Dグレ196夜感想。
※ネタバレ注意!
教団を捨てればこの場は収めてやる、とアレンを誘惑する伯爵。
AKUMAの核であるダークマターは“製造者”の魂から生じた物質であり、つまり伯爵の分身である。
伯爵『アレン…お前が望むなら、アルマと第3使徒の体内から我輩が<ダークマター>を消し去ってあげマショウ♥』
―!!!
その言葉に、教団員達の間に動揺が走る。
神田も例外ではなかった。
だが、当のアルマは笑い飛ばす。
アルマ「<ダークマター>? そんなことどうだっていいよ」
元の体に戻ったところで、怨念が消えるわけではない。
まあそうだろうな。
アルマにしてみりゃ、セカンドの出生や9年前の事件に比べれば、今更ダークマターがどうとかなんてどうでもいいことだろう。
怨み自体どうでもいいと思ってくれれば平和だけど、そうもいくまい。
てかアレンやズゥ爺、レニーはともかく、神田がダークマター消去の話に動揺したのは意外だった。いや唯一の友だったわけだしそりゃ動揺の一つもするだろうが、前回物凄く冷静に戦う姿勢を見せてだだけに…。
ユウが死んでくれればそれでいい、と攻撃を続けるアルマ。
複数の太い槍のようなもので貫かれた神田。
一輪の蓮の花が現れ、地面に落ちた。
足元に広がるたくさんの蓮。
―ずっと、待ってる。
振り返り、はにかむように笑うあの人の姿。
歯を食いしばる神田。
さらに攻撃しようとするアルマ。
蓮のこの描かれ方は…、やっぱ「足元に散らばってる蓮=消耗した命」なのか?
蓮畑での約束は過去の記憶で強く印象に残ってるから、「早くしないと全部散って、あの人に会えなくなる」とかそういうことなのかな。
ズゥ爺とレニーが戦いを目撃。
この2人は9年前の神田とアルマを直接知ってて負い目もあるだけに、彼らが戦ってるのを見るのは痛いだろうな…。
バク「ダメだアルマ!! もうこれ以上殺してはいかん!!」
そう叫んだバクの背後に、アルマの怨念に飲まれたトクサが迫る。
怨「エドガー…博士ぇええ?」
怨念はバクを父親のエドガーと思い込み、彼を攻撃した。電気のようなエネルギーに捉えられ、苦しむバク。他の教団幹部や科学班員達も巻き込まれる。
怨「憎いよぉ。エドガー博士もみんなみんな、ぼくらを壊した奴ら全部!!」
未だ囚われたままのアレンは、必死にトクサに呼びかける。
アレン「頼む…トクサ、アルマの怨念にのみこまれるな…!トクサァッ」
声が届いたのか、怨念に取り込まれていたトクサの目がアレンに向けられた。
だが次の瞬間、
トクサ「キミだれぇ?」
そう言って、アレンの左足を握り潰した。
待て待てアルマ(の怨念)、9年寝てたからその間の時間感覚はないだろうとはいえ、当時のエドガーと比較してもバクは若いだろうよ;
まあ息子だって言ったらそれはそれで怨みの矛先向けることになるかもだけどorz
レニーとズゥ爺にはまだ気づかないんだろうか。
偶々まだ視界に入ってないだけ?
あ、でもレニーは見ても本人と気づかないかも知れない(笑)
![あらそう?私は好きよヘビ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/11/6d81dbea7a4bad077d000b1f7dff69ca.jpg)
↑左から第191夜(9年前)、第136夜(初登場)、第185夜、第188夜。
左から2番目の状態だったら絶対気づかないな…;
てかトクサ完全に飲まれちゃった…?(汗)
足を潰され悲鳴をあげるアレンに、伯爵が揺さぶりをかける。
伯爵『さあ我らノアと共にきなさイアレン♥』
それを聞いていたジョニーは、はるか頭上にいる伯爵に向けて思わず叫ぶ。
何故そこまでアレンを連れていきたいのか。
ジョニー「アレンが…、『14番目』のノアだったとしてもっ、あんたを殺そうとした敵じゃないのかよぉっ!?」
“ナゼ”
それはもっともな問いだった。
対する伯爵の答えは…
伯爵『そばにいたいカラ。我輩は、14番目のそばにイタイ…』
あ、やっぱり?( ̄∀ ̄;)
伯爵にしてみれば14番目は自分を殺そうとした裏切り者であり、今もなお自分を狙っている敵。
一度は殺したはずの彼をわざわざ手の込んだことまでして連れ戻そうとするのは妙な話だが、「理屈でなく傍にいたい」ということなら納得がいく。
まあ他に考えられるとすれば
①自分達のもとで裁きたい
②旧方舟の時のように、14番目にしかできない役がある
③14番目を含めた特定の何人かが全員揃わなければ実行できない何かがある
④ノアは全員揃ってないとダメ。14番目はイレギュラーだったため、アレンを殺すと転生先がわからない、あるいはもう転生しない
…こんなとこか?
てかますます伯爵は14番目に固執してるなー。
フォー「なんて状況だいこりゃ」
バクは帽子につけていた精霊石を使い、フォーを召喚した。
一方ズゥも、地面に何かの術式を刻んでいた。
トクサに囚われていたアレンは助け出され、球状の結界の中でフォーと対面した。
自分とバクがトクサを抑えているうちにアルマを破壊するよう、アレンに頼むフォー。
だが、アレンの様子がおかしいことに気づく。
フォー「まさか、伯爵の誘いに応じるつもりか?」
アレンはそれには答えない。
アレン「9年前の…アルマと神田の過去を見たよ…」
動揺を見せるフォー。
彼女もまた、9年前の事件の全貌を知っている。
アレン「アルマを鎮めたい、でも……。アルマは教団や神田への憎しみでAKUMAになったんだ。救いようがないよ…っ」
フォー、何で伯爵がアレン誘ったこと知ってるん……まいっか。
ここで迷う姿を見て、なんか懐かしくなりました。
アレンは元々「AKUMAを破壊し、エネルギー源として拘束されている魂を解放する」ためにエクソシストやってるから、アクマに対しては本来「敵として破壊する」というよりは「破壊して救う」という思いが先に立つんだよね。
けどアルマは普通のアクマとは成り立ちが違うから、破壊と救済は必ずしも直結しない。
だから迷う。
………いや、普通に感情移入しちゃったってのもあるんだろうけど(汗)
フォーが何か言おうとしたその時、ティキが2人を襲う。
負傷し、地面に墜落したフォー。精霊石にもヒビが入る。
ティキ「心は決まったみたいだな、少年」
あまり千年公をジラしてやるな、と手を差し出してくるティキ。
何も言えぬまま、ティキを睨むアレン。
フォーはそんなアレンに、傷に喘ぎながら叱責を飛ばす。
フォー「バカヤロォ、怖気づきやがって…。人間なんてのはそれぞれ何か抱えて生きてんだよっ。望みも…っ、守りたいものもみんな違う」
アレン「! フォー…」
フォー「誰かを助けるっていうのは…、そんなカンタンじゃねェんだよ!!決めつけんなバカ!!」
ま、そりゃそーだ。
同じ境遇の人間でも、望むことは違うかも知れない。
同じ教団に属する者でも、抱える過去も思いも願いもそれぞれ違うように。
…てか、アレンの中でイノセンスと14番目ってどういう状態になってるんだろ。
咎落ちしないとこ見ると、ある程度折り合いはついてるんだろうけど。
……………神ノ道化と14番目、協定中?w
ティキ「うるさいって」
ティキの攻撃がフォーに迫る。
救ったのはアレンだった。
アレン「カンタンじゃない、か……。できるかな……? 助け、られるかな…?」
フォー「……、……、そ…、そんなのわかんねェよ!!」
アレン「……、はい!」
苦笑交じりに、吹っ切れたように応えるアレン。
バク「我々のことは気にするなウォーカー……っ、アルマに集中しろ」
リーバー「そうだ…っ」
ジョニー「行けぇアレン…」
ルベリエ「アレン…ウォーカ…」
アレンに望みをかける非戦闘員達。
レニー「ムリよ…、アルマが許すわけない…っ」
ここでいう「助ける」はどの意味なんかなー。
①破壊はせず、諸々のことを吹っ切れるキッカケをつくる。アクマ化のことも何とかする。
②最期に色々吹っ切れさせてから破壊
③普通に破壊
④ぶっちゃけ何も考えてないけどこのまま放っとくのは何かやだ
…妥当なところで②?
物語的にありそうなのは、破壊するしないは考えずにただ救おうとして捨て身で突っ込んでって、三つ巴でもめまくった末にちょっと希望が見えてきたあたりで伯爵か他のノアの手によってアルマ死亡。怒ったアレンと神田が共闘(?)でノア達に挑む! → あっさり敗北、アレン連れていかれる。
…と思ったらまさかのクロス再登場でノア一旦撤退。←ねーよ
まあレニーはそう思うだろうな。
9年前のアルマを知ってるどころか、研究員として直接セカンド計画に関わってたんだもんな…。しかもサード計画の指揮取ってるのもレニーだし(汗)
ティキの相手を引き受け、アレンをアルマのもとに向かわせるフォー。
だが、左足を潰されているアレンは動けない。
その時、ナマズのような人魂のようなものが飛んできてアレンの左足に噛み付いた。
ズゥの魔導ゴーレム、癒闇蛇(アトゥーダ)だった。
術者の精気を吸って他者の傷を治す力があるらしい。
ズゥ『年寄りの体ではこの一度しか使えんが…、受け取ってくれ』
アレン「ありがとう!」
立ってただけでも不思議でございまする。
癒闇蛇…凄い便利なゴーレムだな。
人造使徒計画とかやる前にこういうのもっと造れよ教団。
…あーでも魔導っつーぐらいだから魔導師じゃないと造れないのかな?
クロスが造ったとかいうティムも相当レアなゴーレムだし。
アトゥーダとかティムとかみたいなのを造れる魔導師が少なく、しかも造るのが難しくて量産できない…とかかな。
…てかズゥ爺大丈夫!?(゜Д゜;)
マジでガリ痩せしちゃってるけど大丈夫ですか!?(汗)
神田より命の残量ヤバそうに見えるけど大丈夫ですか!!?(滝汗)
レニー「ふたりを止めてウォーカー!!」
いざアルマの元へ行こうとするアレンに、レニーも声をかける。
レニー「アルマが神田を…、ユウを、殺したいはずない…。あの子を助けられるとしたらユウだけよ!!」
ふたりを止めて
私のために争わないでもうこれ以上
とかソッコーで浮かんできた私は一体何歳なんだ…。
レニー、揺れてますね。
セカンド計画の研究員として、“9年前の悲劇”に直接関わっていたレニー。
サード計画を立ち上げた時、過去を振り切り、「犠牲も必要」と決意をもって実行に踏み切ったはずだった。
だが、結局失敗してしまった。
北米支部は壊滅し、多数の犠牲者が出た。
そして今目の前で、9年前のあの2人がまた戦っている。
ルベリエの依頼があったとはいえ、今回の事態は自分が招いたようなものだ。
許されることは望めなくても、アルマ自身は救われて欲しい。
今更自分がそんなことを望むこと自体許されないかも知れないけど、彼らに救いがあってほしい。
…複雑だねぇ、レニーも。
うん、アルマに救いがあるといいね…神田にも。
一方神田は、六幻を五幻式まで解放してアルマと戦っていた。
神田「消えろアルマぁっ」
アルマの左手と右足が斬り落とされた。
だがアルマはニヤリと笑って口からエネルギー波を撃ち出し、神田の左腕を吹き飛ばした。
アルマ「ははっ、AKUMAは内蔵された魂のフラストレーションで進化する…か。イノセンスなんかより断然楽チンだね。憎めば憎む程力が溢れてくる…っ」
斬られた手足は、既に生えてきている。
五幻まで出たよ(゜Д゜;)
大丈夫か寿命。
てかセカンドの体って斬り落とされたりして失った部分はどうなるのかと思ってたけど、生えてくるんだ…;;
神田「『…す』」
アルマ「ん…?なに?」
神田「『壊す』『壊す』『壊す』『壊す』」
自身に言い聞かせるかのように繰り返し呟き、雄叫びをあげてアルマに斬りかかる神田。
―神田ッ!!
神田とアルマの間にアレンが割って入り、退魔ノ剣で六幻を防いだ。
神田、目が正気失いかけてる。
一番冷静そうっていうか精神的にタフそうだった神田が…;
極限状況&五幻式発動の影響か?(汗)
その様子見てちょっと驚いてたアルマが切ない。
アレン、なんと戦いに割って入ってアルマをかばいましたよ。
アルマの反応も気になりますが、アレンVS神田になりゃせんかと心配です。
どうする気なんだろうアレン…。
※ネタバレ注意!
教団を捨てればこの場は収めてやる、とアレンを誘惑する伯爵。
AKUMAの核であるダークマターは“製造者”の魂から生じた物質であり、つまり伯爵の分身である。
伯爵『アレン…お前が望むなら、アルマと第3使徒の体内から我輩が<ダークマター>を消し去ってあげマショウ♥』
―!!!
その言葉に、教団員達の間に動揺が走る。
神田も例外ではなかった。
だが、当のアルマは笑い飛ばす。
アルマ「<ダークマター>? そんなことどうだっていいよ」
元の体に戻ったところで、怨念が消えるわけではない。
まあそうだろうな。
アルマにしてみりゃ、セカンドの出生や9年前の事件に比べれば、今更ダークマターがどうとかなんてどうでもいいことだろう。
怨み自体どうでもいいと思ってくれれば平和だけど、そうもいくまい。
てかアレンやズゥ爺、レニーはともかく、神田がダークマター消去の話に動揺したのは意外だった。いや唯一の友だったわけだしそりゃ動揺の一つもするだろうが、前回物凄く冷静に戦う姿勢を見せてだだけに…。
ユウが死んでくれればそれでいい、と攻撃を続けるアルマ。
複数の太い槍のようなもので貫かれた神田。
一輪の蓮の花が現れ、地面に落ちた。
足元に広がるたくさんの蓮。
―ずっと、待ってる。
振り返り、はにかむように笑うあの人の姿。
歯を食いしばる神田。
さらに攻撃しようとするアルマ。
蓮のこの描かれ方は…、やっぱ「足元に散らばってる蓮=消耗した命」なのか?
蓮畑での約束は過去の記憶で強く印象に残ってるから、「早くしないと全部散って、あの人に会えなくなる」とかそういうことなのかな。
ズゥ爺とレニーが戦いを目撃。
この2人は9年前の神田とアルマを直接知ってて負い目もあるだけに、彼らが戦ってるのを見るのは痛いだろうな…。
バク「ダメだアルマ!! もうこれ以上殺してはいかん!!」
そう叫んだバクの背後に、アルマの怨念に飲まれたトクサが迫る。
怨「エドガー…博士ぇええ?」
怨念はバクを父親のエドガーと思い込み、彼を攻撃した。電気のようなエネルギーに捉えられ、苦しむバク。他の教団幹部や科学班員達も巻き込まれる。
怨「憎いよぉ。エドガー博士もみんなみんな、ぼくらを壊した奴ら全部!!」
未だ囚われたままのアレンは、必死にトクサに呼びかける。
アレン「頼む…トクサ、アルマの怨念にのみこまれるな…!トクサァッ」
声が届いたのか、怨念に取り込まれていたトクサの目がアレンに向けられた。
だが次の瞬間、
トクサ「キミだれぇ?」
そう言って、アレンの左足を握り潰した。
待て待てアルマ(の怨念)、9年寝てたからその間の時間感覚はないだろうとはいえ、当時のエドガーと比較してもバクは若いだろうよ;
まあ息子だって言ったらそれはそれで怨みの矛先向けることになるかもだけどorz
レニーとズゥ爺にはまだ気づかないんだろうか。
偶々まだ視界に入ってないだけ?
あ、でもレニーは見ても本人と気づかないかも知れない(笑)
![あらそう?私は好きよヘビ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/11/6d81dbea7a4bad077d000b1f7dff69ca.jpg)
↑左から第191夜(9年前)、第136夜(初登場)、第185夜、第188夜。
左から2番目の状態だったら絶対気づかないな…;
てかトクサ完全に飲まれちゃった…?(汗)
足を潰され悲鳴をあげるアレンに、伯爵が揺さぶりをかける。
伯爵『さあ我らノアと共にきなさイアレン♥』
それを聞いていたジョニーは、はるか頭上にいる伯爵に向けて思わず叫ぶ。
何故そこまでアレンを連れていきたいのか。
ジョニー「アレンが…、『14番目』のノアだったとしてもっ、あんたを殺そうとした敵じゃないのかよぉっ!?」
“ナゼ”
それはもっともな問いだった。
対する伯爵の答えは…
伯爵『そばにいたいカラ。我輩は、14番目のそばにイタイ…』
あ、やっぱり?( ̄∀ ̄;)
伯爵にしてみれば14番目は自分を殺そうとした裏切り者であり、今もなお自分を狙っている敵。
一度は殺したはずの彼をわざわざ手の込んだことまでして連れ戻そうとするのは妙な話だが、「理屈でなく傍にいたい」ということなら納得がいく。
まあ他に考えられるとすれば
①自分達のもとで裁きたい
②旧方舟の時のように、14番目にしかできない役がある
③14番目を含めた特定の何人かが全員揃わなければ実行できない何かがある
④ノアは全員揃ってないとダメ。14番目はイレギュラーだったため、アレンを殺すと転生先がわからない、あるいはもう転生しない
…こんなとこか?
てかますます伯爵は14番目に固執してるなー。
フォー「なんて状況だいこりゃ」
バクは帽子につけていた精霊石を使い、フォーを召喚した。
一方ズゥも、地面に何かの術式を刻んでいた。
トクサに囚われていたアレンは助け出され、球状の結界の中でフォーと対面した。
自分とバクがトクサを抑えているうちにアルマを破壊するよう、アレンに頼むフォー。
だが、アレンの様子がおかしいことに気づく。
フォー「まさか、伯爵の誘いに応じるつもりか?」
アレンはそれには答えない。
アレン「9年前の…アルマと神田の過去を見たよ…」
動揺を見せるフォー。
彼女もまた、9年前の事件の全貌を知っている。
アレン「アルマを鎮めたい、でも……。アルマは教団や神田への憎しみでAKUMAになったんだ。救いようがないよ…っ」
フォー、何で伯爵がアレン誘ったこと知ってるん……まいっか。
ここで迷う姿を見て、なんか懐かしくなりました。
アレンは元々「AKUMAを破壊し、エネルギー源として拘束されている魂を解放する」ためにエクソシストやってるから、アクマに対しては本来「敵として破壊する」というよりは「破壊して救う」という思いが先に立つんだよね。
けどアルマは普通のアクマとは成り立ちが違うから、破壊と救済は必ずしも直結しない。
だから迷う。
………いや、普通に感情移入しちゃったってのもあるんだろうけど(汗)
フォーが何か言おうとしたその時、ティキが2人を襲う。
負傷し、地面に墜落したフォー。精霊石にもヒビが入る。
ティキ「心は決まったみたいだな、少年」
あまり千年公をジラしてやるな、と手を差し出してくるティキ。
何も言えぬまま、ティキを睨むアレン。
フォーはそんなアレンに、傷に喘ぎながら叱責を飛ばす。
フォー「バカヤロォ、怖気づきやがって…。人間なんてのはそれぞれ何か抱えて生きてんだよっ。望みも…っ、守りたいものもみんな違う」
アレン「! フォー…」
フォー「誰かを助けるっていうのは…、そんなカンタンじゃねェんだよ!!決めつけんなバカ!!」
ま、そりゃそーだ。
同じ境遇の人間でも、望むことは違うかも知れない。
同じ教団に属する者でも、抱える過去も思いも願いもそれぞれ違うように。
…てか、アレンの中でイノセンスと14番目ってどういう状態になってるんだろ。
咎落ちしないとこ見ると、ある程度折り合いはついてるんだろうけど。
……………神ノ道化と14番目、協定中?w
ティキ「うるさいって」
ティキの攻撃がフォーに迫る。
救ったのはアレンだった。
アレン「カンタンじゃない、か……。できるかな……? 助け、られるかな…?」
フォー「……、……、そ…、そんなのわかんねェよ!!」
アレン「……、はい!」
苦笑交じりに、吹っ切れたように応えるアレン。
バク「我々のことは気にするなウォーカー……っ、アルマに集中しろ」
リーバー「そうだ…っ」
ジョニー「行けぇアレン…」
ルベリエ「アレン…ウォーカ…」
アレンに望みをかける非戦闘員達。
レニー「ムリよ…、アルマが許すわけない…っ」
ここでいう「助ける」はどの意味なんかなー。
①破壊はせず、諸々のことを吹っ切れるキッカケをつくる。アクマ化のことも何とかする。
②最期に色々吹っ切れさせてから破壊
③普通に破壊
④ぶっちゃけ何も考えてないけどこのまま放っとくのは何かやだ
…妥当なところで②?
物語的にありそうなのは、破壊するしないは考えずにただ救おうとして捨て身で突っ込んでって、三つ巴でもめまくった末にちょっと希望が見えてきたあたりで伯爵か他のノアの手によってアルマ死亡。怒ったアレンと神田が共闘(?)でノア達に挑む! → あっさり敗北、アレン連れていかれる。
…と思ったらまさかのクロス再登場でノア一旦撤退。←ねーよ
まあレニーはそう思うだろうな。
9年前のアルマを知ってるどころか、研究員として直接セカンド計画に関わってたんだもんな…。しかもサード計画の指揮取ってるのもレニーだし(汗)
ティキの相手を引き受け、アレンをアルマのもとに向かわせるフォー。
だが、左足を潰されているアレンは動けない。
その時、ナマズのような人魂のようなものが飛んできてアレンの左足に噛み付いた。
ズゥの魔導ゴーレム、癒闇蛇(アトゥーダ)だった。
術者の精気を吸って他者の傷を治す力があるらしい。
ズゥ『年寄りの体ではこの一度しか使えんが…、受け取ってくれ』
アレン「ありがとう!」
立ってただけでも不思議でございまする。
癒闇蛇…凄い便利なゴーレムだな。
人造使徒計画とかやる前にこういうのもっと造れよ教団。
…あーでも魔導っつーぐらいだから魔導師じゃないと造れないのかな?
クロスが造ったとかいうティムも相当レアなゴーレムだし。
アトゥーダとかティムとかみたいなのを造れる魔導師が少なく、しかも造るのが難しくて量産できない…とかかな。
…てかズゥ爺大丈夫!?(゜Д゜;)
マジでガリ痩せしちゃってるけど大丈夫ですか!?(汗)
神田より命の残量ヤバそうに見えるけど大丈夫ですか!!?(滝汗)
レニー「ふたりを止めてウォーカー!!」
いざアルマの元へ行こうとするアレンに、レニーも声をかける。
レニー「アルマが神田を…、ユウを、殺したいはずない…。あの子を助けられるとしたらユウだけよ!!」
ふたりを止めて
私のために争わないでもうこれ以上
とかソッコーで浮かんできた私は一体何歳なんだ…。
レニー、揺れてますね。
セカンド計画の研究員として、“9年前の悲劇”に直接関わっていたレニー。
サード計画を立ち上げた時、過去を振り切り、「犠牲も必要」と決意をもって実行に踏み切ったはずだった。
だが、結局失敗してしまった。
北米支部は壊滅し、多数の犠牲者が出た。
そして今目の前で、9年前のあの2人がまた戦っている。
ルベリエの依頼があったとはいえ、今回の事態は自分が招いたようなものだ。
許されることは望めなくても、アルマ自身は救われて欲しい。
今更自分がそんなことを望むこと自体許されないかも知れないけど、彼らに救いがあってほしい。
…複雑だねぇ、レニーも。
うん、アルマに救いがあるといいね…神田にも。
一方神田は、六幻を五幻式まで解放してアルマと戦っていた。
神田「消えろアルマぁっ」
アルマの左手と右足が斬り落とされた。
だがアルマはニヤリと笑って口からエネルギー波を撃ち出し、神田の左腕を吹き飛ばした。
アルマ「ははっ、AKUMAは内蔵された魂のフラストレーションで進化する…か。イノセンスなんかより断然楽チンだね。憎めば憎む程力が溢れてくる…っ」
斬られた手足は、既に生えてきている。
五幻まで出たよ(゜Д゜;)
大丈夫か寿命。
てかセカンドの体って斬り落とされたりして失った部分はどうなるのかと思ってたけど、生えてくるんだ…;;
神田「『…す』」
アルマ「ん…?なに?」
神田「『壊す』『壊す』『壊す』『壊す』」
自身に言い聞かせるかのように繰り返し呟き、雄叫びをあげてアルマに斬りかかる神田。
―神田ッ!!
神田とアルマの間にアレンが割って入り、退魔ノ剣で六幻を防いだ。
神田、目が正気失いかけてる。
一番冷静そうっていうか精神的にタフそうだった神田が…;
極限状況&五幻式発動の影響か?(汗)
その様子見てちょっと驚いてたアルマが切ない。
アレン、なんと戦いに割って入ってアルマをかばいましたよ。
アルマの反応も気になりますが、アレンVS神田になりゃせんかと心配です。
どうする気なんだろうアレン…。
神田・・・大丈夫ですかね??
本当正気じゃないかも・・・
アレン頑張って二人をとめてくれーーーっ
っていうか、フォーってアレンのこと
「ウォーカー」って言ってませんでした?
親しくなったのかなぁ~
伯爵・・・アレン(14番目)loveですかww
どーなるかなぁ・・・
来月楽しみですww
もしもリナリーがあの現場にいたとしても、はたして今の神田君を止められるかどうか分からないし、他に頼めるのは「似たもの同士」であるアレン君しかいません。
これで最悪の場合神田君もアルマも作品から退場してしまったら・・・
それを考えると出番がなくて良かったですね、リナリー
星野桂先生も頑張って描き上げて下さったと思いますが、しばらく休んでいる間に作家としてずいぶん成長されたようですね。
神田は…一応まだギリギリ正気だろうとは思うんですが、ちょっとヤバそうです。
邪魔されればマジでアレンごと斬りそうなレベル(汗)
フォーのアレンの呼び方、言われて初めて気づきました!
本当だ、確かに以前は「ウォーカー」でしたよね。
気づいた途端「アレン」呼びがなんか不思議に思えてきたw
来月気になりますね~!
神田とアルマがどうなるのか。
ノアが伯爵含めて5人もいる今、どうやって状況を打開するのか。
そして、“14番目”として狙われたアレンの今後はどうなるのか…!
確かに、あの状態の神田を止めるのはさすがのリナリーでも厳しそうですね。
ラビは更に無理そうです。←酷
正反対な似た者同士(なんじゃそりゃ)のアレンは、案外適役なのかも知れません。
マテール編の再現のようで(特にラスト)懐かしいです。
…あの時とはだいぶ状況が違いますが;
神田とアルマのW退場…有り得なくもないあたりが恐ろしい…(汗)
星野先生がんばってますよね!
内容がかなり濃くて、毎回楽しみです。
読ましてもらってます。最初は「あれんさんの
マネって思われちゃうかな」と思いましたが
他のブログでもユウなのでユウのにさしてもらいます。今回は、挨拶だけにしておきます。
感想はまた今度にさしていただきます。
よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いしますw