花楸樹つづり

漫画の感想、日々の出来事など。
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「屍鬼」感想

2009-06-06 20:56:14 | 他漫画・小説
元太のしゃべり方に何か違和感が…。

屍鬼(原作のほう)を買ってきました。
感想行きます。ネタバレ注意!



まず直球一言感想。
怖ぇ。



ホラー小説の嫌ぁ~なとこはですね、読み出したら止まらないところですよ。
ハッピーエンドだろうがホラーエンドだろうが、終わりまで読まないと落ち着かないっていうか。
で、それが長編だったらあなた、いつの間にか夜中になっちゃうじゃないですか。
屍鬼の区切りのいいとこ(文庫本が1冊読み終わった、とか)まで、とか思って読んでたらAM4:00、なんてことが2回ほど…
しかも文庫本1巻なんてじんわりじんわりゆ~っくり淡々と話が進んで、…こう…何ていうの?何が起こってるのかまだよくわからないのに、何かやばいものがじわ~っと迫ってきてる感じというか…。
静信の言を借りるなら、まさに「包囲されている」感じ?
真綿で首を絞m…(怖いからヤメロその例え;
しかも一旦展開が加速するとわっわっわっギャー…みたいな ←?
これ現実に起こったら怖ぇーな…(; ̄ー ̄)



・人物
 登場人物が物ッ凄く多い!
 よくこれだけの人物を出して、ちゃんとそれぞれ動かせるなぁ…;
 主人公は一応、静信と敏夫ってことになるのかな?
 夏野もそうなのかと思ったけど、中盤(?)で退場しちゃったし…
 ああ、でもこれは“群像劇”の類に入るのかも。
夏野
 ↑夏野イメージ。もうちょい冷徹で童顔な感じにしたかったけど失敗w

・静信と敏夫
 静信は人間でありながらどっか人間離れした雰囲気がある。
 敏夫は完全に人間サイド。
 でも一応2人ともお互いの思考傾向は理解してるらしい。
 私は性格的には静信のほうに近いけど、こういう状況におかれたら取る行動は敏夫のほうだろうなぁ。
 いざ杭を握って屍眼前にしたら絶対ビビるし泣いて命乞いされたら正直無理だけど。
 少なくとも、屍鬼(or人狼)になって半永久放浪なんて絶対やだ。
静信敏夫

 ※注:漫画のほうは読んでいないので、違う!なんて突っ込まないでやってください(笑)
     あくまでイメージです、イメージ。

・桐敷家
 辰巳は割り切ってるっぽいからまだいいけど、沙子はちと哀れ。
 何年ぐらいそうやって生活してたんだろうなぁ…3桁ぐらい行くかなぁ…
沙子
 妖気が足りん妖気が(笑)

・その他の人物
 元子が怖かった。憑かれてる絶対憑かれてる;;
 徹と律子は可哀相だったな…。でもやすよさん無事でよかった。
 あと、美和子&光男&克代が惨い(ノД`)゜。
 敏夫がその場にいたらなんとかなったかも知れないけど…
 (静信の性格にも、例の症状にも詳しいからな…)
 あと、大川のおっさんは元子とは別の意味で怖い。
 静信が大川の頭に鉈(?)振り下ろした時は驚いたわ…。


夜に1人で墓場に行きたくなくなる話でした。
(↑読まなくても普通行きたくないと思います。)

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