ハイパー鬱展開の第149夜、感想行きます。今回微妙に長いです。
※ネタバレ注意!
無線で全団員にアジア支部への撤退を命じるコムイ。
ジェリーさん及び料理人一同がなんか神の声を聞いた迷い人みたいでウケたんですがw
ルベリエ「聞いたかね?ヘブラスカを囮にするそうだ」
昔の恐怖が蘇り、体を震わせるリナリー。
ルベリエに腕を掴まれ、思わず振り払ってしまう。
ルベリエ「聞こえたかときいているんだ リナリー・リー!!!アクマがッッ、エクソシストが戦うべきものが、そこにいると言っているんだ!!」
リナリーの肩を乱暴に掴み、怒鳴るルベリエ。
その腕を掴んで止めるラビ。
ルベリエ「なんだねその目は。ブックマンJr.」
なぁルベリエよ。彼女が今ぐらいの年になってから自らエクソシストになったんならともかく、物心つくやつかずで無理やりつれてこられた挙句監禁されて散々トラウマ植えつけられてんのに、それを蘇らせるような呼び出し方をした挙句、肩掴んで怒鳴るか?そりゃないんじゃないか?
つか大体今リナリーがルベリエを振り払ったのは、戦いに行くことを拒絶したんじゃなくてただルベリエが怖かったんだってば。
てかルベリエの顔自体が怖いってば。
室長が避難を命じているのだから、自分たちはそれに従う。
そう言ってリナリーをかばう婦長。リナリーはまだ震えている。
ルベリエ「この黒の教団は教皇の軍です。エクソシストは教皇のものなのです」
婦長「この子た達を物のように扱うのはやめてください!出ていって…!どうかこの部屋から出て行ってください!」
それでもリナリーを呼ぶルベリエ。
リナリーのイノセンスは進化しかかっている。
進化したイノセンスなら、レベル4にも立ち向かえるかも知れない。
アクマはエクソシストにしか破壊できない。
そのエクソシストが戦わずにこんなところで守られていてどうする。
婦「聞いちゃダメよ、リナリー」
ルベリエ「教団の為に戦いたまえリナリー」
ラビ「やめろよッ!!」
ルベリエ「キミはエクソシストだろう!!!」
婦長が"お母さん"って感じでいいなぁw
ルベリエ…「エクソシストが守られていてどうする」ってのは確かにそうなんだけど、ヘブラスカの囮作戦には反対したくせに、シンクロできるかどうかもわからないリナリーを戦闘要員として要請するのか?まぁ、ヘブラスカはエクソシストとはいえ戦闘タイプじゃなさそうだから仕方ない気はするが…(本人もイノセンスも超希少種っぽいし)。
てかクロちゃんを叩き起こすという選択肢はないのか…。
ラビ・神田・チャオジーはリナリーみたいに強制解放の影響で動けなくなってたとかシンクロ率が下がってたとかいう理由じゃなくて、武器そのものが壊れた&まだできてないから、召集しようがないんだよな…(神田は普通の武器で参戦してるけど)。
黒い靴を隔離したときみたいに、壊れたイノセンス溶かしてどうにかできないのかな?てかそもそも彼らのイノセンスは今どこにあるんだろう…科学班のとこか?
つーか、リナリーが無事シンクロできて復活したとしても、研究所に行ったエクソシストが全員安否不明なのに、もし彼女がやられたらどーすんだ?次の適合者探すとしても、一般の団員がイノセンス持ってその辺うろつくのは危険極まりないぞ?(あぁ、でも全員避難しようと思ったら誰かが時間稼ぎしなきゃいけないよな…ってそれがヘブラスカなのか…つか時間稼ぎと避難に成功しても、奏者がいなきゃゲート閉じれないんじゃ…)
…そういえば…「一般の団員が」で思い出したが…
ミランダが中国の港で合流したとき、エクソシストの団服着てたよな?
団服着たまま中国まで来たのか?
戦闘タイプじゃないのに?危ねェな…;
その時、リナリーは婦長が履かせてくれた靴を脱ぎ、医務室の外へ出た。
ラビ「リ…?」
止まらない体の震えを、懸命に抑えようとするリナリー。
婦長「ダメよ…っリナリ…、どうして…」
リナリー「来ないで婦長。ありがと…」
ラビの手を振り払い、リナリーに続いて部屋を出るルベリエ。
リナリー「わたし…、兄さんが来てくれたあの日…、もう…ここから逃げられないと思った。あの時、私は逃げることをやめたの。やめて…、エクソシストになったんだよ…」
婦長達を振り返り、涙目で微笑むリナリー。
―私の為にすべて捨てさせてしまった、
―未来も自由も狂わせてしまった、
制止を振り切り、ルベリエと共に去っていくリナリー。
―私がここに閉じこめた、
―私以外のすべてを捨ててくれたあの人と生きる為に。
「もう逃げられないと思った」「逃げるのをやめてエクソシストになった」なんて言うより、「もう逃げないって決めた」「戦うって決めたんだ」のほうがカッコよかったのにな…その言い方だと、言外にコムイを責めてるように聞こえるよ;
「エクソシストになったんだよ」ってセリフが、以前にアレンがバクに言った「僕はもうエクソシストです」とダブる。
でも、リナリーとアレンの「エクソシスト観」って根本的に違うんだよな…。
***
閉ざされた世界。
常に死と隣りあわせで、昨日笑顔で共に時を過ごした友が、明日はいないかも知れない。
普通の人と同じような生活はできない。
そんな世界に、閉じ込められた。
数少ない適合者である以上、逃げることはできない。許されない。
そんな自分のために、大好きな兄はすべてを捨てて来てくれた。
適合者でもなく、普通の生活を送れるはずだった兄が。
閉ざされた世界に、引きずり込んでしまった。
教団内で誰よりも重い責務と枷を持つ、"室長"として。
***
適合者であったがために普通の少女としての生活を奪われ、閉ざされた世界に閉じ込められた小さな妹。
自分の普通の生活などいい。
ただ、幼い彼女のために何かしてやりたかった。
傍にいてやりたかった。
自分にとっても、たった一人の肉親だ。
だが、それは結果的に彼女を完全にこの世界に閉じ込めることになってしまった。
他者によって閉じ込められ、幼くして世界のために戦うことを強要されていた彼女は、兄のために自らエクソシストとして戦う決意を固めてしまった。
…自ら、この世界にいることを決意させてしまった。
***
異常なまでに妹を溺愛する"黒の教団"室長。
その兄を時に冷たくあしらう、エクソシストである妹。
教団内を度々騒がせるそのコメディーのような流れは、二人を絡めとる悲劇の鎖など感じさせない。
だがそれがなければ、この世界で二人の心はいつか潰れてしまったかもしれない。
***
私が彼を閉じ込めた。
僕が彼女を閉じ込めた。
ずっとここにいるのだ。この閉ざされた世界に。
***
逃げられない、閉ざされた世界にいるからこそ、その世界を愛そうとする。受け入れようとする。
その世界を構成する仲間たちが消え、世界が壊れることを恐れる。
一番の支えであり、エクソシストとして戦い続ける一番の理由でもある兄が傷つくのを恐れる。まして、失うなど耐えられない。
兄を守り、仲間を守るためにはイノセンスが要る。
でもそのイノセンスのために、自分も兄もこの世界に閉じ込められた。
この世界を受け入れても、イノセンスそのものを受け入れることは、とてつもなく難しい。
…あぁ、カオス。(私の文章が。
リナリーが戦う理由は、ただ必要とされたからでもなければ、両親の仇討ちでもなく、まして人類の滅亡を防ぐなんてスケールの大きいものでもなんでもない。
ただ、そこから逃げられないからだ。
自分を追ってそんな世界まで来てくれた兄のため。
その小さな世界を構成する仲間を守るため。
ここで生きるしかない自分が、ここで生きる理由を得んがため。
死んでいった仲間の遺志を負っているのも本当だろう。
殉職したエクソシスト。ファインダー。サポーター。
助けられなかった一般人。
そんなものも全部背負って、彼女は"エクソシスト"であり続ける。
***
愛する養父マナを失った。
醜い腕を持って生まれ、それがゆえに捨てられた自分を、貧しいながらも慈しみ、育ててくれた人だった。
喪失の悲しみに暮れ、どうしたらいいのかわからない。
彼を取り戻せるという男の言葉に、その怪しい笑みにも気づかぬまま、迷わず養父の名を呼んだ。
だが、帰ってきた養父の口から出たのは苦痛の叫びと呪いの言葉。
呪いの傷を与えられ茫然として、このまま殺されるかと思った。
だが、引き裂かれたのは養父のほう。引き裂いたのは突然変貌した自分の腕。
そして最後に愛の言葉を口にした彼に、この手はとどめをさした。
何が起きたのかわからなかった。
だが、自分が彼に苦痛を与え、二度目の死を与えたという思いだけは、呪いの傷とともに深く深く残った。
その後現れた師に導かれ、"アクマ"と"エクソシスト"の関係や"伯爵"の存在を知った。
そして、養父から受けた呪いにより、苦しみ呻く魂を見るようになった。
自分が養父に与えたものと同じ苦しみ。
皮になっている人間は、かつての自分と同じ。
救いたい、呼び戻された魂を。皮となった人間を。
終わらせたい、悲劇を。
生きよう、エクソシストとして―自分の罪とともに。
***
愛する者を呼び戻して、生き残った者―しかも自ら破壊した者―はおそらく彼一人。
その喪失の悲しみと罪の苦しみは、どれほど彼を苛んだだろう。
自らがアクマにした者の生の声を聴いた人間は、この世には他にいない。
その苦しみを知る者は、その声を聞ける者は、アレンの他にいない。
―彼は、エクソシストの中でも異質な存在なのだ。
彼は先天的にイノセンスに寄生されていたが、マナを破壊した後クロスに拾われるまで、教団との関わりは一切なかった。リナリーのように、無理やりつれて来られたわけではない。
適合者であるがゆえに普通の人生を送ってこられなかったのは彼も同じだが、リナリーや人体実験に使われた他の子供たちのような経験はしていない。
醜い腕のために捨てられた彼は、幼い頃は"こんな腕じゃなかったら"と思ったこともあっただろう。
でも今は、イノセンスを望んで受け入れている。
エクソシストであるために。
かつての自分とマナのような、愛ゆえに悲劇を起こしてしまった者たちを救うために。
***
私的見解だが、ものすごく単純に言ってしまえば
リナリーは「エクソシスト(適合者)だから戦う」で、
アレンは「戦いたいからエクソシストになった」ってことだと思う。
だから、
リナリー
「エクソシストになったんだよ」
↓
『私はエクソシストだから、戦うしかないんだよ(だから揺らさないで)』
アレン
「僕はもう人間じゃない エクソシストです 戦場に戻らせてください」
↓
『アクマを破壊するためにエクソシストになったんです それを実行させてください』
じゃないかと。
ただ、リナリーのは「逃げるのをやめた」って言う割りに、悲鳴が聞こえるんだよな…(空耳。
リナリー、一つだけ(?)言わせてもらおう。
婦長や兄本人の反対も押し切って色んなこと覚悟してエクソシストとして戦うと決めたなら、迷うな、振り返るな、立ち止まるな。でもって泣くな。"逃げたかった"とか"諦めた"とか、後ろ向きな言葉は何があっても口にするな。
あ、婦長に気持ちを吐露してた場面は別な。
あれがしょっちゅうだと嫌だけど。
イノセンスに対する複雑な思いとか、全部吹っ切ってカッコよく戦ってほしい。
たとえコムイが死んでも壊れないぐらい、強くなってほしい。
幸せになりやがれコンチクショウ(TДT)ノ
…
長ぇよ(セルフツッコミ)
ルベリエ「そうだ、リナリー・リー。所詮…、逃げられはしないのだから…」
「ここにいてくれ」という兄の懇願を思い出し、涙するリナリー。
リナリー「ごめんなさい…」
…ルベリエも“逃げられなかった”経験でもあるんだろうか。
実は身内がエクソシストだったとか…ないか。
リナリーはルベリエと共に行ってしまった。
こんなのおかしい、とすすり泣く婦長。
2人を追いかけようとして足を止めるラビ。
自分は今、ブックマン継承者として記録のために同行しようとしているのか?
それとも、“仮の仲間”のはずの少女が心配で思わず体が動いてしまったのか?
ラビ「……っ、くっそ…」
婦長「! ラビ!?」
悩んだ末、リナリーを追って走り出すラビ。
…ラビがどんどん不要キャラ化してってる気がするのが悲しい(T_T)
ところでラビ、リナリーに対する感情は"友情"ですかそれとも"恋情"ですか(笑)
なんか見てると少女漫画によく出てくる「ヒロインに惚れるけど結局両思いになれない二番手」みたいな感じがするんだよ…(花君でいうと中津みたいな)w
「記録のために居るだけのブックマン継承者」って立場にまだ悩みが残ってる、てのは別にいいんだ。ロード戦のときは「悩みが解決した」んじゃなくて「悩む自分を受け入れた」わけだから…(たぶん)。
つかブックマン継承者としてでもエクソシストとしてでもいいから活躍してくれ…(つД`)゜。
とはいえ、裏歴史に影響するような活躍しちゃうと実際記録者としてマズイわな。…4巻でアレン助けた時点で結構影響してる気もするが(笑)(方舟では殺しかけたけど。)
つーか兵士として記録地に来た時点で全く影響を及ぼさずに記録するってのがまず無理なんだ。ましてエクソシストは数が少ない。なんでサポート派の一員として入団しなかったんだ。適合しちゃったからか?二人そろって。
ラビは何をするために追いかけたんだろう?普通に考えたらリナリーを止めるためだろうけど、「ブックマン継承者としてか」っていう言葉があったから、ひょっとしたら尾けていくだけとか。んー…。
ヘブラスカが実はラビや神田のイノセンスも預かってたりしないかな。そしたらリナリー復活ついでにラビ復活もアリかも知れないのに。神田ならイノセンスなくても刀で戦えるけど(それじゃアクマは破壊できないけど)、ラビはさすがにトンカチで戦うわけにいかんし。巨大トンカチじゃイノセンスと違って重いし(笑)
多重結界の中のレベル4と対峙するコムイたち。
ゲートからできるだけ遠ざけようとするが、レベル4は余裕の笑みを崩さない。
その時、再びヘブラスカの通信が入る。
へブラスカ『コムイ!! いそげ…、ルベリエが…リナリーをここへ連れて来る…!』
コムイ「!!」
動揺するコムイ。
だがその時、レベル4を囲んでいる結界は既に限界に達していた…。
4「にげられませんよ『しつちょう』」
「室長」にこだわるなぁ、レベル4。
エクソシストもそこにいるぞ、2人。イノセンスは今ないけど。
…リナリーの復活&寄生型化がすごーくスムーズにいったとしても、間に合うのかこれ?結界は今すぐにでもあっさり壊せそうなんだが。神田が強いっていっても、レベル4相手に普通の刀じゃたかが知れてるし…。チャオジーもたぶんイノセンスどっかに預けてるだろうから超人パワーはないだろうし…。
今のリナリー見てると、コムイが死んだりしたら冗談抜きで発狂しそうなんだが。
ところで、ルル=ベル戻ってこないのか?
教団襲撃の目的は
①卵奪還
②クロスに壊滅状態にされた守化縷の補充
だったと思うんだが、卵は奪還できずに破壊されたし、新人守化縷はほとんど回収したものの一部の新人と先輩守化縷はレベル4にやられた。目的が果たされたとは言えない。
服を着たら、仕返しに戻ってくるんじゃなかろーか。
伯爵側にも、レベル4の出現に気づく奴いそうだし。(ロードとか。
あと……
そろそろ誰かアレンたちの心配をしてやってくれ…。
コムイやその傍にいる人達はそれどころじゃないだろうけど、せめてそれ以外の人だけでも、安否不明の彼らを心配してやってくれ。
ルベリエ、アンタが使わした部下の心配をしてやってくれ。
ラビ、お前最初「じじいんとこ行く!」とか息巻いてたじゃねぇか。
とりあえず、あれだ、ミランダ起きてー!! ←また言ってる
※ネタバレ注意!
無線で全団員にアジア支部への撤退を命じるコムイ。
ジェリーさん及び料理人一同がなんか神の声を聞いた迷い人みたいでウケたんですがw
ルベリエ「聞いたかね?ヘブラスカを囮にするそうだ」
昔の恐怖が蘇り、体を震わせるリナリー。
ルベリエに腕を掴まれ、思わず振り払ってしまう。
ルベリエ「聞こえたかときいているんだ リナリー・リー!!!アクマがッッ、エクソシストが戦うべきものが、そこにいると言っているんだ!!」
リナリーの肩を乱暴に掴み、怒鳴るルベリエ。
その腕を掴んで止めるラビ。
ルベリエ「なんだねその目は。ブックマンJr.」
なぁルベリエよ。彼女が今ぐらいの年になってから自らエクソシストになったんならともかく、物心つくやつかずで無理やりつれてこられた挙句監禁されて散々トラウマ植えつけられてんのに、それを蘇らせるような呼び出し方をした挙句、肩掴んで怒鳴るか?そりゃないんじゃないか?
つか大体今リナリーがルベリエを振り払ったのは、戦いに行くことを拒絶したんじゃなくてただルベリエが怖かったんだってば。
てかルベリエの顔自体が怖いってば。
室長が避難を命じているのだから、自分たちはそれに従う。
そう言ってリナリーをかばう婦長。リナリーはまだ震えている。
ルベリエ「この黒の教団は教皇の軍です。エクソシストは教皇のものなのです」
婦長「この子た達を物のように扱うのはやめてください!出ていって…!どうかこの部屋から出て行ってください!」
それでもリナリーを呼ぶルベリエ。
リナリーのイノセンスは進化しかかっている。
進化したイノセンスなら、レベル4にも立ち向かえるかも知れない。
アクマはエクソシストにしか破壊できない。
そのエクソシストが戦わずにこんなところで守られていてどうする。
婦「聞いちゃダメよ、リナリー」
ルベリエ「教団の為に戦いたまえリナリー」
ラビ「やめろよッ!!」
ルベリエ「キミはエクソシストだろう!!!」
婦長が"お母さん"って感じでいいなぁw
ルベリエ…「エクソシストが守られていてどうする」ってのは確かにそうなんだけど、ヘブラスカの囮作戦には反対したくせに、シンクロできるかどうかもわからないリナリーを戦闘要員として要請するのか?まぁ、ヘブラスカはエクソシストとはいえ戦闘タイプじゃなさそうだから仕方ない気はするが…(本人もイノセンスも超希少種っぽいし)。
てかクロちゃんを叩き起こすという選択肢はないのか…。
ラビ・神田・チャオジーはリナリーみたいに強制解放の影響で動けなくなってたとかシンクロ率が下がってたとかいう理由じゃなくて、武器そのものが壊れた&まだできてないから、召集しようがないんだよな…(神田は普通の武器で参戦してるけど)。
黒い靴を隔離したときみたいに、壊れたイノセンス溶かしてどうにかできないのかな?てかそもそも彼らのイノセンスは今どこにあるんだろう…科学班のとこか?
つーか、リナリーが無事シンクロできて復活したとしても、研究所に行ったエクソシストが全員安否不明なのに、もし彼女がやられたらどーすんだ?次の適合者探すとしても、一般の団員がイノセンス持ってその辺うろつくのは危険極まりないぞ?(あぁ、でも全員避難しようと思ったら誰かが時間稼ぎしなきゃいけないよな…ってそれがヘブラスカなのか…つか時間稼ぎと避難に成功しても、奏者がいなきゃゲート閉じれないんじゃ…)
…そういえば…「一般の団員が」で思い出したが…
ミランダが中国の港で合流したとき、エクソシストの団服着てたよな?
団服着たまま中国まで来たのか?
戦闘タイプじゃないのに?危ねェな…;
その時、リナリーは婦長が履かせてくれた靴を脱ぎ、医務室の外へ出た。
ラビ「リ…?」
止まらない体の震えを、懸命に抑えようとするリナリー。
婦長「ダメよ…っリナリ…、どうして…」
リナリー「来ないで婦長。ありがと…」
ラビの手を振り払い、リナリーに続いて部屋を出るルベリエ。
リナリー「わたし…、兄さんが来てくれたあの日…、もう…ここから逃げられないと思った。あの時、私は逃げることをやめたの。やめて…、エクソシストになったんだよ…」
婦長達を振り返り、涙目で微笑むリナリー。
―私の為にすべて捨てさせてしまった、
―未来も自由も狂わせてしまった、
制止を振り切り、ルベリエと共に去っていくリナリー。
―私がここに閉じこめた、
―私以外のすべてを捨ててくれたあの人と生きる為に。
「もう逃げられないと思った」「逃げるのをやめてエクソシストになった」なんて言うより、「もう逃げないって決めた」「戦うって決めたんだ」のほうがカッコよかったのにな…その言い方だと、言外にコムイを責めてるように聞こえるよ;
「エクソシストになったんだよ」ってセリフが、以前にアレンがバクに言った「僕はもうエクソシストです」とダブる。
でも、リナリーとアレンの「エクソシスト観」って根本的に違うんだよな…。
***
閉ざされた世界。
常に死と隣りあわせで、昨日笑顔で共に時を過ごした友が、明日はいないかも知れない。
普通の人と同じような生活はできない。
そんな世界に、閉じ込められた。
数少ない適合者である以上、逃げることはできない。許されない。
そんな自分のために、大好きな兄はすべてを捨てて来てくれた。
適合者でもなく、普通の生活を送れるはずだった兄が。
閉ざされた世界に、引きずり込んでしまった。
教団内で誰よりも重い責務と枷を持つ、"室長"として。
***
適合者であったがために普通の少女としての生活を奪われ、閉ざされた世界に閉じ込められた小さな妹。
自分の普通の生活などいい。
ただ、幼い彼女のために何かしてやりたかった。
傍にいてやりたかった。
自分にとっても、たった一人の肉親だ。
だが、それは結果的に彼女を完全にこの世界に閉じ込めることになってしまった。
他者によって閉じ込められ、幼くして世界のために戦うことを強要されていた彼女は、兄のために自らエクソシストとして戦う決意を固めてしまった。
…自ら、この世界にいることを決意させてしまった。
***
異常なまでに妹を溺愛する"黒の教団"室長。
その兄を時に冷たくあしらう、エクソシストである妹。
教団内を度々騒がせるそのコメディーのような流れは、二人を絡めとる悲劇の鎖など感じさせない。
だがそれがなければ、この世界で二人の心はいつか潰れてしまったかもしれない。
***
私が彼を閉じ込めた。
僕が彼女を閉じ込めた。
ずっとここにいるのだ。この閉ざされた世界に。
***
逃げられない、閉ざされた世界にいるからこそ、その世界を愛そうとする。受け入れようとする。
その世界を構成する仲間たちが消え、世界が壊れることを恐れる。
一番の支えであり、エクソシストとして戦い続ける一番の理由でもある兄が傷つくのを恐れる。まして、失うなど耐えられない。
兄を守り、仲間を守るためにはイノセンスが要る。
でもそのイノセンスのために、自分も兄もこの世界に閉じ込められた。
この世界を受け入れても、イノセンスそのものを受け入れることは、とてつもなく難しい。
…あぁ、カオス。(私の文章が。
リナリーが戦う理由は、ただ必要とされたからでもなければ、両親の仇討ちでもなく、まして人類の滅亡を防ぐなんてスケールの大きいものでもなんでもない。
ただ、そこから逃げられないからだ。
自分を追ってそんな世界まで来てくれた兄のため。
その小さな世界を構成する仲間を守るため。
ここで生きるしかない自分が、ここで生きる理由を得んがため。
死んでいった仲間の遺志を負っているのも本当だろう。
殉職したエクソシスト。ファインダー。サポーター。
助けられなかった一般人。
そんなものも全部背負って、彼女は"エクソシスト"であり続ける。
***
愛する養父マナを失った。
醜い腕を持って生まれ、それがゆえに捨てられた自分を、貧しいながらも慈しみ、育ててくれた人だった。
喪失の悲しみに暮れ、どうしたらいいのかわからない。
彼を取り戻せるという男の言葉に、その怪しい笑みにも気づかぬまま、迷わず養父の名を呼んだ。
だが、帰ってきた養父の口から出たのは苦痛の叫びと呪いの言葉。
呪いの傷を与えられ茫然として、このまま殺されるかと思った。
だが、引き裂かれたのは養父のほう。引き裂いたのは突然変貌した自分の腕。
そして最後に愛の言葉を口にした彼に、この手はとどめをさした。
何が起きたのかわからなかった。
だが、自分が彼に苦痛を与え、二度目の死を与えたという思いだけは、呪いの傷とともに深く深く残った。
その後現れた師に導かれ、"アクマ"と"エクソシスト"の関係や"伯爵"の存在を知った。
そして、養父から受けた呪いにより、苦しみ呻く魂を見るようになった。
自分が養父に与えたものと同じ苦しみ。
皮になっている人間は、かつての自分と同じ。
救いたい、呼び戻された魂を。皮となった人間を。
終わらせたい、悲劇を。
生きよう、エクソシストとして―自分の罪とともに。
***
愛する者を呼び戻して、生き残った者―しかも自ら破壊した者―はおそらく彼一人。
その喪失の悲しみと罪の苦しみは、どれほど彼を苛んだだろう。
自らがアクマにした者の生の声を聴いた人間は、この世には他にいない。
その苦しみを知る者は、その声を聞ける者は、アレンの他にいない。
―彼は、エクソシストの中でも異質な存在なのだ。
彼は先天的にイノセンスに寄生されていたが、マナを破壊した後クロスに拾われるまで、教団との関わりは一切なかった。リナリーのように、無理やりつれて来られたわけではない。
適合者であるがゆえに普通の人生を送ってこられなかったのは彼も同じだが、リナリーや人体実験に使われた他の子供たちのような経験はしていない。
醜い腕のために捨てられた彼は、幼い頃は"こんな腕じゃなかったら"と思ったこともあっただろう。
でも今は、イノセンスを望んで受け入れている。
エクソシストであるために。
かつての自分とマナのような、愛ゆえに悲劇を起こしてしまった者たちを救うために。
***
私的見解だが、ものすごく単純に言ってしまえば
リナリーは「エクソシスト(適合者)だから戦う」で、
アレンは「戦いたいからエクソシストになった」ってことだと思う。
だから、
リナリー
「エクソシストになったんだよ」
↓
『私はエクソシストだから、戦うしかないんだよ(だから揺らさないで)』
アレン
「僕はもう人間じゃない エクソシストです 戦場に戻らせてください」
↓
『アクマを破壊するためにエクソシストになったんです それを実行させてください』
じゃないかと。
ただ、リナリーのは「逃げるのをやめた」って言う割りに、悲鳴が聞こえるんだよな…(空耳。
リナリー、一つだけ(?)言わせてもらおう。
婦長や兄本人の反対も押し切って色んなこと覚悟してエクソシストとして戦うと決めたなら、迷うな、振り返るな、立ち止まるな。でもって泣くな。"逃げたかった"とか"諦めた"とか、後ろ向きな言葉は何があっても口にするな。
あ、婦長に気持ちを吐露してた場面は別な。
あれがしょっちゅうだと嫌だけど。
イノセンスに対する複雑な思いとか、全部吹っ切ってカッコよく戦ってほしい。
たとえコムイが死んでも壊れないぐらい、強くなってほしい。
幸せになりやがれコンチクショウ(TДT)ノ
…
長ぇよ(セルフツッコミ)
ルベリエ「そうだ、リナリー・リー。所詮…、逃げられはしないのだから…」
「ここにいてくれ」という兄の懇願を思い出し、涙するリナリー。
リナリー「ごめんなさい…」
…ルベリエも“逃げられなかった”経験でもあるんだろうか。
実は身内がエクソシストだったとか…ないか。
リナリーはルベリエと共に行ってしまった。
こんなのおかしい、とすすり泣く婦長。
2人を追いかけようとして足を止めるラビ。
自分は今、ブックマン継承者として記録のために同行しようとしているのか?
それとも、“仮の仲間”のはずの少女が心配で思わず体が動いてしまったのか?
ラビ「……っ、くっそ…」
婦長「! ラビ!?」
悩んだ末、リナリーを追って走り出すラビ。
…ラビがどんどん不要キャラ化してってる気がするのが悲しい(T_T)
ところでラビ、リナリーに対する感情は"友情"ですかそれとも"恋情"ですか(笑)
なんか見てると少女漫画によく出てくる「ヒロインに惚れるけど結局両思いになれない二番手」みたいな感じがするんだよ…(花君でいうと中津みたいな)w
「記録のために居るだけのブックマン継承者」って立場にまだ悩みが残ってる、てのは別にいいんだ。ロード戦のときは「悩みが解決した」んじゃなくて「悩む自分を受け入れた」わけだから…(たぶん)。
つかブックマン継承者としてでもエクソシストとしてでもいいから活躍してくれ…(つД`)゜。
とはいえ、裏歴史に影響するような活躍しちゃうと実際記録者としてマズイわな。…4巻でアレン助けた時点で結構影響してる気もするが(笑)(方舟では殺しかけたけど。)
つーか兵士として記録地に来た時点で全く影響を及ぼさずに記録するってのがまず無理なんだ。ましてエクソシストは数が少ない。なんでサポート派の一員として入団しなかったんだ。適合しちゃったからか?二人そろって。
ラビは何をするために追いかけたんだろう?普通に考えたらリナリーを止めるためだろうけど、「ブックマン継承者としてか」っていう言葉があったから、ひょっとしたら尾けていくだけとか。んー…。
ヘブラスカが実はラビや神田のイノセンスも預かってたりしないかな。そしたらリナリー復活ついでにラビ復活もアリかも知れないのに。神田ならイノセンスなくても刀で戦えるけど(それじゃアクマは破壊できないけど)、ラビはさすがにトンカチで戦うわけにいかんし。巨大トンカチじゃイノセンスと違って重いし(笑)
多重結界の中のレベル4と対峙するコムイたち。
ゲートからできるだけ遠ざけようとするが、レベル4は余裕の笑みを崩さない。
その時、再びヘブラスカの通信が入る。
へブラスカ『コムイ!! いそげ…、ルベリエが…リナリーをここへ連れて来る…!』
コムイ「!!」
動揺するコムイ。
だがその時、レベル4を囲んでいる結界は既に限界に達していた…。
4「にげられませんよ『しつちょう』」
「室長」にこだわるなぁ、レベル4。
エクソシストもそこにいるぞ、2人。イノセンスは今ないけど。
…リナリーの復活&寄生型化がすごーくスムーズにいったとしても、間に合うのかこれ?結界は今すぐにでもあっさり壊せそうなんだが。神田が強いっていっても、レベル4相手に普通の刀じゃたかが知れてるし…。チャオジーもたぶんイノセンスどっかに預けてるだろうから超人パワーはないだろうし…。
今のリナリー見てると、コムイが死んだりしたら冗談抜きで発狂しそうなんだが。
ところで、ルル=ベル戻ってこないのか?
教団襲撃の目的は
①卵奪還
②クロスに壊滅状態にされた守化縷の補充
だったと思うんだが、卵は奪還できずに破壊されたし、新人守化縷はほとんど回収したものの一部の新人と先輩守化縷はレベル4にやられた。目的が果たされたとは言えない。
服を着たら、仕返しに戻ってくるんじゃなかろーか。
伯爵側にも、レベル4の出現に気づく奴いそうだし。(ロードとか。
あと……
そろそろ誰かアレンたちの心配をしてやってくれ…。
コムイやその傍にいる人達はそれどころじゃないだろうけど、せめてそれ以外の人だけでも、安否不明の彼らを心配してやってくれ。
ルベリエ、アンタが使わした部下の心配をしてやってくれ。
ラビ、お前最初「じじいんとこ行く!」とか息巻いてたじゃねぇか。
とりあえず、あれだ、ミランダ起きてー!! ←また言ってる
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