25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

つまらぬ評論家

2015年09月26日 | 社会・経済・政治

 今日は週刊誌をまとめ読みした。「文春」「新潮」「現代」「ポスト」「フライデー」なおである。

 早速というか、案の定というか、  SEALDsで名を上げた奥田という学生の親は反天皇主義者で、と冷やかしているのもあるし、朝日新聞に就職が内定しているとか、本人は産経新聞に入りたい、とかいった記事が載っている。

    立花隆というのは甚だ迷惑な評論家だと以前から思っているが、神戸の元A少年の病気は治っていないのではないか、と書いていた。

  元少年Aは今や青年男子で、脂肪のない、白い肌をして筋肉が盛り上がった体になっている。  その彼が僕らには発想も及ばない自画像ともいうべき写真を公開している。芸術作品とも言えそうな写真、例えば仰向けになって腹筋で頭を上げるような格好で、両手は巨根を掴んでいる。頭と顔には兜のようなものを被っている。そのデザインも彼が自ら製作したにちがいない。

  芸術とは根本の発祥から言えば自己慰安であり、自己の発露である。

  こういうホームページを作ったからと言って立花は言うべきではない。あなただって病気かもしれない。

太宰治も心中事件を起こし、二人の女性を死なせている。最初の一人は殺人と言ってもよいと思う。  

 別に元少年を援護するわけでもないが、僕だったら芸術を志していそうな彼には、あれこれ言うべきことはないと思う。なぜ、病気は治っていない、と言うのかぼくにはわからず、立花隆の文からも紐解けなかった。自分の日記みたいな文で、監視社会を代表するようなことを言うなよ、と言いたい。



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