25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

貴乃花、山尾志桜里、三島由紀夫

2018年11月26日 | 文学 思想
 貴景勝の優勝は嬉しかったが、元親方貴乃花のメッセージはひどかった。これじゃあ、新興宗教のなにものでもない狭さを感じる。深さを感じない。彼は黙っているべきであった。
 徹底して差さない取り口だった。突くということをこれほど絶妙にやれたのはこの力士が初めてではないか。ぼくには記憶がない。
 突いても、相手の様子を見た。この慎重さに感心した。阿武咲はこの点、突進し過ぎる。

 テレビでまたこの頃報道されている山尾志桜里衆議院議員はエリートであり、オンナであった。週刊誌記者から、エリートとオンナの間を突っ込まれた。すると答え方はどうしようもなくあたふたとしていた。人が何かを支持するというのは思想だけではなく、振る舞い方重要であること世に知らしめた。

 三島由紀夫の自殺も、要は思想ではない。生い立ちである。乳児期の頃の
母と子の関係ほど重たいことがあろうか。彼の腹切り自殺に何か意味あることがあろうか。もう戻れないところまで我々は進んでしまっている。

 今日の尾鷲でとれた鯵は旨かった。30センチほどあったのではないか。鯵という魚は焼いても、生でも旨い。脂がほどよく、コリコリと旨かった。ぼくは生姜で食べた。

 


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