こんにちは
12月もあっと言うまに終わりそうですが、年賀状の準備は進んでいますか?私は、個人的な年賀状は妻がやってくれていますが、会社の年賀状はまだ何もしていない状態です
寒い時期になると当社工場では、丸太の皮むきが始まります。

肌のきれいな磨き丸太をつくるには、11月ごろから3月ごろまでに伐採した木を、葉枯らし乾燥させずに、すぐに工場に運び水圧機でスパートピーリングを行うことで、光沢のあるきれいな丸太をつくることができます
「なんでこの時期なん?夏とかやったらあかんの?」と聞かれることが多いのですが、夏とかでは無理で、11月~3月の寒い時期で特に今から2月ぐらいまでは、量産体制に入ります。
皮をむいてからも、自然乾燥をさせる必要がありますので、家の材料として使わせていただくまでには、最低でも半年以上の期間陰干ししたものを使用しています。
で、なんでこの時期が良いかと言いますと、それは木の成長過程と大きな関わりがあります
木の年輪はこのようにバウムクーヘンのようになっています
もっと近寄って見てみると

こんな感じになっているのを、皆さんも見た事があるのでは?
年輪の太い線が「夏目」で夏に成長した部分でサクサクしています。
細い線は「冬目」と言いまして、冬に成長した部分で硬めです。
この冬目の硬い肌が外側にできる時期に皮をむくことで、きれいな磨き丸太が出来るのですが、これを夏とかにやってしまうと、やわらかい夏目は水圧機の圧力に負けて、バリバリ肌になってしまうのです
お客様の家の材料として使われるまでには、相当な時間がかかりますが、榎本林業オリジナルのひとつということで紹介させていただきました
当社H.P
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