恋しい海外生活。

ベルギー生活を振り返りつつ
新たな楽しみを探しながら、ぼちぼちやっていきます。

切なる思い。

2009-07-27 | Weblog
京都から戻ってきた翌日、19日のこと。

窓から見えている隣のビルの壁の色が、赤い。
夕焼けか!?と出てみたら





うお!
ベルギーで見た夕焼けのような、幻想的な空!
街並みは全然違うけど。





3月末から住み始めたこの場所は
車の騒音がハンパじゃなくて
実は、ちょっと好きになれそうにないところ。
四六時中車の音。
朝も6時過ぎに、ブーブー車が走っている音で目が覚める。
この季節は、窓を開けているからだけど。

京都に帰ってた間の、束の間の騒音のない静かな生活。
聞こえるのは、カエルの声。
ゲコゲコ、ゲコゲコ聞こえる中で、眠りにつく。
うるさいなーと思うけど、不快に感じた事はない。





静かなところで、暮らしたい。

暮れゆく宵山。

2009-07-25 | Weblog
17時の四条通。
いつも車と人で賑わう、京都の大通りのひとつ。
そこに突然、タイムマシンに乗って現れたかのように鉾がにょきにょき。
手前が月鉾、奥が函谷鉾(かんこぼこ)。




四条新町を北へ。
放下鉾の近くで、ぐったりしていたわんこ。




さらに北へ行くと祇園囃子の音が。南観音山だ。
祇園囃子は「コンチキチン」と表されますが
私の耳は、笛の「ピ~ラリ~ラリ」の方がよく聞こえる。




さらに上がると、宵山~巡行の期間大バーゲンをしている「くろちく」さんが。
和雑貨などのお店で、東京にも出店しています。
よく見るのは「文化足袋」靴下かな。
店舗は、細部までこだわり現代に蘇った京町屋。




涼しい店内でひとしきり物色したあと、外に出ると
おお!日が傾き、ちょうちんが灯り始めている!
お祭りムード、あがってきたー!




どんどん人が増えてくる。
四条通へ戻らねば!
19時を回ったこの時間、すでに蛸薬師~四条間の新町通りは北向き一方通行に規制されていた。

迂回中「かまきり山」に遭遇。正しくは「蟷螂山」(とうろうやま)。
巡行時、かまきりさんの羽やかまが動くらしい。必見。




四条通は、これぞ宵山という混雑振り。
高い人山が見えると思ったら、この状態。
わおー。
もし、カメラマンが落ちたとか、通行人がこけたとかいうことになったら、脚立禁止になるだろうね。
負けずにわたしは、脚立の真ん前に立って撮影。
じゃまに、なんないでしょ。そんな高いとこから撮ってんだからっ。




反対方向から撮った月鉾。空の色がキレイだったから、こちらを採用。




こんなに涼しい宵山は始めてだった、気がする。
比べられるほど、来たことがあるわけではないけれど。





この日の人出、46万人。昨年の宵山よりも、8万人減。
だそうです。
ガンバレ!宵山!

宵山の楽しみ方。

2009-07-24 | Weblog
宵山は、夜店の屋台を目的に楽しむ人がたくさん。

これ、初めて見た「きゅうり一本漬け」の屋台。
ナント色どりのよい、素晴らしく涼しげなディスプレイ。
思わず「写真撮ってもいいですか!?」と聞いたら快諾。
なめるように何枚も何枚も撮って、最後にトマトを買って行こうと思ったら
「好きなの持っていき。内緒やで。」
うひ♪
なので、トマトよりも高いきゅうりにした。


嫁さん募集中だそうです


各山鉾町では、ちまきやてぬぐい、扇子、絵葉書などを売っている。
ちなみにこの祇園祭りのちまきは、食べるものではありません。
玄関などに吊るして、翌年新しいちまきと取り替えるまで、疫病災難除けとして飾っておきます。



歴史ある古い建物を眺めつつ歩くのも、宵山の楽しみ方のひとつ。
この期間、旧家や老舗が屏風や掛け軸など、代々伝わる秘蔵の品を公開しています。








いわゆる「京町屋」にも、潜入。
うなぎの寝床といわれる細長い作りの京の町屋。
奥には涼しげなお庭に、水琴窟まで!
すごいわ~と思ったら、どうも町屋を紹介する施設だったようです(笑)
京都の町屋を体験したい方、是非どうぞ!

おくどさん
水琴窟



完全にわたし、おのぼりさんです。

まだつづく・・・

宵山。

2009-07-21 | Weblog
2年ぶりの祇園祭。
宵山(16日)に昼間っから繰り出す。

ワタシにとって祇園祭といえば、夜の宵山、しかも四条通りだった。
2年前に、初めて昼間の宵山に来てみた時に
北は姉小路通りあたりから
南は松原通りあたりまで
西は油小路通りから
東は東洞院通りまで山鉾町が存在し
細い京都の路地に、大きな山鉾が建てられ(ミニチュアでご覧のとおり)
しかも中には登れる山鉾もあるということを知った。
ご神体や見送りなどは、屋内に祀られ飾られており
巡行時に遠くからしか見ることの出来ないものが、目白押しである。

なので、空いている昼間に来るのが、良い。
絶対に。(でも、暑さは半端ないのでご注意を。)





ぱらぱらと、小雨が降る不安定なお天気。
日差しがない分、過ごしやすいのはありがたいが
提灯や山鉾に、雨避けのビニールがかかっているものが多かった。





ヴェネチアがモチーフになっている見送りを飾るのは、岩戸山。
1000年以上の歴史を誇る日本の祭りに、ヴェネチア・・・?と驚きつつ
初の山鉾登り!





動く美術館といわれる山鉾を飾る前掛や見送に
「16世紀のベルギー製・重要文化財」というものもあるという。
がびーん。
写真はありません。
計画性なしに、歩いてしまった・・・
来年は、ちゃんとベルギー製を飾っている山鉾の場所をチェックして見て回りたいと思います。


つづく・・・


突然、思い立って

2009-07-21 | Weblog
14日、京都に帰ってきた。

思い立つまですっかり忘れていたが、7月は祇園祭。
14日の宵々々山から、17日の山鉾巡行を中心に
7月いっぱい、1ヶ月間にわたり行事が行われる。
こりゃいい時期に帰ってきたぞ♪

降り立った駅は、祇園祭モード一色。

山鉾のミニチュアを発見!
京都の碁盤の目の通りに、32の山鉾が配置されているジオラマ(?)!





ボストンバックの中の、カメラバックの中から、カメラをごそごそ取り出し撮影。
あまりにもだ~れも撮っていないので、目立つ事この上ない。
しかも、どう見ても、京都人とは思われまい。





シャイなわたくし、なんだか恥ずかしくなってきて・・・
全てピンボケ。

下の写真、真ん中に写っているのは、船鉾。↓
船の形をしている、珍しい鉾です。




しばらくすると人が集まってきて、携帯やコンパクトデジカメで撮影しだした。
宣伝マンになった気分。




一番手前に写っているのが、長刀鉾。 ↑
毎年「くじ取らず」として必ず巡行の先頭を行く。
現在では、唯一お稚児さんが乗る鉾であり、彼の「しめ縄切り」で巡行が始まります。
お稚児さんに選ばれるというのは、大変名誉なことだろうなぁと思われる。
京都市内といっても、北の方に住んでいる私には
そのような名誉な人との出会いは全くなかった。


おのぼりさんついでに、京都のシンボル「京都タワー」をぱちり。





みなさん、是非京都へ、おいでやす~

蓮。

2009-07-09 | Weblog
電車の窓から見えた蓮池。
住宅街の中に、それは突然存在した。

早い時間に行かないと、閉じてしまうんだよね?と思いつつ
昨日、私の中ではめいっぱい早い、10時過ぎに出動。
チャリを飛ばす。

風がびゅーびゅー吹く中、先客がいた。
「なかなかキレイなのがないねぇ」と声をかけられた。

確かに、もう終わりなんだな、という感じだったけど・・・






まだまだ十分、キレイだった。







散りゆく姿も、また、美し。






撮り始めてからわずか5分、あ・雨が~~!!
30分待っても止まず、後ろ髪ぐいぐいひかれつつ、退散したのであった。

珍しいことをすると、雨が降るってな・・・

朝顔市。

2009-07-08 | Weblog
7月6・7・8日の3日間開かれた朝顔市。
昨日、午後出かけたついでに、行ってみた。
初めてなので、どこなのかよくわからない。
駅からは、人の流れについて行った。





あ、あまりの人の混雑に、唖然。
人は、そんなに多くないのかもしれないが
歩道に沿ってお店が開かれているので、通路が極端に狭く、人口密度が・・・!
お店の人、お客さん、通行人、おまわりさん、宅急便屋さん(一つのお店に必ず一人いた。)
そして、えらく目に付いたのがカメラ小僧、もとい、カメラおじさん・おばさん。(ワタシを含め。)






お兄さんやお姉さんが威勢良く売る姿は、是非カメラに収めたかったが
さすがに声は掛けれない。
買えばいいかな、と思うのだが、一鉢2000円!オドロイタ~
しかし、朝顔が咲いている鉢はほとんどなかった。
あ、朝に咲くからか!






お寺の境内では、朝顔にちなんだグッズなども販売していた。
お守りがとっても可愛かったが、がまんがまん。(バーゲン中だから!)
おみくじが、ざくろの木に結ばれてた・・・






車道を挟んだ反対側の歩道には、食べ物の露店が並んでいた。
「トルネードポテト」なるものを発見。





おもしろおいしそうだけど、食べにくそう・・・

あじさい in 鎌倉。

2009-07-01 | Weblog
先週末、あじさいで有名な鎌倉のお寺巡りへ、電車でGO!






梅雨の合間の貴重な晴れの日。
しかも、きっとこの週末がきれいなアジサイを見る最後のチャンス。
予想通り、観光客でいっぱい。

行列になるかもしれない、アジサイとお昼ご飯。
どっちを先にとるか。
と、考える余地もなく腹ごしらえを先に(笑)
通りがかりに見つけた、「ぬふ・いち」という一軒家のお店。
「鎌倉野菜のスープカレー」というメニューに惹かれ即決。





かわいいお庭を通って
普通のお宅の玄関から、靴を脱いでお邪魔する。
2階へ通されると、これまた普通の畳のお部屋。
かわいいミニ盆栽が、おしゃれ。
こういう、おうちレストラン(お食事処?)っていいなぁ。





先客もみんな、鎌倉野菜のスープカレー。
あれが来るんだ♪とワクワクしつつ
鎌倉ビールを飲みながら、待つ。
キター!





野菜は、このまま食べた方が美味い!
お好きな食べ方でどうぞ、とのこと。
1300円なり。おすすめです。北鎌倉に来た際はぜひ。


さて、あじさい、あじさい。
まずは、あじさい寺と呼ばれる「名月院」をめざす。





道中もあじさいがあちらこちらに。
それ以上に人がいっぱい。
さて、到着。





拝観料500円を払って中へ。





見渡す限りのあじさい・アジサイ・紫陽花!!





引きの写真は、上手く撮れなかった。
見渡す限り感をお伝えできないのが、残念。(非力・・・)










あじさいだけじゃなく、こんな風景にも出会えます。





ワタシはやっぱり、ガクアジサイが好きだな。






鎌倉駅に移動、江ノ電に乗り換える・・・が
なんだこりゃー紅葉の京都かよ!と言いたくなるほどの人出。
(お寺に行ったので、頭がちょっと京都モードになっている)
わかりやすく言うと、ラッシュアワーの山手線。
こんなに混むとは、知らなかった・・・

そして、次なる目的地「長谷寺」で、このありさま。





お寺に入るのに並ぶってどうなのよ!?この時、14時前。
間髪入れずに引き返す。
「せめて、大仏行っとく?」と聞かれたけど「行かな~い!」
お寺巡りは終了~
甘いモノに目的地変更~♪






お寺は一つしか行けなかったけど
この後、江ノ島まで行って海を見て帰った。

これくらい、のんびりな方がいいでしょ。