25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

財政難

2015年09月29日 | 社会・経済・政治

  こんなに財政難の国が、今年も借金をし、おそらくは来年も借金し、と一向に借金は減らず、増えるばかりだというのに、オリンピックをするなどというのはどういう神経をしているのだろう、とふと思う。一体、貯金額より、借金額が越えてしまうとどうなるのか。貯金があるから、銀行も、日銀も国債を引き受けるのある。貯金は個人のものである。それが担保のようになっている。考えられない。自分の金だったら、節約意識も湧くだろうに、国民の税金となると、桁違いにお金を使う。かといって、国民生活金融機関からお金を借りると、あるいは税務署も、「税金」だからと容赦なく取り立てる。

 あと、10年もすればこの財政問題はほとんどの人に表面化してくる。芥川賞をとって、賞金を何につかったか、という問いにその作家は「ドル貯金しました」と言っていた。この作家には読めているのだろう。藤巻健史もドル貯金していると言っていた。

円が紙くずとなるのに、あと何年だろう。 いつまで政府は借金を続けるのだろう。 僕の孫が20歳ぐらいの時か、僕がまだ生きている時か、未來が見えて来ない。ある程度の未來が見えないと、不安がたまってくる。不安は犯罪を生むし、病気を作る。

 なんとも、選挙民向けのアベノミクス第2ステージなどと、威勢のいいことをいうものだなあ、と思う。借金をいかに作らないか、提案してくれた方がよい。それだったら、国民も数年は我慢するのではないか。税収と借金が半々の予算案でいくら無駄にお金が消えていくことだろう。例えば宮城の高い堤防など、だれのために工事をしているのだろう。津波は逃げるが勝ちなのだ。堤防を作ることが勝ちではない。  

 ああまた不平が出た。

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