何ともはや。
・他
岩木事件とその後の流れは凄絶にむごい。
広瀬が要を預かった後の高里家のアレなんかもう…オエェ
ただ、汕子と傲濫が悪いかっつったらそうも言い切れないんだよな…
当人らにとっては当然の行動なわけで。
ちなみに個人的に橋上が結構好きだったりする。
◆月の影 影の海(陽子が王になるまで)
・陽子
蓬莱時代の陽子の評判に ウヘァ(|||´A`)
土佐弁のじーさん出てきて !(゜∀゜)
…んで、その役どころに orz
その後陽子が人間不信に陥って頑なになってたのが痛々しかった。
楽俊を殺しゃしないかとちょっと冷や冷やしたけど、無事吹っ切れたようでよかったよかった。
王になるのを決意するまでの下りもよかった。
あと、二度目の誓約の「許す」がなんかかっこいい。
・楽俊
ねずみ~~ヽ(*´∀`*)ノ
てか楽俊いい奴。超いい奴。
「おいらには3歩だ」はツボったwww
・延王
登場がまたありがちな…かっこいいじゃねぇかこの野郎。(何
この人結構好きです(笑)
・冗祐
体育の授業とかで憑いててくれると非常に助かるんだが。
まぁもう学生じゃないからいいんだけど(笑)
…賓満が憑いてる間ってやっぱ考えてることも全部読まれるのかな…。
・赤麒麟青麒麟樹木希林
…じゃなくて。
黒麒麟以外にも色々いたんだなぁ。
赤麒麟と白麒麟かぁ…紅白とはまた縁起のいいw
◆風の海 迷宮の岸(泰麒)
・泰麒
周囲の期待を裏切ってしまうのではないかとか、自分は重大な罪を犯してしまったのではないかとか、そういう気持ちはなんとなくわかる。
あと、景麒や李斎に懐く様はかわいい。和む。
・景麒
おめーはホントに言葉が足りねぇよ、と心の中で突っ込みつつ。
だが子供に懐かれる景麒というのもまた珍しくてよし(笑)
・饕餮
書ける…この字書けるぞ…!
一級の勉強してたら出てきたんだ…確か逆順の場合もあった。
伝説の悪獣だかなんかで、青銅器によく描かれていたらしい。
泰麒が傲濫を使令に下す場面の挿絵、最初「何じゃこりゃ?」って思ったんだけど、辞書に載ってる饕餮の資料に雰囲気が似てた。なるほど。
◆東の海神 西の滄海(延王・延麒)
・延王
胎果とはいえ、君主としての基礎はあったんだなぁ。
元州からの訴えを放置してたのって何か理由があるんだろうか。
単に怠慢で放置してたのか、それとも実は例の如く間諜行動(?)で元魁の件とか弓の件とかを知り、それらを暴き立てるためにわざと放置してたのか?はたまた他の意図があったのか。その辺ちょっと気になる。
そういや全然関係ないけど、「小松三郎尚隆」って名前の場合短縮は「小松三郎」になりそうに思うんだけど、「小松尚隆」って名乗ってるのね。あ、そうか尚隆のほうが音読みしやすい(=十二国での通称として使いやすい)からか。
・斡由
「出来た君主よと称えられたい」ってのはなんとなくわかる。よくわかる。
潜在的な理由が何であろうと、それで民の暮らしが豊かになるなら十分だろう。
…が、(元魁とその身代わりの件もだけど)弓の件に関しちゃ弁護のしようもねぇ。
あと、最後の弁解が見苦しすぎ。
・更夜とろくた
更夜…。尚隆と六太にちょっとは救われただろうか?
ところで、赤ん坊口の中に入れられても我慢できるろくた(天犬のほう)はえらいと思ふ…。
◆風の万里 黎明の空(鈴・祥瓊)
・鈴
もうね、義軍に加わるあたりまで殴りたくて殴りたくて(えぇぇ;
すっげーイライラした(ー_ー#)
清秀に会ってちったぁマシになるかと思ったら…あぁもう。
清秀の仇が昇紘なら、彼を見逃してる景王も仇だぁ?同じ海客の景王ならきっと自分の気持ちをわかってくれる、助けてくれるとか言ってたくせに、自分は登極2年の胎果の王の立場や気持ちを考えようとはしないわけだ?
…ってさ。
でもまぁ、陽子と会ってすっきりした感じになったからよかったけどね。
終わりよければすべてよし。うん。←単純
・祥瓊
こっちも最初はイライラしっぱなしだったけど、楽俊に会ってからは一気にまともになったからホッとした。
・他
景麒が来て、陽子が王だってことが知れる場面。
やっぱここだねっ!この爽快感。
で、伏礼する一同の中で1人ぽかーんな虎嘯がまたツボにww
◆図南の翼(珠晶昇山)
・珠晶
まだ小さいのに聡い子だなぁ…
少々ウルサイけど(笑)
・利広
ぶっちゃけ麒麟かと思いながら読んでた。
そうか、挿絵は黒髪だった。
・更夜
なんか知らんがいつの間にやら偉い人(神仙?)に。
…てかまだ黄海にいるってことは、雁はまだ更夜がろくたと暮らせる国じゃないってことなんだな…。
◆黄昏の岸 暁の天(泰麒帰還)
表紙(ホワイトハート版)の泰麒を見た母曰く、私に似てるそうです。
言われてみりゃ小学生ぐらいの頃はこんなんだったかも。
いやこんなにかわいかなかったけど!(つ_;)フン ←勝手に拗ねる。
・天があるなら、それは無謬ではない
うむ、真理だ。王が自国の全てを救うことが困難であるように、天もまた十二国の全てを救うことはできない。
王である陽子だからこそ言える言葉だよなぁ…。
そういや、天帝や西王母は交代とかってしないんだろうか。
・駆け引き
在位500年の王を言いくるめる在位2年(?)の女王w
かっこいいな陽子。
てか、国がいつか荒れるのがわかってるのに何で今までそういう救済システムがなかったんだ…。
・高里です
相手(陽子)がフルネーム名乗ってんだからお前も名乗れや…とか思ったけど、もしかして下の名前に何か思うところがあったりするのかな?
苗字(高里)のほうは驍宗に草冠つけて字(蒿里)貰ったから思い入れがあるだろうけど。
・浩瀚
一級の熟語に出てくるんだよな…(ぼそ)
しかしこの人も出来た人だよなぁ…
一度は誤解で罷免されたのに、こうやって正論でフォローしてくれるんだもんな。
非の打ち所のない正論が逆に怖くもあるのだが(笑)
・その後
………………ここで終わるかぁ。
そしてその後続編は出てないと来たかぁ。
鳳が啼いて泰果が生って、捜索に関わった麒麟たちが滂沱…なバッドエンドしか浮かばない、どうしてくれる。
(それはそれでおいしいかもしれないとか思ってる自分をとりあえず沼に沈めておこうか)
どっちにしても続きが読みたい…出るんかしら。
驍宗が死亡した場合、次の王は…意外と花影あたりかなぁ、なんて。(李斎って可能性もあるけど)
一番悲惨な展開は
驍宗が死亡、泰麒は生き残る。
そんで、打ちひしがれる暇もなく新しい王気を感じるので行ってみれば阿選とか。
…うわー…
あ、でもさすがにそれはないか。
天命が下らないだろうし、下ったとしてもすぐに失道しそうだ。
◆華胥の幽夢(短編集)
・冬栄(泰麒、漣へ行く)
廉王ののほほんっぷりに和んだw
・乗月(月渓)
峯果が孵ったら、月渓の元に飛んできたりして。
・書簡(陽子と楽俊)
背伸びし合って、それでも理解し合ってるってのがいいなこの2人。
…しかし食べるのが銀の粒とはまた贅沢な鳥だ…
・華胥(前采王・砥尚の破滅)
枯れ枝に頬ずりして傷をこさえる采麟が痛々しい;
栄祝が汚いと思いつつ、人間としてはあり得ると思ってしまうあたりが何とも言えない。
・帰山(利広と風漢)
500年も600年も王であり続けるのってしんどいだろうな…。
最も長かった王朝は少なくとも680年以上らしいし。
でもよく考えたら、王よりその側近のほうが長く生きてるんだよね…。いや、元々仙だった王もいるだろうけど。
たとえば鈴や祥瓊や浩瀚とかは、陽子が斃れても仙籍を返上しない限りはその後も生き続けるわけで。
景麒だって、陽子が斃れる理由が禅譲や弑逆なら死なないし(弑逆で一緒に殺されてたら別だけど)。
利広が予想する延王の最期…うわ、ありそう。
…できれば禅譲であってほしいな。(永遠に在位、とかはキツイからナシで。)
風漢(尚隆)が予想する宗王の最期…ありそうでなさそう。
まぁ、雁も奏も王朝が終わってもしばらくはもつだろう。道を失って荒れまくってない限りは。
■アニメ
・声
延麒が喋るたびに犬夜叉が浮かんできてしょうがない(笑)
あと、珠晶は蘭が…ww
梨耀はコナンの声の人だったけど、全然わからなかった…;
山口勝平さんの声を延麒以外でも聞いたような気がしたけど、エンディング見てもわかんなかった(気づかなかっただけ?w)んでウィキペディアで調べたら冬官長だった。なるほど。
・絵
なんか全体的にキャラの口がおちょぼなのは気のせいだろうか…。
あと、楽俊の人間Verはもっと美形にしt(強制終了
大概のキャラは原作挿絵のほうが好きですが、延王だけはアニメのほうが好みです!(笑)
・ストーリー
アニメオリジナルキャラ、杉本と浅野。
この2人と陽子の道中が本気でウザかった…。
杉本の勘違いっぷりもウザかったけど、それ以上に杉本と陽子の両方にへらへら笑って優しくしてベタベタする浅野や、杉本と浅野が付き合ってる(?)ことに気づいておきながら杉本が見てないとすぐ浅野に抱きついて泣く陽子がもうもうもうあ゛ーーーどんがらがっしゃーん(落ち着け;
「おはよう」を無視しておきながら「私たち友達でしょ?」とかね…もうね…;
杉本のモデルは原作で水禺刀の幻の中で「あたしは大嫌いでした」って言ってた人かな?だとすると、原作では結局やり直すことはできなかったわけだから、アニメで和解できてよかったのかも。
杉本が蓬莱に帰ったぶん、高里もチラッと出てこられたし。
「魔性の子」をアニメでやられたらちとキツイものがあるけど(汗)
あと、浅野は不遇だったな…チーン。
ズボンはかぎ裂き、ケツにはY字型の傷(パンツよ、何故お前は無事なんだ…)。うぅ、ヒリヒリする…。
ゴーストハントの原作読んだのをきっかけに、小野先生の他の作品も読んでみよ~!ってことで借りてきた「十二国記」。
面白かった!
悪霊シリーズもそうだったけど、世界観や背景が凄くしっかりしてるし、キャラも魅力的だから読んでて楽しい。
あと、山田章博さんの挿絵も好み。

雁の主従の絵も描いてるけど、慶で力尽きたか遅々として進みません(笑)
◆魔性の子(泰麒in蓬莱)
「風の海~」や「黄昏の岸~」よりも後に読んだのだが、あの2作品、というかシリーズの中で一番最初に出版された話と知って驚いた。どちらの構想が先にあったかは知らないが、どちらにしても凄いと思う。「魔性の子」を読んだ後、「黄昏の岸~」を思わずまた読み返した。それぞれで1本の話として十分成立しているけど、合わせて読んだほうがやはり面白い。ここの場面はこういうことか、と思わず別視点から納得してしまう。
・広瀬
一瞬、ゴーストハントに出てきたゼロ班の人かと思って「!?」ってなったけど、よく考えたらあれは広田だった(笑)
てかこの人凄い可哀相。
後藤先生とか十時先生とか準備室入り浸り組とかは理解あるからいいとして、高里を敵視してた人らから見たら同罪なわけじゃん。名前も世間に晒されちゃったし。
高里が十二国に帰ったから災害は止むとしても、世間が忘れてくれるのはだいぶ先になるだろう。
てか蝕による災害からは無事逃れたんかしら。
いや、ホントに可哀相なのはそういう二次被害じゃなくて、あれだ、喪失感のほうだ。広瀬が高里に興味を持ったのは、自分と同じ“異邦人”の匂いを感じたから。だから広瀬にとっては高里は同胞だった。
でも決定的に違ったのは、広瀬の求める故郷は賽の河原(たぶん)で、高里の求める故郷は十二国であること。帰ることが可能であるか、不可能であるか。生者の世界に実在するか、しないか。その違いは大きすぎる。
高里が故国に帰った後、抜け殻のようになってないか心配だ。本当に山篭りでもするんだろうか。
最後の最後に高里の前でエゴを晒したことも傷になりそうだし。
・高里
何この昼ドラもびっくりの不幸オンパレードな人(ノД`)゜。
向こうに帰ってもやっぱ苦い思い出として残るんだろうなぁ…
あの幼い泰麒の姿を思い浮かべるとまた何ともはや。
・他
岩木事件とその後の流れは凄絶にむごい。
広瀬が要を預かった後の高里家のアレなんかもう…オエェ
ただ、汕子と傲濫が悪いかっつったらそうも言い切れないんだよな…
当人らにとっては当然の行動なわけで。
ちなみに個人的に橋上が結構好きだったりする。
◆月の影 影の海(陽子が王になるまで)
・陽子
蓬莱時代の陽子の評判に ウヘァ(|||´A`)
土佐弁のじーさん出てきて !(゜∀゜)
…んで、その役どころに orz
その後陽子が人間不信に陥って頑なになってたのが痛々しかった。
楽俊を殺しゃしないかとちょっと冷や冷やしたけど、無事吹っ切れたようでよかったよかった。
王になるのを決意するまでの下りもよかった。
あと、二度目の誓約の「許す」がなんかかっこいい。
・楽俊
ねずみ~~ヽ(*´∀`*)ノ
てか楽俊いい奴。超いい奴。
「おいらには3歩だ」はツボったwww
・延王
登場がまたありがちな…かっこいいじゃねぇかこの野郎。(何
この人結構好きです(笑)
・冗祐
体育の授業とかで憑いててくれると非常に助かるんだが。
まぁもう学生じゃないからいいんだけど(笑)
…賓満が憑いてる間ってやっぱ考えてることも全部読まれるのかな…。
・赤麒麟青麒麟樹木希林
…じゃなくて。
黒麒麟以外にも色々いたんだなぁ。
赤麒麟と白麒麟かぁ…紅白とはまた縁起のいいw
◆風の海 迷宮の岸(泰麒)
・泰麒
周囲の期待を裏切ってしまうのではないかとか、自分は重大な罪を犯してしまったのではないかとか、そういう気持ちはなんとなくわかる。
あと、景麒や李斎に懐く様はかわいい。和む。
・景麒
おめーはホントに言葉が足りねぇよ、と心の中で突っ込みつつ。
だが子供に懐かれる景麒というのもまた珍しくてよし(笑)
・饕餮
書ける…この字書けるぞ…!
一級の勉強してたら出てきたんだ…確か逆順の場合もあった。
伝説の悪獣だかなんかで、青銅器によく描かれていたらしい。
泰麒が傲濫を使令に下す場面の挿絵、最初「何じゃこりゃ?」って思ったんだけど、辞書に載ってる饕餮の資料に雰囲気が似てた。なるほど。
◆東の海神 西の滄海(延王・延麒)
・延王
胎果とはいえ、君主としての基礎はあったんだなぁ。
元州からの訴えを放置してたのって何か理由があるんだろうか。
単に怠慢で放置してたのか、それとも実は例の如く間諜行動(?)で元魁の件とか弓の件とかを知り、それらを暴き立てるためにわざと放置してたのか?はたまた他の意図があったのか。その辺ちょっと気になる。
そういや全然関係ないけど、「小松三郎尚隆」って名前の場合短縮は「小松三郎」になりそうに思うんだけど、「小松尚隆」って名乗ってるのね。あ、そうか尚隆のほうが音読みしやすい(=十二国での通称として使いやすい)からか。
・斡由
「出来た君主よと称えられたい」ってのはなんとなくわかる。よくわかる。
潜在的な理由が何であろうと、それで民の暮らしが豊かになるなら十分だろう。
…が、(元魁とその身代わりの件もだけど)弓の件に関しちゃ弁護のしようもねぇ。
あと、最後の弁解が見苦しすぎ。
・更夜とろくた
更夜…。尚隆と六太にちょっとは救われただろうか?
ところで、赤ん坊口の中に入れられても我慢できるろくた(天犬のほう)はえらいと思ふ…。
◆風の万里 黎明の空(鈴・祥瓊)
・鈴
もうね、義軍に加わるあたりまで殴りたくて殴りたくて(えぇぇ;
すっげーイライラした(ー_ー#)
清秀に会ってちったぁマシになるかと思ったら…あぁもう。
清秀の仇が昇紘なら、彼を見逃してる景王も仇だぁ?同じ海客の景王ならきっと自分の気持ちをわかってくれる、助けてくれるとか言ってたくせに、自分は登極2年の胎果の王の立場や気持ちを考えようとはしないわけだ?
…ってさ。
でもまぁ、陽子と会ってすっきりした感じになったからよかったけどね。
終わりよければすべてよし。うん。←単純
・祥瓊
こっちも最初はイライラしっぱなしだったけど、楽俊に会ってからは一気にまともになったからホッとした。
・他
景麒が来て、陽子が王だってことが知れる場面。
やっぱここだねっ!この爽快感。
で、伏礼する一同の中で1人ぽかーんな虎嘯がまたツボにww
◆図南の翼(珠晶昇山)
・珠晶
まだ小さいのに聡い子だなぁ…
少々ウルサイけど(笑)
・利広
ぶっちゃけ麒麟かと思いながら読んでた。
そうか、挿絵は黒髪だった。
・更夜
なんか知らんがいつの間にやら偉い人(神仙?)に。
…てかまだ黄海にいるってことは、雁はまだ更夜がろくたと暮らせる国じゃないってことなんだな…。
◆黄昏の岸 暁の天(泰麒帰還)
表紙(ホワイトハート版)の泰麒を見た母曰く、私に似てるそうです。
言われてみりゃ小学生ぐらいの頃はこんなんだったかも。
いやこんなにかわいかなかったけど!(つ_;)フン ←勝手に拗ねる。
・天があるなら、それは無謬ではない
うむ、真理だ。王が自国の全てを救うことが困難であるように、天もまた十二国の全てを救うことはできない。
王である陽子だからこそ言える言葉だよなぁ…。
そういや、天帝や西王母は交代とかってしないんだろうか。
・駆け引き
在位500年の王を言いくるめる在位2年(?)の女王w
かっこいいな陽子。
てか、国がいつか荒れるのがわかってるのに何で今までそういう救済システムがなかったんだ…。
・高里です
相手(陽子)がフルネーム名乗ってんだからお前も名乗れや…とか思ったけど、もしかして下の名前に何か思うところがあったりするのかな?
苗字(高里)のほうは驍宗に草冠つけて字(蒿里)貰ったから思い入れがあるだろうけど。
・浩瀚
一級の熟語に出てくるんだよな…(ぼそ)
しかしこの人も出来た人だよなぁ…
一度は誤解で罷免されたのに、こうやって正論でフォローしてくれるんだもんな。
非の打ち所のない正論が逆に怖くもあるのだが(笑)
・その後
………………ここで終わるかぁ。
そしてその後続編は出てないと来たかぁ。
鳳が啼いて泰果が生って、捜索に関わった麒麟たちが滂沱…なバッドエンドしか浮かばない、どうしてくれる。
(それはそれでおいしいかもしれないとか思ってる自分をとりあえず沼に沈めておこうか)
どっちにしても続きが読みたい…出るんかしら。
驍宗が死亡した場合、次の王は…意外と花影あたりかなぁ、なんて。(李斎って可能性もあるけど)
一番悲惨な展開は
驍宗が死亡、泰麒は生き残る。
そんで、打ちひしがれる暇もなく新しい王気を感じるので行ってみれば阿選とか。
…うわー…
あ、でもさすがにそれはないか。
天命が下らないだろうし、下ったとしてもすぐに失道しそうだ。
◆華胥の幽夢(短編集)
・冬栄(泰麒、漣へ行く)
廉王ののほほんっぷりに和んだw
・乗月(月渓)
峯果が孵ったら、月渓の元に飛んできたりして。
・書簡(陽子と楽俊)
背伸びし合って、それでも理解し合ってるってのがいいなこの2人。
…しかし食べるのが銀の粒とはまた贅沢な鳥だ…
・華胥(前采王・砥尚の破滅)
枯れ枝に頬ずりして傷をこさえる采麟が痛々しい;
栄祝が汚いと思いつつ、人間としてはあり得ると思ってしまうあたりが何とも言えない。
・帰山(利広と風漢)
500年も600年も王であり続けるのってしんどいだろうな…。
最も長かった王朝は少なくとも680年以上らしいし。
でもよく考えたら、王よりその側近のほうが長く生きてるんだよね…。いや、元々仙だった王もいるだろうけど。
たとえば鈴や祥瓊や浩瀚とかは、陽子が斃れても仙籍を返上しない限りはその後も生き続けるわけで。
景麒だって、陽子が斃れる理由が禅譲や弑逆なら死なないし(弑逆で一緒に殺されてたら別だけど)。
利広が予想する延王の最期…うわ、ありそう。
…できれば禅譲であってほしいな。(永遠に在位、とかはキツイからナシで。)
風漢(尚隆)が予想する宗王の最期…ありそうでなさそう。
まぁ、雁も奏も王朝が終わってもしばらくはもつだろう。道を失って荒れまくってない限りは。
■アニメ
・声
延麒が喋るたびに犬夜叉が浮かんできてしょうがない(笑)
あと、珠晶は蘭が…ww
梨耀はコナンの声の人だったけど、全然わからなかった…;
山口勝平さんの声を延麒以外でも聞いたような気がしたけど、エンディング見てもわかんなかった(気づかなかっただけ?w)んでウィキペディアで調べたら冬官長だった。なるほど。
・絵
なんか全体的にキャラの口がおちょぼなのは気のせいだろうか…。
あと、楽俊の人間Verはもっと美形にしt(強制終了
大概のキャラは原作挿絵のほうが好きですが、延王だけはアニメのほうが好みです!(笑)
・ストーリー
アニメオリジナルキャラ、杉本と浅野。
この2人と陽子の道中が本気でウザかった…。
杉本の勘違いっぷりもウザかったけど、それ以上に杉本と陽子の両方にへらへら笑って優しくしてベタベタする浅野や、杉本と浅野が付き合ってる(?)ことに気づいておきながら杉本が見てないとすぐ浅野に抱きついて泣く陽子がもうもうもうあ゛ーーーどんがらがっしゃーん(落ち着け;
「おはよう」を無視しておきながら「私たち友達でしょ?」とかね…もうね…;
杉本のモデルは原作で水禺刀の幻の中で「あたしは大嫌いでした」って言ってた人かな?だとすると、原作では結局やり直すことはできなかったわけだから、アニメで和解できてよかったのかも。
杉本が蓬莱に帰ったぶん、高里もチラッと出てこられたし。
「魔性の子」をアニメでやられたらちとキツイものがあるけど(汗)
あと、浅野は不遇だったな…チーン。
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