花楸樹つづり

漫画の感想、日々の出来事など。
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D.Gray-man 第164夜「黒の教団ホントに壊滅」

2008-06-30 19:07:13 | D.Gray-man
暑いー 何と今日は昼間の外気温が30度を超えていた模様。
D.G感想。





※ネタバレ注意!


リナリーに取り憑き、コムイ達3人を食堂に連れてきた少女の霊。


リナリー「ごれでみんな、ずっど一緒だ…


食堂にはアレンやジョニーを始め、感染した団員達が集結していた。


リーバー「お前ら…っ。みんな…、感染しちまったのかよ…」


彼らは一斉にコムイ達に襲い掛かってくる。
コムイを体当たりでかばい、ゾンビ達の餌食になるリーバー、ロブ。


コムイ「リーバー班長、ロブ!!」


思わず彼らの名を叫ぶコムイだったが、薄れ行く意識と理性の中、リーバーは無念そうに語る。


リーバー「オバケはともかく…、コムビタンDの責任は半分は俺にあります…っ。俺が甘かった…っ、もっとアンタに厳しくしてれば。仕事サボってアホなもん作るのをもっと阻止できてれば…」
ロブ「そんな! 班長はよくやってました」
リーバー「いや! 室長をまだまだ甘やかしすぎでした!!それが無念でなりません!!!次からはもっとビシビシとぉおおおっ
ロブ「班長ぉぉぉぉ



涙の愚痴訴えを残し、2人はゾンビの群れに飲み込まれていった。


コムイ「リーバーくん達だって変な薬いっぱい作ってたじゃないさー」


文句を聞かせるためにかばったな、と嘆くコムイだった…。




苦労人の断末魔ww哀れ科学班員ズ…
そういや結局、毛生え薬やら小児化薬やらウサ耳薬やらネコ語化薬やらは誰が作ったんだろう…?

ゾンビ化アレンの顔凶悪w



コムイに襲い掛かる、獣のような影。
コムリンEXが飛び出し、間一髪で主人の危機を救う。


コムイ「コムリンEXゥーーー!!」
EX「ゴ主人、感染源コイツヨ!!」
コムイ「なにっ、感染源!?」



慌ててコムリン(胴体)と取っ組み合っている相手を見ると、方舟戦以来眠り続けていたクロウリーだった。


コムイ「目が覚めたか…、よかった」




おぉコムリン、主人の危機に奮起したか。
アレン達がやられかけた時は死んだフリしてたのにww
それより頭部はどうやって動いてんだアレwww

クロウリーの無事にホッとしてるコムイにホッとした私。
いや、ホッとする状況でもないとは思うが(笑)



コムリンの頭部もクロウリーの腕に噛み付いたが、胴体と一緒に吹っ飛ばされてしまう。


コムイ「コムリン!!」


最早無事なのはコムイと、霊に取り憑かれたリナリーの2人だけになってしまった。


リナリー「ヒッヒッヒッヒッ、残る゛はおまえ゛ひどりだ…


リナリー(少女の霊)に押さえ付けられたコムイに、クロウリーが迫る。


コムイ「わわっ、タンマタンマ!」


あせるコムイを押さえ付け、怒りをあらわにするリナリー(少女の霊)。


リナリー「だまれっ。わだしを置いでいごうとするおまえ゛らがわるいんだよ。コムビタンで、死ぬまでわだしど暮らすんだ…っ




一緒に暮らす相手、全員無我ゾンビでいいのかよ…orz
でも、やっぱ置いてかれるのは嫌だよな。



コムイ「ケッ、ケイト・ブロリー!」


突然、大勢の名前を言い始めるコムイ。


コムイ「ファニー・ルルー、オリヴエ・ヴィランク、オットマール・ダッハ、セレスティン・ドゥクレ、エルンスト・コーネン、デルフィーヌ・ポゥム、シン・ポール、リーゼ・ローレンツ、アメデオ・キア、アドルフ・エンデ、エステール・イメルダ、ゾエ・シンシア、ゼフィール・プチ、シメオン・ド・ヴィルパン、マリエ・ルイース、ジャイヤ・ニコラ、アヴァ・ブラウン…」


その数、60名以上。


リナリー「……っ、おまえ…


噛み付こうとするクロウリーを制し、コムイをかばうリナリー(少女の霊)。


コムイ「自分の名前を忘れたって言ったよね」


ルベリエ家の被験者の記録は、コムイでもまだ全てを見ることはできていない。だが、それ以外の本部で行われた実験の記録は全て覚えているという。


コムイ「キミがルベリエ家の子でなければ、今挙げた中にキミの名前があるはずだ。それとも…、全員が集まってキミなのかな…?」
リナリー「な、まえ…、百年…、ぜんぶを…?
コムイ「キミ達を置いていくつもりなんてないさ。キミ達だけじゃない。この十字架の下に犠牲になったもの全部、ボクが室長としてずっと背負ってくつもりだ。それだけしかできないけど、それだけはできる」




コムイにはブックマンの素質があるかも知れない。(え

…何か、名前カブってるのが1人いるような気がしますが。
同姓同名か。それとも継承(クロウリーみたいな)か。
はたまた単なるミスか。(それだけはナシの方向で…)
(追記:本誌のほうはもう捨てちゃったんで確認できないけど、単行本ではパッと見ダブりはなさそうです。修正されたのかな? それかそもそも気のせいだったりしてw)

連ねた名前の中に、彼女の名前はあったんだろうか。
彼女の反応を見る限り、あったのかもしれない。
もしくは、コムイが言ったように「全員集まってキミ」なのかも知れない。

コムイが室長になってから、「使徒をつくる実験」は行われていない。
だけど室長という地位につくからには、教団の闇に無関係でいる訳にはいかない。だから、過去百年の記録を全て読んだのだろう。何度も、何度も。


…そういやぁ、任務で死んだ団員達は祭られてるけど、実験で死んだ人たちはどうなってるんだろう?どっか、ごく一部の人しか知らんような場所に墓碑があったりするのかな…
実験のこと自体を隠してる以上、他の団員達と一緒に祭るわけにもいかんだろうし…。あ、任務で死亡したってことにしてるのかな?うーむ。

実験の存在を知ってる人間がどれくらいいるのかも気になる…ルベリエ、コムイ、ヘブラスカ、ラビ、ブックマン…。大元帥も知ってそうだし、元帥や支部長達も知ってるかな?あとリナリーは目撃してるし、それをリナリーから聞いたアレンも…。あ、襲撃事件の時に扉越しにリナリーが言ってたから、婦長達も知ったか。それと、リーバーにロブ。
他は…知らないだろうな。まぁ、さすがに公表はできんか…中央が怒りそうだし、ルベリエ家の複雑な事情もあるし…。



コムイ「だから」


リナリー(少女の霊)の方に向き直るコムイ。


コムイ「こんな化けて出なくたって、忘れたりしないよ」
リナリー「ほ…、ほんどか…?」



コムイに縋り、涙を零しながら問うリナリー。


コムイ「うん」
リナリー「ほんどだな…?」
コムイ「うん」(わーリナリー可愛いなぁ)




おいっ!せっかくいいこと言ったとこなのに;
まぁホントに可愛かったからいいか。(え;

やっぱり、自分のことを誰か1人でも忘れないでいてくれるってのは彼女にとって大きいんだよな。
教団で散々酷い目にあって死んだのに、コムイが室長になって以降に入った団員は、誰もそんな実験のことは知らない。おまけに皆が引っ越してしまうとなれば、実験のこともその被験者のことも、城と共に皆忘れられてしまう。

…全て、無かったことのように。

だけど、覚えていた人がいた。忘れないと、言ってくれた。

嬉しかったんだろうなぁ…。



だがその時、置いてけぼりを食らってイライラが頂点に達したゾンビクロウリーが襲い掛かってくる。


リナリー「で、でももう手遅れだっ」
コムイ「大丈夫、そろそろだよ」



その時、上からコムリン(胴体)が急降下し、クロウリーの首に何かを注射する。正気に戻るクロウリー。


EX「ワクチン注射完了」
クロウリー「はれ、私は一体…?」
リナリー「へっ?」



コムリン(頭部)がクロウリーに噛み付いたとき、実は血液を採取していた。その後コムイと少女が話をしている間に、ワクチンを作っていたらしい。


クロウリー「そうだ私は何やら少女に変な薬を飲まされて…、それからええと…え?」


ワクチンを手に入れたことで勢い付くコムイとコムリン。


コムイ「いっけぇーEX!!」
EX「サーー!!!」


が。
直後神狂いの一撃を食らい、コムリンは無残に散ってしまった…。


コムイ「コムリンEXぅぅ──っ
リナリー「おまえ゛っで、すごいのかすごくないのかわがらない…」




クロちゃーーん!!久しぶり!
あぁホッとするよクロちゃん!
て、ギャグ編の一番最初に出てきたけどね正気クロちゃん。
あれ、そういや空腹は大丈夫ですかクロちゃん。

で、クロちゃんの血を採取したのってコムリン頭部だったはずだが…いつの間に胴体の手に?(笑)

そしてあっさり散るコムリン…(T∀T)ノ~サラバ



クロウリー「ア…、アレン! (ちっちゃいけど)ラビ!」


一方、事の次第を知らないクロウリーは、馴染みの顔を見つけてゾンビの群れに走っていってしまう。


クロウリー「アレンーーー!!ラビーーー!!」
コムイ「わっバカッ、クロウリー行っちゃだめ!



コムイが慌てて止めるが既に遅く、ゾンビ化したアレンとラビに抱き付いて再会を喜ぶクロウリー。


クロウリー「無事だったか! よかったである!! よか…っ」ガブッ

コムイ「ああぁああーーーっ!!



再びゾンビ化するクロウリー。



クロちゃーーーん!!!
哀れすぎる(ノД`)゜。
・ノア(ジャスデビ)と戦って半死半生
・意識不明のまま、初めての教団本部へ
・意識不明のまま襲撃事件
・意識不明のまま引越し決定
・目が覚めたら縛られてて傷だらけ
・しかも外は雷雨で目の前に幽霊
・おまけに変な薬飲まされる
・首に思いっきり注射器ブッ刺される
・正気に戻ってやっと仲間と再会
・…と思ったらその仲間にガブリ

けど明らかに様子変なんだから気づけよwww

あぁでも哀れすぎる(ノД`)゜。

(追記:そういや、免疫はできないのか…?)



そしてついにコムイはリーバーに、リナリー(少女の霊)は神田に噛み付かれてしまう。


コムイ「ぐ…っ、これまで…か


薄れ行く意識の中、コムイに囁くリナリー(少女の霊)。


リナリー「室…長…、おまえ゛の…さっぎの言葉…、うれじがっだ…。ありが…、と…



とうとう、黒の教団本部は完全にゾンビの城と化してしまった。

ちなみにその後、運悪く引越しの手伝いに訪れたバクが苦労の末ワクチンを作ったとのこと…。




マジですかwwww
死者は出てないとはいえ、襲撃事件より規模がデカいぞ。全滅っておいww

シリアスに考えりゃコムイの進退も絡む責任問題だけど…
あほらし過ぎて糾弾する気も失せそうだw
まぁ当分の間始末書や未消化の書類の山に埋もれることにはなるだろうけどね、当然。

しかし、タイトルが最終ページで来るとは…(笑)
このページ描くの楽しかっただろうなw

とりあえず、この惨状を目撃したバクの行動を想像してみる。
・方舟のゲートから颯爽と現れる「手伝いに来てやったぞ!」
・ゾンビ発見「!!!!??」
・一応持ってきていた結界装置(襲撃事件の教訓。)でとりあえず防御
・ティムor他の何がしかの手段で事の顛末を知る
・何とかゾンビをまいて一旦支部に戻り、応援を呼ぶ
・結界装置を駆使してゾンビ捕獲
 知人ゾンビを見つけた時はショックを受けるに違いない
 リナリーとかコムイとかリナリーとかアレンとかリナリーとかw
・コムリンEXの残骸や捕獲したゾンビの血液などからワクチン作成
・治療

…かな?

そういや、バクが来た時ってアレン達が科学班の薬被った時からどれくらい経ってたんだろう…。アレンやリナリー、ブックマンは元に戻ってても大丈夫だけど、もし小児化してる神田とラビがゾンビのまま元に戻ったら…………ブックマンに借りてる服は一体どうなるのか。…もし破けてたら悲惨なことに(汗) ブックマンの服って基本的にゆったりした作りになってるみたいだから、ちょっときつくなる程度で済むかもしれないけど。

てかティムもゾンビの群れの中にいたけど、ティムってゴーレムだから感染はしないよね…?食事ごっこみたいに、アレンの真似してるだけなんかな?
あと、方舟のゲートからゾンビが出てってたらそれこそ惨劇の幕開けだよな…ガクブル



まぁ、6話にわたる今回のギャグ編(シリアスもあったけど)も、やっと完結したようです。次回からどんな展開が待っているのか…。
ヴァチカンがついに出てくるのか、また伯爵側に戻るのか、それとも、中断されていた引越しを再開するのか。
あの幽霊も、はっきり成仏する描写があったわけじゃないからまた出てくるかも。

てか人気投票の結果まだかな。

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3 コメント

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はじめまして~ (きら)
2008-07-03 01:24:53
こんにちは、はじめましてvvv
きらです。よろしくお願いします~
 
やっと壊滅編終わりましたねぇ~
長かったぁー
早く本筋の方が読みたいです♪
月曜日が早く来てほしい~>▽<♪♪
キャメ嬢が出てきてほしいなぁ~vvv

それにしてもコムリン・・・
アレンくんにはぢけた赤い実ゎどうしたんだぁー
もうすっかり忘れちゃったみたいですね(わら




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はじめまして~ (ジュウ)
2008-07-03 18:06:41
きらさん、はじめまして!

6話、長かったですねw
Dグレは普段がダークな分、息抜きギャグが入るのはよかったんですが…いかんせん“カラー”が違い過ぎた(笑)

次の展開、私も楽しみです♪
返信する
こんにちは (きら)
2008-07-05 15:22:27
こんにちは
そうですねー
きっと次からつらい展開になって行くんでしょうね。

それにしてもマナの後姿は見れば見るほど
伯爵(人間ver)にそっくりですよね。
顔もマナといっしょだったりして・・・
そんで人間伯爵に会ったときにアレたんが超絶驚いて『マナ?!』みたいな*´▽`vv
マナはアレたんの心の支えだろうから伯爵たちも
そこらへん突いてくるんじゃないかなぁーと思うんだけどなぁ~・・・
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