25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

若い世代

2018年01月30日 | 日記
 相撲も終った。栃ノ心には勝てる型ができていた。すぐに左上手をとる。あるいは突いて出て機をみて左上手をとる。これが必勝パターンである。それに重心の取り方がうまくできているいは膝が思うように曲げられるのだろう。重心低かった。
 この相撲を取れば、来場所も優勝するにちがいない。相撲は完全な横綱相撲である。
 当然、簡単に左上手を取らせないように対戦相手はしてくるだろう。
 相撲を知らないで入門した栃ノ心は入幕のころ、力だけで相撲をとっていた。技という技もなかった。柔道着と締め込みとではずいぶんと違ったことだろう。幕下に落ちてから復帰してくると、だんだんと彼のとる相撲は相撲らしくなってきた。今は誰にも負ける気がしないのではないか。来場所が楽しみである。怪我だけがおそろしい。
 次々と若い力士がでてきた。十両では、水戸龍、貴源治。幕内では新入幕の阿炎、竜電。三場所めの朝乃山。小結から落ちる貴景勝と阿武咲。
 楽しみである。
 白鵬は暴行事件後、墜落してしまった。貴ノ岩の復帰、活躍も期待している。

 話を変えて、十代の若者についてである。卓球が十代が群を抜くようになった。フィギアでも突然のように十七歳の坂本花織が現れた。将棋界でも藤井聡太が話題になっている。もっとも身体や脳が働く頃なのだろう。共通するのは幼い頃から練習を始めるということもあるが、「憧れる先輩」がいることも重要である。野球界では長嶋や王なのだろう。卓球界では「愛ちゃん」なのだろう。藤井には羽生善治なのだろう。こういう人物が人気を集めると後に続く者が現れる。
 彼らはひたすら向上に励んでいるが、貴乃花が若い頃マスコミにいいようにされたことがある。出る釘を打つ、というのが「妬みや嫉妬.噂好きの人間のある脳のホルモンの働きでもある。十代の若者にはそのホルモンが向かわないから、清々しい姿をマスコミは伝える。


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